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ACQ.11 技術要件

ドキュメント内 Automotive SPICE PAM v3.0 JP (ページ 41-44)

4. プロセス参照モデルおよびプロセス実施指標(レベル11)

4.1. 取得プロセス群 (ACQ)

4.1.3. ACQ.11 技術要件

プロセスID ACQ.11

プロセス名 技術要件

プロセス目的 技術要件プロセスの目的は、取得のための技術要件を確立することである。これに は、製品の展開ライフサイクルを考慮し、技術要件のベースラインを確立するための機 能要件および非機能要件の抽出を含む。

プロセス成果 このプロセスを適切に実装した場合の成果は、以下のとおりである。

1) 技術要件が、ニーズおよび期待事項を満足させるために、環境影響評価、安 全、およびセキュリティの要件(該当する場合)を含めて定義され、作成されて いる。

2) 現在および今後の取得ニーズが収集され、定義されている。

3) 要件および潜在的な解決策が、影響を受けるすべてのグループへ伝達されてい る。

4) 確立されたベースラインに、変更または新規要件を盛り込むための仕組みが確立 されている。

5) 技術要件に対する技術変化の影響を識別および管理するための仕組みが定義 されている。

6) 要件には、環境影響評価、安全、およびセキュリティの標準規格(該当する場 合)を含む関連標準規格との適合性が含まれている。

基本プラクティス ACQ.11.BP1: ニーズの抽出 すべての関連ユーザーグループのニーズを抽出する。[成 果 1]

ACQ.11.BP2: 技術要件の定義 技術要件ならびに潜在的な解決策(該当する

場合)を、関連ユーザーグループのニーズおよび期待事項を満足させるために、環境 影響評価、安全、セキュリティ、性能、および支援の要件を含めて定義し、作成す る。[成果 1]

備考 1: 以下の内容を含む。

 要件の分類、優先順位付け、および表示

 必須要件の表示

 要件の機能領域毎の分類

 組織内で機能要件を記述するために使用している定義したエンドユーザーの種類

ACQ.11.BP3: 取得ニーズの識別 現在および今後の取得ニーズを収集し、定義す

る。[成果 2]

ACQ.11.BP4: 一貫性の保証確保 技術要件と定義した取得ニーズとの間の一貫

性を確保する。[成果 2]

ACQ.11.BP5: 影響を受けるグループの識別 技術要件および潜在的な解決策を 伝達すべきすべてのグループを識別する。[成果 3]

ACQ.11.BP6: 影響を受けるグループへ伝達 技術要件および潜在的な解決策を、

影響を受けるすべてのグループへ伝達する。[成果 3]

備考 2: さらに理解を深めるために、以下の点を挙げる。

 要件はビジネス用語で明示される場合がある。

 シミュレーションおよび仕様探索型プロトタイピング手法が使用される場合がある。

ACQ.11.BP7: 変更の仕組みの確立 確立したベースラインへ変更または新規の技

術要件を盛り込むための仕組みを確立する。[成果 4]

備考3: 変更の仕組みには、ビジネスの重要性に従った技術要件の分析、構造化、および

優先順位付けを含む。

ACQ.11.BP8: 技術変化の影響の追跡 技術要件に対する技術変化の影響を識

別および管理するための仕組みを定義し、その影響結果を技術要件に統合する。

[成果 5]

ACQ.11.BP9: 制約および標準規格の識別 技術要件に適用される制約および標

準規格を識別する(例:オープンシステム標準規格)。[成果 6]

ACQ.11.BP10: 明示された要件の適合性の保証 技術要件に、環境影響評価、

安全、およびセキュリティの標準規格(該当する場合)を含む識別した関連標準規 格との適合性を確実に含める。[成果 6]

アウトプット 作業成果物

08-28 変更管理計画書 → [成果4]

08-51 技術監視計画書 → [成果5]

13-04 情報伝達記録 → [成果3]

13-17 顧客依頼 → [成果1]

13-21 変更制御記録 → [成果2]

13-24 妥当性確認結果 → [成果6]

14-01 変更履歴 → [成果2]

14-02 是正処置登録 → [成果2]

14-50 利害関係者グループ一覧 → [成果1]

17-00 要件仕様書 → [成果6]

17-03 顧客要件 → [成果6]

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