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SUP.8 構成管理

ドキュメント内 Automotive SPICE PAM v3.0 JP (ページ 85-88)

4. プロセス参照モデルおよびプロセス実施指標(レベル11)

4.5. 支援プロセス群 (SUP)

4.5.5. SUP.8 構成管理

プロセスID SUP.8

プロセス名 構成管理

プロセス目的 構成管理プロセスの目的は、プロセスまたはプロジェクトのすべての作業成果物の完 整性を確立し、維持し、影響を受ける関係者で利用可能にすることである。

プロセス成果 このプロセスを適切に実装した場合の成果は、以下のとおりである。

1) 構成管理戦略が策定されている。

2) プロセスまたはプロジェクトによって作成されたすべての構成品目が、構成管理戦 略に従って識別され、定義され、ベースライン化されている。

3) 構成品目の修正およびリリースが制御されている。

4) 修正およびリリースが影響を受ける関係者で利用可能とされている。

5) 構成品目および修正のステータスが記録され、報告されている。

6) ベースラインの完全性および一貫性が確保されている。

7) 構成品目の保管が制御されている。

基本プラクティス SUP.8.BP1: 構成管理戦略の策定 以下を含めた構成管理戦略を策定する。

 責任およびリソース

 ツールおよびリポジトリ

 構成品目の識別および構成品目の基準

 命名規則

 アクセス権

 以下を含む構成品目およびベースラインの履歴基準 - 必須/任意のベースライン

- 命名規則

 マージおよびブランチ手法、マージ手法、およびベースラインの戦略 - 構成品目のビルドを実施するため改訂履歴の手法記載方法

- それらのリリース/承認手順

[成果1]

備考 1: 一般的に構成管理戦略は、各種キャリブレーションパラメーターアプリケーションパラ メーターのセットまたは他の要因によってもたらされる製品/ソフトウェアのバリアントの取り扱 いに役立つ。

備考 2: ブランチ管理戦略は、ブランチが認められる事例、許可の必要性の有無、ブランチ に対するマージ方法、および全変更が一貫して統合され、他の変更または元となるソフト ウェアが破損していないことを検証するために必要な活動について明記する。

SUP.8.BP2: 構成品目の識別 構成管理戦略に従って構成品目を識別し、文書

化する。[成果 2]

備考 23: 一般的に構成制御は、顧客へ納入する成果物、指定された内部作業成果 物、取得成果物、ツール、ならびにこれらの作業成果物の作成および記述時に使用する 他の構成品目に対して適用する。

SUP.8.BP3: 構成管理体系の確立 構成管理戦略に従って構成管理体系を確立 する。[成果 1, 2, 3, 4, 6, 7]

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SUP.8.BP4: ブランチ管理戦略の確立 構成管理戦略に従って、同一のベースを使 用する並行開発が適用される時のブランチ管理戦略を策定確立する。[成果 1, 3, 4, 6, 7]

備考 3: ブランチ管理戦略は、ブランチが認められる事例、許可の必要性の有無、ブランチ に対するマージ方法、および全変更が一貫して統合され、他の変更または元となるソフト ウェアが破損していないことを検証するために必要な活動について明記する。

SUP.8.BP5: 修正およびリリースの制御 構成管理戦略に従って、構成品目の制御 の仕組みを確立し、その仕組みを使用して修正およびリリースを制御する。[成果 3, 4, 5]

SUP.8.BP6: ベースラインの確立 構成管理戦略に従って、内部目的のためのベース

ラインおよび外部納入のためのベースラインを確立する。[成果 2]

備考 4: ベースラインについては、SPL.2 製品リリースプロセスも参照のこと。

SUP.8.BP7: 構成ステータスの報告 構成品目のステータスを、プロジェクト管理およ び他の関連するプロセスに役立てるために記録し、報告する。[成果 5]

備考 5: 構成ステータスの定期的な報告は(例:現在いくつの構成品目が、作業中、

チェックイン済、テスト済、リリース済であるか等)、プロジェクト管理活動、およびソフトウェ ア統合のような特定のプロジェクトフェーズに役立つ。

SUP.8.BP8: 構成された品目に関する情報の検証 構成された品目に関する情

報、およびそれらのベースラインが完全であることを検証し、ベースラインの一貫性を確 保する。[成果 6]

備考 6: 一般的な実装には、ベースライン監査および構成管理監査の実施がある。

SUP.8.BP9: 構成品目およびベースラインの保管管理 使用している構成管理体系 の保管、アーカイブ(長期保管)、およびバックアップに対し、適切なスケジュール作 成およびリソース提供を通じて、構成品目およびベースラインの完整性および利用可 能性を保証する。[成果 4, 5, 6, 7]

備考 7: バックアップ、保管、およびアーカイブは、利用可能な保管媒体の保証寿命より長 い期間必要な場合がある。影響を受ける関連構成品目には、備考 2 および備考 3 で言 及されているものを含む。利用可能期間は、契約要件に明記されている場合がある。

アウトプット 作業成果物

01-00 構成品目 → [成果2,3,7]

06-02 取り扱いおよび保管ガイド → [成果3,4,5,7]

08-04 構成管理計画書 → [成果1,2,7]

08-14 復旧計画書 → [成果1,7]

13-08 ベースライン → [成果2,3,4,5,6]

13-10 構成管理記録 → [成果2,5,7]

14-01 変更履歴 → [成果3]

16-03 構成管理体系 → [成果1,3,4]

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