4. プロセス参照モデルおよびプロセス実施指標(レベル11)
4.1. 取得プロセス群 (ACQ)
4.1.5. ACQ.13 プロジェクト要件
プロセスID ACQ.13
プロセス名 プロジェクト要件
プロセス目的 プロジェクト要件プロセスの目的は、取得プロジェクトが適切な計画立案、人員配 置、指揮、体制構築、ならびにプロジェクトのタスクおよび活動の制御を確実に実施 するために、要件を明示することである。
プロセス成果 このプロセスを適切に実装した場合の成果は、以下のとおりである。
1) 一貫性が、財務、技術、契約、およびプロジェクトの要件間で確立されている。
2) プロジェクトの組織、管理、制御、および報告の側面に対する要件が定義されて いる。
Formatiert: BP Header Zchn, Schriftfarbe: Automatisch, Englisch (Vereinigte Staaten)
Formatiert: BP Header Zchn, Schriftfarbe: Automatisch Formatiert: BP Header Zchn, Schriftfarbe: Automatisch, Englisch (Vereinigte Staaten)
Formatiert: BP Header Zchn, Schriftfarbe: Automatisch Formatiert: Abstand Nach: 3 Pt.
Formatiert: BP Header Zchn, Schriftfarbe: Automatisch, Englisch (Vereinigte Staaten)
Formatiert: BP Header Zchn, Schriftfarbe: Automatisch
3) 適切な能力を保有するチーム(例:法務、契約、技術、プロジェクトにおける適 切な能力を保有するリソース)によって、プロジェクトへ適切な要員を配属させる ための要件が、明確な責任および目標と共に定義されている。
4) 影響を受けるすべての関係者間の情報交換に対するニーズが明確にされている。
5) 中間作業成果物の完了および検収、ならびに支払いの実行に対する要件が確 立されている。
6) 潜在的なリスクが識別されている。
7) サプライヤーとのやり取りおよび関係における所有権の要件が確立されている。
8) 顧客およびサプライヤーの製品使用および配布の権利が定義されている。
9) サポートおよび保守要件が確立されている。
基本プラクティス ACQ.13.BP1: 関連するグループの識別 財務、技術、契約、およびプロジェクトの課 題に対する関係当事者/利害関係者および専門家を識別する。[成果 1]
ACQ.13.BP2: 関連するグループへ伝達 財務、技術、契約、およびプロジェクトの要 件仕様について関係者へ伝達する。[成果 1]
ACQ.13.BP3: 組織要件の定義 プロジェクトの組織の側面に対する要件を定義す
る。[成果 2]
備考1: 組織要件とは、プロジェクトの要員構成を指す(例:各レベルにおいて誰が責任 者であるか等)。
ACQ.13.BP4: 管理要件の定義 プロジェクトの管理、制御、および報告の側面に
対する要件を定義する。[成果 2]
備考 2: プロジェクトの管理、制御、および報告の側面に対する要件は、以下の項目であ る。
論理フェーズにおける取得プロセス構築の必要性
第三者の経験およびスキルの使用
WBSの略図
すべての文書は、適切な標準に適合していること、およびサプライヤーと契約によって合 意すべきであること
サプライヤーのプロセス、プロセスインタフェース、および共同プロセスの要件
ACQ.13.BP5: 必要な能力の識別 主要なリソースに対して必要となる能力(例:
法律、契約、技術、およびプロジェクトの能力)を識別する。[成果 3]
ACQ.13.BP6: 責任および目標の定義 チーム要員の責任および目標を定義する。
[成果 3]
ACQ.13.BP7: 情報ニーズの識別 関係者の情報ニーズを識別する。[成果 4]
ACQ.13.BP8: 情報交換の定義 効果的な情報交換方法を検討する。[成果 4]
備考3: 情報交換を支援する手法には、電子的な方法、直接の対話、および頻度に関す
る決定を含む。
ACQ.13.BP9: 中間作業成果物の基準の確立 中間作業成果物の完成および検 収に対する要件を確立する。[成果 5]
ACQ.13.BP10: 支払い要件の確立 支払いの実行に対する要件を確立する。[成
果 5]
備考 4: 例えば、「サプライヤーへの支払いの大部分を、検収テストの合格と結びつける決 定」、「サプライヤーの実施状況を測定、検査し、支払スケジュールと結びつけるための基準 および方法の定義」、または「合意した結果に基づき支払いを実施する決定」が含まれる。
ACQ.13.BP11: リスクの識別 プロジェクトのライフサイクルおよびサプライヤーに関連 するリスクを識別する。[成果 6]
備考 5: 例えば、潜在的なリスク領域には、利害関係者(顧客、ユーザー、およびスポン サー)、製品(不確実性および複雑性)、プロセス(取得、管理、支援、および組 織)、リソース(要員、財務、時間、およびインフラ)、背景(企業背景、プロジェクト背 景、法的背景、および立地) またはサプライヤー(プロセス成熟度、リソース、および経 験)がある。
ACQ.13.BP12: リスクの伝達 識別したすべてのリスクが関係者へ伝達されることを 保証する。[成果 6]
ACQ.13.BP13: 関係における所有権の定義 サプライヤーとのやり取りおよび関係に おける所有権の要件を定義する。[成果 7]
備考 6: 例えば、誰がどのようなやり取りを主導するか、誰が未解決課題一覧を管理する か、誰が管理、技術、および契約問題の連絡先になるか、やり取りの頻度および種類、な らびに誰に関連情報が配布されるのかが含まれる。
ACQ.13.BP14: 使用および配布の権利の定義 顧客およびサプライヤーの製品使
用および配布の権利を定義する。[成果 8]
備考 7: 「返品可能な売買」で試用のためにインストールしたソースコードに対する製品使用 または譲渡の無制限の権利を含む。
ACQ.13.BP15: サポートおよび保守要件の確立 [成果9]
備考 8: 例えば、トレーニング要件、サポートおよび保守を組織内もしくは第三者のどちらで 実施すべきかの決定、またはサービスレベルの合意の確立を含む。
アウトプット 作業成果物
02-00 契約書 → [成果1-9]
13-19 レビュー記録 → [成果1]
13-20 リスク対策依頼 → [成果6]
17-00 要件仕様書 → [成果1-9]