超高齢化社会の基本理念
自助・互助・共助・公助
・自助
自ら働いて、又は自らの年金収入等により、自らの生活を 支え、健康を維持すること
・互助
インフォーマルな相互扶助。家族による支援、ボランティア、
近隣の助け合いなど
・共助
社会保険のような制度化された相互扶助
・公助
生活保護、福祉施策(所得や生活水準などの要件)
○高齢者ケアにおいて、自助、互助をどう設計するか。
課題①保健・予防は普及していくか
・生活習慣病予防 ― 特定健診、保健指導
・介護予防事業-一次予防、二次予防事業
健診率が上がらない、保健指導への参加者が 少ない
○地域レベルでの再編成を考えてはどうか
○高齢者が働く場所の確保を進めてはどうか
課題②介護が自立支援に資する サービスになっているか
○自立支援に資するサービスとは
・生活不活発の防止
・低栄養の防止
・口腔ケアなど
○軽度者に対する家事援助(洗濯、掃除、料理 など)についてどうするか
○リハビリテーションをどう普及するか
寝たきりゼロへの10か条
第 1 条 脳卒中と骨折予防、寝たきりゼロへの第一歩
第 2 条 寝たきりは寝かせきりから作られる、過度の安静逆効果
第 3 条 リハビリは早期開始が効果的、始めようベッドの上から訓練を 第 4 条 暮らしの中でのリハビリは、食事と排泄、着替えから
第 5 条 朝起きて先ずは着替えて身だしなみ、寝・食分けて生活にメリと ハリ
第 6 条 「手は出しすぎず、目は離さず」が介護の基本、自立の気持ちを 大切に
第 7 条 ベッドから移ろう移そう車椅子、行動広げる機器の活用
第 8 条 手すりつけ、段差をなくし住みやすく、アイディア生かした住まい の改善
第 9 条 家庭でも社会でも喜び見つけ、みんなで防ごう閉じこもり
第 10 条 進んで利用、機能訓練、デイサービス、寝たきりなくす人の和、地
域の輪
福祉用具の活用
○福祉用具サービス計画の導入( 2012 ~)
○福祉用具専門相談員の役割強化
・利用者の生活を崩さない
・利用者の身体機能を最大限活用
・予後予測の判断(リハ職との連携9
・自立支援の視点
課題③ 在宅の重度者支援、看取り ができるようになるか
医療と介護の統合レベル
・ linkage (つながり、連携)
・ coordination (調整、協調)
・ full integration (統合)
デンマーク 日本
在宅ケアの供給
公的主体 統合ケア 24時間
民間多主体
医療と福祉の壁 24時間?
医師 家庭医 専門医の開業
ケア
看護師-ケアリーダー ヘルパー-看護とチー ム
社会福祉・保健ヘル パー
看護師-訪問看護ス テーション
ヘルパー-訪問事業 所
福祉職
供給調整 公的に一元化 ケアマネージャー
デンマークと日本(在宅ケア)
医療①-在宅医療
○第 3 分野-入院、外来との違い
○キュアからケアへ-生活中心
○家庭医と複数医体制
○エリア担当- 日常生活圏域
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医療②ー訪問看護
○医師の指示との関係
○介護職との関係
○役割分担の内容(業務、訪問頻度)
○ステーションの典型的な規模=箇所数
○ステーションの経営管理
○看護介護統合サービス
○特定看護師の論議ナースプラクティショナー
医療③ーリハビリテーション
○地域でどういう働き方をするのか
・地域包括支援センター
・デイ
・訪問ステーション
○看護、介護職員、リハ職の統合事業所
介護①ー介護の概念
○介護の概念(保険給付は広い)
○介護職員の介護
・身体介護 ― 入浴、排泄、食事等
・生活援助 ― 掃除、洗濯、食事等
・医療ケア ― 痰の吸引、経管栄養
○多職種共同の基盤
介護②ー介護職員の働き方
○時間単位・出来高制
・一日一回への批判
・軽度者へのお世話批判(掃除の時間が長い)
・小規模事業
○ 24 時間定期巡回サービス
・包括払い(手抜きか自立か)
・一回は短時間
・看護師とセット
・一定の規模
・エリア担当
介護ビジネスの現状
