[SNMPv3アクセスを有効にします]を選択して、SNMPv3設定を構成します。[プロファイルの追加]を選択して以 下を構成します。
1. [ユーザー名]:SNMPv3では、すべてのGETおよびSET要求とSNMPトラップが、ユーザー名によってユ ーザープロファイルと整合されます。32文字までのASCII文字を使用してユーザー名を入力します。
2. [認証プロトコル]:MD5、SHA-1、またはSHA-2(SHA256またはSHA512)プロトコルを選択します。
NMSでサポートされている場合はSHA-2プロトコルの使用が推奨されます。
3. [認証パスフレーズ]:選択したプロトコル用の認証パスワードを8~32文字のASCII文字で入力します。
4. [プライバシープロトコル]:AES-128, AES-192*, AES-192 Ex†, AES-256* , AES-256 Ex†,またはDESを選 択します。NMSおよびPowerChute JREでサポートされている場合はAES-256プロトコルの使用が推奨さ れます。
5. [プライバシーパスフレーズ]:選択した暗号化プロトコル用のプライバシーパスワードを8~32文字の ASCII文字で入力します。
6. [アクセスタイプ]:
[無効]:SNMP GETおよびSET要求は禁止されます。
[読み取り]:SNMP GET要求のみが許可されます。
[読み書き]:SNMP GETおよびSET要求が許可されます。
既存のSNMPv3ユーザープロファイルを編集するには ボタンをクリックします。SNMPv3ユーザープロファイ ルを削除するには ボタンをクリックします。
[Apply(適用)]をクリックしてSNMPv3の構成を保存します。
一部のネットワーク管理システムは、SNMP経由で通信するためにSNMP Engine IDが必要です。
SNMP Engine ID はPowerChuteユーザーインターフェイスの SNMP 設定ページに表示されます。
MD5プロトコルの使用は推奨されません。
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SNMP トラップの構成
UPS重大イベントや通信消失イベントに対してPowerChuteが生成するSNMPトラップを受信するデバイスを指定 することができます。
トラップレシーバーを構成するには、[トラップレシーバーの追加]を選択して以下を構成します。
1. [有効化]:トラップレシーバーを有効にする場合は選択してください。
2. [NMS IP/ホスト名]:NMSのIPアドレス、ホスト名、またはFQDN(完全修飾ドメイン名)を指定します。
3. [ポート]:NMSが受信トラップを待機するポートを指定します。デフォルトのポート番号は162です。
4. [SNMPv1]:SNMPv1経由でトラップを送信したい場合は選択してください。
o [コミュニティー名]:SNMPv1トラップがこのレシーバーに送信されるときに識別子として使用され
るSNMPv1ユーザープロファイルのコミュニティー名を入力します。
5. [SNMPv3]:SNMPv3経由でトラップを送信したい場合は選択してください。
o [ユーザー名]:SNMPv3トラップがこのレシーバーに送信されるときに識別子として使用されるSN MPv3ユーザープロファイルのユーザー名を入力します。
[SNMPトラップレシーバーテスト]をクリックして、構成したトラップレシーバーにテストトラップを送信
します。トラップレシーバーがテストトラップを受信したことを確認します。
既存のSNMPトラップレシーバーを編集するには ボタンをクリックします。SNMPトラップレシーバー を削除するには ボタンをクリックします。
UPS 重大イベント
PowerChuteは、以下のイベントの発生時に、構成されているトラップレシーバーに対してSNMPトラップを送信
します。
• PowerChuteの重大イベントによってシャットダウンが開始された場合
重大イベント(バッテリー稼働など)が発生してシャットダウンが開始されると、PowerChuteはSNMPト ラップを送信し、イベント名、UPSセットアップ(詳細構成時)、および影響を受ける仮想ホスト(仮想 化サポートが有効である場合)の情報を通知します。
• PowerChuteの重大イベントが解消された場合
[状態の解消時にトラップを送信]オプションが有効である場合、シャットダウンの原因となったPowerChut eの重大イベントが解消されると、PowerChuteは構成されているNMSにSNMPトラップを送信します。
通信消失イベント
PowerChuteは、以下のイベントの発生時に、構成されているトラップレシーバーに対してSNMPトラップを送信
します。
• ネットワーク通信が失われた場合
PowerChuteがUPSのNetwork Management Cardと通信不能になると、構成されているトラップレシーバ ーにトラップが送信されます。
• UPS通信が失われた場合
Network Management CardがUPSと通信不能になると、構成されているトラップレシーバ
ーにトラップが送信されます。
[状態の解消時にトラップを送信]オプションが有効である場合、以下のトラップが送信されます。
SNMP構成
• ネットワーク通信が再び確立された場合
PowerChuteがUPSのNetwork Management Cardと再び通信可能になると、構成されているトラップレシ ーバーにトラップが送信されます。
• UPS通信が再び確立された場合
NMCがUPSと再び通信可能になると、構成されているトラップレシーバーにトラップが送信されます。
その他のイベント
• ソフトウェアアップデート利用可能トラップ
PowerChuteの自動アップデート機能が新しいアップデートが利用可能であることを検出すると、構成され
ているトラップレシーバにトラップが送信されます。
• PowerChuteテストトラップ
トラップレシーバーの構成時に、トラップを正常に受信することを確認するためにテストトラップを送信 できます。「SNMPトラップレシーバーテスト」を参照してください。
PowerChute SNMP Trap OID についての詳細は、SNMP データポイント > PowerChute トラップ を参照してください。
SNMP トラップ通知設定の構成
UPS重大イベントまたは通信消失イベントのトラップを設定するには: 1. [SNMPの設定] > [SNMPトラップ]の順に選択します。
2. [UPS重大イベント]または[通信消失イベント]の隣にある アイコンをクリックします。
