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SQL Server 可用性データベースのプライマリとセカン ダリレプリカへのリストア

状況に応じて、SQL Server 可用性データベースをプライマリレプリカとセカンダリレプリ カの両方にリストアしなければならない場合があります。そのような状況には、次の場合に データベースをリストアすることも含まれます。

ディザスタリカバリの後

データベースの論理的な破損が発生した後

可用性グループのクローンまたはテスト環境へのリストア

過去のある時点へのリストア

このプライマリデータベースのリストアは、セカンダリデータベースのリストアと並列して実 行することをお勧めします。

バックアップ内の任意のシステムデータベースまたはユーザーデータベースをリストアす るには、レプリカ名を使用して参照とリストア操作を個別に実行します。

SQL Server 可用性データベースをプライマリレプリカとセカンダリレプリカにリストアす るには

1 プライマリレプリカのホストにログオンします。

2 SQL Server Management Studio を開いて、次のタスクを実行します。

第 9 章 SQL Server 可用性グループの保護 131 SQL Server 可用性データベースのプライマリとセカンダリレプリカへのリストア

データベースでデータの移動を停止します。

可用性グループからデータベースを削除します。

3 データベースへのすべての接続を閉じます。

4 SQL Server からプライマリデータベースを削除します。

5 NetBackup MS SQL Client で、[ファイル (File)]、[SQL Server の接続のプロパ ティの設定 (Set SQL Server connection properties)]の順に選択します。

6 [インスタンス (Instance)]リストで、可用性グループをホストするインスタンスを選択 します。

7 リストアするバックアップイメージを表示します。最新の完全バックアップイメージとト ランザクションログのバックアップを選択します。

p.129 の 「SQL Server 可用性グループのバックアップイメージの参照」 を参照して ください。

8 次の設定を選択します。

[置換オプションの使用 (Use replace option)]を選択します。

[リカバリ (Recovery)]リストから、[リカバリ済み (Recovered)]を選択します。

9 [リストア (Restore)]をクリックします。

10 リストアが完了したら、[最初のデータの同期をスキップ (Skip initial data

synchronization)]オプションを使用して、データベースを可用性グループに追加し ます。

11 セカンダリレプリカのホストにログオンし、次の手順を完了します。

セカンダリレプリカのデータベースへのすべての接続を閉じます。

SQL Server からセカンダリデータベースを削除します。

12 NetBackup MS SQL Client で、[ファイル (File)]、[SQL Server の接続のプロパ ティの設定 (Set SQL Server connection properties)]の順に選択します。

13 [インスタンス (Instance)]リストで、可用性グループをホストするインスタンスを選択 します。

14 リストアするバックアップイメージを表示します。プライマリレプリカにリストアしたイメー ジと同じセットを選択します。

p.129 の 「SQL Server 可用性グループのバックアップイメージの参照」 を参照して ください。

15 次の設定を選択します。

[リカバリ (Recovery)]リストから、[リカバリされていない (Not recovered)]を選 択します。

第 9 章 SQL Server 可用性グループの保護 132 SQL Server 可用性データベースのプライマリとセカンダリレプリカへのリストア

[置換オプションの使用 (Use replace option)]を選択します。

16 可用性グループのレプリカが異なるデータベースファイルパスを使用する場合、セ カンダリレプリカへのリストアを行うために移動テンプレートを作成する必要がありま す。[スクリプト (Scripting)]リストから[移動テンプレートの作成 (Create a move template)]を選択します。

p.77 の 「SQL Server データベースの移動」 を参照してください。

17 [リストア (Restore)]をクリックします。

18 リストアが完了したら、データベースを可用性グループに接続します。

19 可用性グループの追加レプリカに対して、手順 11 から手順 18 を繰り返します。

可用性グループが複数の NetBackup ドメインにわたる 場合の可用性データベースのリストア

別の NetBackup ドメインにある AG ノードによってバックアップされた可用性グループ データベースをリストアするには、最初に NetBackup で自動イメージレプリケーション (A.I.R.) を構成する必要があります。バックアップが完了して、ターゲットレプリカにレプリ ケートされている必要があります。バックアップがレプリケートされると、その他の可用性グ ループデータベースのリストアの実行と同じ方法でターゲットレプリカでリストアを実行で きます。

メモ: ターゲット可用性グループレプリカへのレプリケーションは、すぐには発生しません。

レプリケーションが発生するまでの時間は、各マスターサーバーの設定によって異なりま す。

p.129 の 「NetBackup ドメインをまたぐ SQL Server 可用性グループの保護」 を参照し てください。

p.130 の 「SQL Server 可用性データベースのセカンダリレプリカへのリストア」 を参照し

てください。

p.131 の 「SQL Server 可用性データベースのプライマリとセカンダリレプリカへのリストア」

を参照してください。

第 9 章 SQL Server 可用性グループの保護 133 可用性グループが複数の NetBackup ドメインにわたる場合の可用性データベースのリストア

クラスタ環境での SQL Server の保護

この章では以下の項目について説明しています。

クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップの設定 (SQL Server イン テリジェントポリシー)

クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップの設定 (SQL Server レガ シーポリシー)

仮想 SQL Server インスタンスのリストアの実行

クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアッ プの設定 (SQL Server インテリジェントポリシー )

この手順では、SQL Server インテリジェントポリシーで SQL Server クラスタインスタンス を保護する方法について説明します。仮想 SQL Server (VIRTUALSERVER) を作成 したら次の手順を実行します。次の手順は、マスターサーバーで実行するか、またはマス ターサーバー用に動作する NetBackup リモートクライアントコンソールで実行する必要 があります。

SQL Server クラスタに複数の NIC を備えている場合は、別の手順に従う必要がありま す。

p.187 の 「複数の NIC が存在する場合に SQL Server クラスタのバックアップを設定す る (SQL Server インテリジェントポリシー)」 を参照してください。

クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップを設定するには (SQL Server インテリジェントポリシー)

1 NetBackup 管理コンソールを開きます。

2 ポリシーを作成します (例: VIRTSQLPOLICY)。

10

3 [属性 (Attributes)]タブで、次のように構成します。

[MS-SQL-Server]のポリシー形式を選択します。

ストレージユニットを指定します。仮想メディアサーバーを使用している場合は、

その仮想メディアサーバーに属するストレージユニットを指定します。

4 [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブで、[インスタンスの 保護 (Protect instances)]を選択します。

p.52 の 「ポリシーへのインスタンスの追加」 を参照してください。

5 保護するインスタンスやデータベースを追加します。

p.52 の 「ポリシーへのインスタンスの追加」 を参照してください。

p.53 の 「ポリシーへのデータベースの追加」 を参照してください。

p.58 の 「インスタンスグループをバックアップポリシーに追加」 を参照してください。

クラスタインスタンスの場合、ホスト名は SQL Server クラスタの仮想名です。

6 その他のポリシー情報を次のように追加します。

スケジュールを追加します。

p.48 の 「スケジュールプロパティについて」 を参照してください。

(省略可能) バックアップする特定のファイルグループまたはファイルを選択しま

す。デフォルトでは、NetBackup はデータベース全体をバックアップします。

p.56 の 「バックアップ対象リストへのファイルグループまたはファイルの追加」 を

参照してください。

(省略可能) 調整パラメータに変更を加えます。

p.59 の 「 SQL Server バックアップの調整パラメータについて 」 を参照してくだ さい。

第 10 章 クラスタ環境での SQL Server の保護 135 クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップの設定 (SQL Server インテリジェントポリシー)

7 SQL Server クラスタの仮想名をクラスタ内の各ノードにマッピングします。

マスターサーバーの[分散アプリケーションリストアマッピング (Distributed Application Restore Mapping)]ホストプロパティで、その他のマッピングを設定します。

p.26 の 「分散アプリケーション、クラスタ、または仮想マシンのリストアマッピングの 設定 」 を参照してください。

8 環境内の SQL Server ホストに[マッピング済みのホスト名 (Mapped Host Names)]

を設定します。

マスターサーバーの[ホスト管理 (Host Management)]で、このプロパティを設定し ます。

p.21 の 「ホスト管理での自動検出されたマッピングの確認」 を参照してください。

クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアッ プの設定 (SQL Server レガシーポリシー)

この手順では、バッチファイルとクライアントを使うレガシーポリシーで SQL Server クラス タインスタンスを保護する方法について説明します。仮想 SQL Server

(VIRTUALSERVER) を作成したら次の手順を実行します。次の手順は、マスターサー バーで実行するか、またはマスターサーバー用に動作する NetBackup リモートクライア ントコンソールで実行する必要があります。

SQL Server クラスタに複数の NIC を備えている場合は、別の手順に従う必要がありま す。

p.188 の 「複数の NIC を備えている場合に SQL Server クラスタのバックアップを設定す る (SQL Server レガシーポリシー)」 を参照してください。

クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップを設定するには

1 NetBackup 管理コンソールを開きます。

2 ポリシーを作成します (例: VIRTSQLPOLICY)。

3 [属性 (Attributes)]タブで、次のように構成します。

[MS-SQL-Server]のポリシー形式を選択します。

ストレージユニットを指定します。仮想メディアサーバーを使用している場合は、

その仮想メディアサーバーに属するストレージユニットを指定します。

4 [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブで、[バッチファイル で使用するクライアント (Clients for use with batch files)]を選択します。

5 [スケジュール (Schedules)]タブで、自動バックアップのスケジュールを追加します。

6 [クライアント (Clients)]タブで、仮想 SQL Server の名前 (VIRTUALSERVER) を 追加します。

第 10 章 クラスタ環境での SQL Server の保護 136 クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップの設定 (SQL Server レガシーポリシー)