施設で働く介護福祉士さんの声
医療に関しての事は看護職に、入居者様の生活に関わる事は介 護士を信頼してほしい。
入居者様の状態を私達が看護師に伝え、看護師の指示を仰ぐ。
看護師から的確に説明や、アドバイスなどを頂き、安心して介護 したい。
医療行為に当たらない事は私たちが行い、少しでも看護師さん
職種連携
看護職と介護士の立ち位置は同じ 看護職と介護士の連携が不可欠
役割分担
・ 看護職、介護福祉士は同じ医療・福祉の枠組みの中で働いてい るが、別の職種。医療分野なら看護職に、リハビリならPT・OT 等に確認や指導をお願いしてほしい。
・ 生活状況やADL、現在の疾病、服用している薬や副作用がある 場合の注意事項等、看護職から十分説明を受け情報を把握
看護職の立場から
医療行為とは、
医師法により医師及び医師の指示を受けた看護職などの 医療従事者のみ行うことが認められている治療や処置。
2005年厚生労働省は、下記の行為を 「医療行為」から除外 爪切り、湿布のはり付け、軟膏塗布、座薬挿入、
薬の内服の介助、浣腸、検温、血圧測定、目薬の点眼、
医療行為と医療的行為
看護職が医療行為を行う場合は、安全で効果的な医学的知識 がある。
介護職の場合、行為の裏づけとなる医学的知識や技術が十分 とはいえない。
介護職は介護の専門職で、医療の肩代わりをするものではない
専門である介護に重心を置きながら、介護に伴って必要となる 医療的行為を介護に付随するものとして位置づけておく必要が ある
自らできない医療的行為、すべきでない
医療的行為は医学的知識と技術の裏づけが必要
1.バイタルサインの基本
2.高齢者に起こりがちな症状と対応法 3.高齢者の主な疾患の理解と観察力 4.使用している薬と観察のポイント
介護福祉士さんに知ってほしい医療知識
急変時の対応
まずは、包括的責任のある医療職へ連絡すべきだが、救急対応 が求められることもある。
救急時のマニュアル等は把握しておくことが必要
意識レベルや呼吸・循環など原因はわからなくても、それを 異常と認識・判断 して対応できる事が大切
救命処置が出来れば、次へつなぐ事が出来る
介護福祉士さんに知ってほしい知識 1
観察力 ・・・異常の早期発見・・・基本は 食べる・出る・起こす
予防的ケア ・・・予測できることは介護職で
観察と報告の重要性
バイタルサイン(体温、脈拍、呼吸、血圧)
尿量、 皮膚、 浮腫、脱水
疾患について
脳血管疾患、 糖尿病(特に低血糖症状 )、
慢性心疾患、 認知症、
介護福祉士さんに知ってほしい知識 2
感染症予防
手洗い・うがいの効果的な実施方法
おしぼりを使用する時の注意点
マスクを使用する際の注意点
ゴム手袋の衛生的な使用方法
口腔ケアについて
感染症発症時の対処
介護福祉士さんに知ってほしい知識 3
すべての患者さんに適応され、血液・体液(汗以外)・分泌物・
排泄物や粘膜など正常な皮膚でないところに触るときは感染性が あると考えて行う標準予防策のこと。
手指衛生
すべての医療行為の基本となり,感染防止に対して一番大きな役割を果たすの が手指 衛生(手洗い,または手指消毒)である。
手袋の着用
血液、体液に接触可能性がある場合は、いつでも必ず手袋を着用
スタンダードプリコーションとは
感染源(病原体)を持ち込まないこと
感染源(病原体)を拡げないこと
感染源(病原体)を持ち出さないこと
手洗いの励行、うがいの励行、環境の清掃が重要。
血液・体液・分泌物・排泄物などを扱うときは、手袋を着用 するとともに、これらが飛び散る可能性のある場合に備え て、マスクやエプロン・ガウンの着用についても検討してお くことが必要。
感染経路の遮断とは
ノロウイルスの感染経路
「介護職に求められる医療行為」
~介護福祉士として医療行為について考えること~
社団法人 是真会
長崎リハビリテーション病院 千住 美和子
2013.10.26
第18回 九州ブロック研修大会 第1分科会
長崎リハビリテーション病院
■病床数 :143床
(全て回復期リハ病棟)
■対象疾患:脳卒中 頭部外傷
主に発症から2ヶ月以内の
回復期リハビリテーション
組織図
長崎リハビリテーション病院
院 長 副院長
事務部 テクノ
エイド部 臨床部 教育研修部 管 理 部 医療安全
医事G
総務G
人事労務G
企画広報G
管財用度G
ドキュメント内
「平成25年度 公益社団法人日本介護福祉士会 第18回 九州ブロック研修大会 in ふくおかテーマ 時代が求める介護福祉士 -利用者ニーズに添った医療との連携-」
(ページ 86-100)