H24.3.14生れの女児の保護者より、接種過誤に関する問い合わせ
平成25年5月23日に麻しん風しん第1期を接種したが、4週間の間隔が空かない 平成25年6月18日にポリオ3回目を接種した。今のところは体調の変化は見られな いが、「何かあったら連絡をください」と医療機関に言われ、不安になり保健センターへ 問い合わせされた。
医療機関には事実確認を行いました。今後の接種過誤の発生予防策を講じる予定 です。
対象児への予防接種の効果および副反応等、保護者に伝えるべき留意点はどのよ うなことになるか。
ポリオの接種履歴
1回目:H24.10.23 2回目:H25.1.17 3回目:H25.6.18
A47
今回のケースでは、現時点でMRワクチンの副反応が出ていなければ、MR、IPVと もに医学的な効果および副反応においては、通常接種スケジュールと全く変わりない 旨を、保護者にご説明し、安心していただいてください。不活化ポリオ4回目は3回目 接種から12~18ヶ月後に接種いただくことは言うまでもありません。
ただし、わずか2日の差ではありますがインシデントであることは間違いありません。
今後同様のミスが生じないように、貴保健所および接種担当医療機関の職員のみなさ んと話し合ったうえで、善後策を反映したマニュアルを確認いただければ幸いです。
当該医療機関には、保護者から保健所に第一報が入るのではなく、医療機関からイン シデントの第一報を入れていただくようご指導願います。
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Q48 HIB 接種後 4 日で PCV-7 ①
生後5ヶ月の双子の男児が平成25年6月21日にヒブの予防接種を行い、6月25 日に小児肺炎球菌の接種を行ってしまいました。
<接種歴>
・ ヒブ1回目 平成25年5月14日
・ 小児肺炎球菌 1回目 平成25年5月28日
・ ヒブ2回目 平成25年6月21日
・ 小児肺炎球菌 2回目 平成25年6月25日
接種後、保護者には今後1週間の体調の観察をしてもらうようにとだけ、伝えてありま す。
① 接種間隔が短いとどのようなことがおこるのかを保護者に伝えたいので、副反応な どについて教えてください。
② 今後の接種については、通常どおりヒブ4~8週間間隔、小児肺炎球菌は 27日以 上の間隔で接種してもらうように説明しもよいでしょうか
A48
今回のケースでは、それぞれのワクチンの1 回目と2回目の間隔が問題ありません ので、それぞれの有効性は心配ないと思います。ヒブ2回目後4日経過しており、本日
PCV-7 を接種したということにより、本日までの体調のなかで、明らかな副反応が出て
いないと判断すれば、今後も副反応は通常の期間(PCV-7 接種後 1 週間)経過観察 すれば良いと思います。
① ⇒特別増幅する副反応は心配ありません。
② ⇒今後のスケジュールも通常通りで必要にして十分です。
ただし、医学的にほとんど問題ではないものの、インシデントであることは間違いあり ません。今後同様のミスが生じないように、貴保健所および接種担当医療機関の職員 のみなさんと話し合ったうえで、善後策を反映したマニュアルを確認いただければ幸 いです。
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Q49 HIB 接種後 4 日で PCV-7 の副反応 ②
平成25年6月25日に相談させていただいた件ですが、双子の一人のお子さんが、
翌朝、全身に発疹が出て 38.6℃の発熱がでました。接種した病院に受診し、現在は 発疹の赤みはひき、熱も下がり機嫌もよい状態です。
① これは、ヒブとの間隔が狭かったから起きたものになるのでしょうか。
② また、3回目以降の接種はどうしたらよいのでしょうか。
A49
PCV-7 の副反応として否定はできないと思いますが、双子で一人だけ起こっている
ことを考慮すると、紛れ込み(他の発疹性発熱疾患がたまたま発症した)も十分考えら れます。
①たとえ副反応であったとしても、タイミング的にも HIB接種後 4 日で接種したために おこった副反応ではなく、PCV-7の副反応の可能性ということだと考えます。
②3 回目の接種は慎重に考えざるを得ませんが、皮膚反応などを行って接種するチャ ンスはあると思います。
⇒よろしければ、3 回目は岐阜大学医学部附属病院小児科で接種することも可能で すので、今回の接種医師からご紹介いただくこともご検討ください。その場合、まずは お電話で小児科医師に直接ご連絡頂ければ幸いです。(担当:寺本貴英医師、大西 秀典医師)
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