• 批判的な意見
– 零細・小規模事業所が多い – サービスが断片的
– プロのサービスになっていない – 付加価値が低い
• 肯定的な意見
– 参入が自由
– 需要増が見込める
市町村
地域包括ケア体制について
(平成24年度予算(案)関係)
地域包括支援センター
(4,065か所)「地域ケア会議」の設置・運営 24’予算要求 約936億円
※包括的支援事業(総事業費)
地域ケア多職種 協働推進等事業
(老健局)
24 ‘予算要求 約10億円(P)
○地域包括ケア推進指導 者の養成
○「地域ケア会議」の 運営指導
○専門職の派遣
・OT、PT、管理栄養士、
弁護士等
○ワンストップ相談支援 事業
○家族介護者支援
在宅医療連携 拠点事業
(医政局)
24 ‘予算要求 約31億円(P)
○多職種連携の課題に対 する解決策の抽出
・在宅医療に関する連携スキ ームの構築
○在宅医療従事者の負担 軽減の支援
・一人開業医の24時間体制 のサポート(輪番当番制)
○効率的な医療提供のため の多職種連携
・コーディネーターの配置
・地区医師会との連絡調整
・人材育成(研修)
人材育成や 後方支援
医師会の協力 体制づくりや 医師の派遣等
保健師 社会福祉士 ケアマネジャー 主任
<実施箇所数>
申請のあった 都道府県・市町村
【趣 旨】
医療・介護従事者、行政機関、家族等の支援関係者や対象 者が一堂に会し、個々の利用者について、アセスメント結 果を活用したケア方針の検討・決定等を行う。
(構成員の例)
市町村、ケアマネジャー、
医師、医療関係者、
介護サービス事業者、
家族
利用者 ケアマネ 民生委員等
<実施箇所数>
94箇所(47都道府県×
2)
※モデル事業
<実施主体>
都道府県 市町村
地域包括支援センター
<実施主体>
市町村、在宅療養支援 診療所、在宅療養支援 病院、訪問看護ステー ション、地区医師会、等
介護事業者
•
地域包括支援センターA
地域包括ケア体制について(イメージ)
【「地域ケア会議」の構成例】
市町村、ケアマネジャー、
医師、医療関係者 介護サービス事業者
人口10万人の市のイメージ
保健 師
社会福祉 士
主任ケア マネ ジャー
地域包括支援センターC 地域包括支援センターB
診療所
病院
歯科診療 所
訪問看護ステーション
日常生活圏域A
日常生活圏域B
日常生活圏域C
在宅医療連携拠点
・人材育成(研修)
・在宅医療に関する連携スキームの構築
・一人開業医の24時間体制のサポート
(輪番当番制 等)
・地区医師会との連絡調整
・コーディネーターの配置
医師会の協力体制づくりや 医師の派遣等
医療と介護の統合の課題
• 在宅医療の普及
• 訪問看護の充実
• 複合型の推進(事業所の一体化)
– 看護+リハ職+介護=包括サービス事業所
• 24 時間型の推進
• 介護職の医療行為
• 情報システムの普及
• 地域包括支援センター、在宅医療拠点
課題④ 地域の福祉・生活支援をどう 構築していくか
○生活支援-インフォーマルサービス
・安否確認、見守り、買い物、移動、配食、ゴ ミ出しなど
– 介護保険の家事援助との分担をどうするか – 自治体の取り組み
○地域福祉-制度的対応が必要
・生活保護、低所得者対策としての生活支援
課題⑤住まいとケアの分離をどう 進めるか
• 建物
– 住まいについての病院モデルからの脱却 – サービス付き高齢者向け住宅
– 高齢者ペンション、高齢者ホーム
• 住まい方-ホームシェア
• ケアの外付け
高齢者住まい法の改正に至った背景
387 466
562 631
465 534
599 614
503 569
642 654
3,552 3,461
3,257 3,145
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 2005(H17)
2010(H22) 2015(H27) 2020(H32)
高齢者単身世帯 高齢者夫婦世帯
高齢者がいるその他世帯 その他の世帯
(万世帯)