3. 重大イベントのトラップを有効にするには[有効化]を選択します。
4. [待機時間]:トラップが送信されるまでのイベント継続時間を指定します。この時間が経過する前にイベン
トが解消すると、トラップは送信されません。
5. [繰り返し間隔]:トラップが再送信されるまでの間隔を秒数で指定します。
6. 以下のいずれかを選択します。
• イベントが解消されるまで指定した繰り返し間隔でトラップを送信し続けたい場合は[状態が解消 されるまで繰り返し]を選択します。
• イベントの発生時にトラップを送信する回数を指定したい場合は[繰り返し]を選択し、繰り返し回 数を入力してください。
7. イベントの解消時に通知を受け取りたい場合は[状態の解消時にトラップを送信]を選択します。
注: PowerChuteサーバーがUPS重大イベントによってシャットダウンされた場合は、NMSにイベント解消
トラップは送信されません。
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SNMP データポイント
SNMPのポーリングと構成に関連したPowerChute構成の詳細を下表に示します。
PowerChute の識別情報
オブジェクト識別子名 アクセス 説明
pcnshostname 読み取り専用 PowerChuteインスタンスのホスト名。
pcnsVersion 読み取り専用 インストールされているPowerChuteのバージョン。
pcnsOS 読み取り専用 PowerChuteがインストールされているOSのバージョン。
pcnsJavaVersion 読み取り専用 PowerChuteが動作しているJavaのバージョン。
PowerChute のネットワーク設定
オブジェクト識別子名 アクセス 説明
pcnsUIProtocol 読み取り専用 PowerChuteのWebユーザーインターフェイスに接続す
るために使用されるインターネットプロトコル。
pcnsHttpPort 読み取り専用 PowerChuteのWebユーザーインターフェイスに接続す
るために使用されるポート。
pcnsHttpsPort 読み取り専用 PowerChuteのWebユーザーインターフェイスにhttps経
由で接続するために使用されるポート。
pcnsNetworkConfig 読み取り専用 TCPネットワークの構成(IPv4またはIPv6)。
pcnsVirtualInstall 読み取り専用 PowerChuteが構成されている仮想化技術。
SNMP構成
PowerChute の Network Management Card 設定
オブジェクト識別子名 アクセス 説明
pcnsMode 読み取り専用 PowerChuteが監視しているUPSの構成。「UPS構成
オプション」参照。
pcnsNMCPort 読み取り専用 すべてのNetwork Management Cardに接続
するために使用するポート。
pcnsNMCProtocol 読み取り専用 すべてのNetwork Management Cardに接続するために
使用するインターネットプロトコル。
NMC詳細は、pcnsNmcTableという名前のSNMPテーブルに格納されます。各テーブルエントリー は以下のとおりです。
pcnsNMCIndex 読み取り専用 PowerChute設定におけるNMCのインデックス。
pcnsNMCAddr 読み取り専用 NMCのIPアドレス。
pcnsNMCOutlet 読み取り専用 PowerChuteが登録されているNMCのコンセントグルー
プ。
PowerChute のシャットダウン設定
オブジェクト識別子名 アクセス 説明
pcnsShutdownCommandFileEnabled* 読み書き
UPS重大イベントの発生時にシャットダウン コマンドファイルが実行されるように設定す るかどうかを指定します。「シャットダウン コマンドファイル」を参照してください。
pcnsShutdownCommandFileDelay* 読み書き
コマンドファイルが実行される前に、ホスト がシャットダウンされるまでに必要な時間の 秒数。この設定は仮想化サポートにのみ適用 されます。
pcnsShutdownCommandFile* 読み書き
実行するコマンドファイルのディスクドライ ブおよびボリューム名を含めたフルパス名。
「シャットダウンコマンドファイル」を参照 してください。
pcnsShutdownCommandFileDuration* 読み書き シャットダウンコマンドファイルを実行する
ために必要な秒数。
正常なシャットダウンの実行後にUPSを停止
46 pcnsRuntimeRemainingThreshold 読み書き
ランタイムの残り時間のしきい値を定義しま す。UPSがバッテリー電力で稼働しており、
UPSのランタイム残り時間がしきい値を下回
ると、PowerChuteはシャットダウンシーケ
ンスを開始します。詳細については、「サー バーシャットダウンの順序付け」を参照して ください。
pcnsRuntimeRemainingCmdFile
Threshold 読み書き
ランタイムの残り時間のしきい値を定義しま す。ランタイムの残り時間がこのしきい値を 下回ると、PowerChuteはコマンドファイル を実行します。
* 注: これらのオブジェクト識別名は高度な UPS セットアップでは使用することが できません。
高度な UPS セットアップ用の同等のオブジェクト識別名については以下を参照してください。
PowerChute イベント
SNMP経由で構成できる構成可能イベントのオブジェクト識別名と、PowerChuteユーザーインターフェイスで表 示されるイベント名を下表に示します。
オブジェクト識別子名 PowerChute UI参照
pcnsPowerFailed UPSオンバッテリ
pcnsPowerRestored 入力電力回復
pcnsOverload UPS過負荷状態
pcnsOverloadSolved UPS過負荷修復
pcnsRunTimExceeded ランタイム超過
pcnsRunTimeWithinRange 使用可能なランタイムが十分
pcnsRunTimeBelowThreshold ランタイム残り時間がしきい値を下回る
pcnsRunTimeAboveThreshold ランタイム残り時間がしきい値を上回る
pcnsBatteryDischarged バッテリ放電
pcnsBatteryChargeInRange バッテリ再充電
pcnsFaultBypassEnabled ハードウェア障害または過負荷により
バイパス
pcnsBypassEnabled 保守バイパス