Oracle Net Managerでは、Oracle Net Servicesをローカル・クライアントやサーバー・ホス
ト上のOracleホーム向けに構成できます。
Oracle Net Managerを使用すると、次のネットワーク・コンポーネントを構成できます。
■ ネーミング-単純な名前、接続識別子接続識別子接続識別子接続識別子を定義して、それらを接続記述子接続記述子接続記述子にマップし、接続記述子 ネットワークの場所とサービスを識別します。Oracle Net Managerでは、ローカル tnsnames.oraファイルや集中化されたディレクトリ・サービスの接続記述子の構成 をサポートします。
■ ネーミング・メソッド-接続識別子を接続記述子に解決する様々な方法を構成します。
■ プロファイル-作業環境を構成して、クライアントやサーバー上でOracle Net機能の 有効化や構成を行います。
■ リスナー-リスナーの作成および構成を行って、クライアント接続を受け取ります。
この項では、Oracle Net Managerの機能を説明します。しかし、Oracle Net Managerの使 用方法については、付属するオンライン・ヘルプの内容の方が充実しています。この項で説 明する項目は、次のとおりです。
■ Oracle Net Managerの起動
■ Oracle Net Managerのナビゲート
■ ツールバー
■ メニュー
■ Oracle Net Managerのウィザード
Oracle Net Manager の起動 の起動 の起動 の起動
Oracle Net Managerは、Oracle Enterprise Managerのコンソールを使用して、または独立
したアプリケーションとして起動できます。
Oracle Enterprise ManagerのコンソールからOracle Net Managerを起動するには、Oracle
Enterprise Managerのコンソールで、「「「Tools」「 」」」→「「「「Service Management」」」」→「「「「Oracle Net Manager」」」」を選択します。
Oracle Net Managerをスタンドアロンのアプリケーションとして起動する手順は次のとおり
です。
■ UNIXの場合、$ORACLE_HOME/binからnetmgrを実行します。
Windowsの場合、「スタート」「スタート」「スタート」「スタート」→「プログラム」「プログラム」「プログラム」→「「プログラム」 「「「Oracle - HOME_NAME」」」」→
「
「「
「Configuration and Migration Tools」」」」→「「「「Net Manager」」」」を選択します。
注意 注意注意
注意: Oracle Enterprise Managerフレームワークを使用して、Oracle
Net Managerを起動することもできます。Oracle Enterprise Managerの使
用方法の詳細は、Oracle Enterprise Manager関連マニュアルとオンライ ン・ヘルプを参照してください。
構成および管理ツールの概要 5-5
Oracle Net Manager のナビゲート のナビゲート のナビゲート のナビゲート
Oracle Net Managerのインタフェースには、2つのペイン、ツールバー、様々なメニュー項
目が含まれています。
ペイン ペインペイン ペイン
Oracle Net Managerインタフェースには、ナビゲータ・ペインと右ペインの2つのペインが
あります。
ナビゲータ・ペイン ナビゲータ・ペインナビゲータ・ペイン ナビゲータ・ペイン
ナビゲータ・ペインは、ネットワーク・オブジェクトとそれらが含むオブジェクトをフォル ダ階層で体系化し、グラフィカルなツリー状に表示します。ナビゲータ・ペインを使用する と、各フォルダのオブジェクトの表示、変更、追加または削除が実行できます。
ナビゲータ・ペインは、他のOracle Enterprise Managerアプリケーションと同じように機 能します。つまり、ナビゲータ・ペインでは、次のことが可能です。
■ フォルダを展開したり折りたたむことができるため、監視や管理を実行するネットワー ク・オブジェクトにナビゲートできます。オブジェクトには、接続識別子、リスナーお よびプロファイルなどがあります。
■ オブジェクトを右クリックすると、そのオブジェクトに関する操作を実行できます。
フォルダを展開すると、ネストされているオブジェクトやフォルダのリストを表示できま す。オブジェクトを選択すると、そのオブジェクトに関する情報がOracle Net Managerの 右ペインに表示されます。
表5-1に、ナビゲータ・ペインのメイン・フォルダを示します。
右ペイン 右ペイン右ペイン 右ペイン
右ペインには、ネットワーク・コンポーネントを構成できるプロパティ・シートが含まれて います。 5-2のXREFでは、接続識別子の構成用の「Service Identification」プロパティ・
シートを示します。
表表表
表 5-1 Oracle Net Managerのナビゲータ・ペイン・フォルダのナビゲータ・ペイン・フォルダのナビゲータ・ペイン・フォルダのナビゲータ・ペイン・フォルダ オプション
オプションオプション
オプション 説明説明説明説明
「
「
「
「Local」」」」 ローカルの構成ファイルに構成されている次のネットワーキング要素を 表示します。
■ tnsnames.oraファイル内のネット・サービス名
■ listener.oraファイルのリスナー
■ sqlnet.oraファイルのプロファイル
「
「
「
「Directory」」」」 ディレクトリ・サーバーに構成されている接続識別子を表示します。
ツールバー ツールバー ツールバー ツールバー
ツールバーには、フォルダ階層のネットワーク・オブジェクトに対応するボタンが表示され ます。ツールバーのボタンは、ペインで表示や選択を行うオブジェクトに基づいて有効にな ります。マウスのカーソルをツールバーのボタン上を移動させると、そのボタンの機能の説 明を表示できます。ツールバーのボタンには次のものがあります。
「「「
「Create」」」」
このボタンは、「「「「Directory」」」」または「「「「Local」」」→「」 「「Service Naming」「 」」、「」「「「Listeners」」」フォルダ」 の下に、新規に接続識別子やリスナー・オブジェクトを作成します。
「
「「
「Delete」」」」
このボタンは、「「「「Directory」」」」または「「「「Local」」→「」」 「「「Service Naming」」、「」」「「「Listeners」」フォルダ」」 の下にある接続識別子やリスナー・オブジェクトを削除します。
「「「
「Verify Connectivity」」」」
このボタンは、選択した接続識別子のOracleデータベース・サービスへの接続性を確認し ます。接続性のテストを実行する際、データベース・サービスへの接続は、ディレクトリ・
サーバー、またはtnsnames.oraファイルに格納されている接続記述子情報によって確立 されます。
「
「「
「Help」」」」
「「「
「Help」」」」ボタンは、Oracle Net Managerのオンライン・ヘルプを表示します。
メニュー メニュー メニュー メニュー
Oracle Net Managerのメニューを使用すれば、Oracleデータベースへの接続性のテストな
どの処理を実行したり、ウィザードやダイアログ・ボックスを表示できます。次のリストで は、各メニューで使用可能な項目を説明します。
「
「「
「File」メニュー」メニュー」メニュー」メニュー
表5-2では、「「「「File」」」」メニューの内容について説明します。
表 表表
表 5-2「「「「File」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容 オプション
オプションオプション
オプション 説明説明説明説明
「「
「「Open Network Configuration」」」」
ローカルの構成ファイルを開きます。
「
「
「
「Save Network Configuration」」」」
現在の構成の設定をデフォルトの場所に保存します。
「
「
「
「Save As」」」」 現在の構成の設定をデフォルトではない場所に保存します。
構成および管理ツールの概要 5-7
「
「「
「Edit」メニュー」メニュー」メニュー」メニュー
表5-3では、「「「「Edit」」」」メニューの内容について説明します。
「「「
「Command」メニュー」メニュー」メニュー」メニュー
表5-4では、「「「「Command」」メニューの内容について説明します。」」
「
「
「
「Revert to Saved Configuration」」」」
現在の構成の設定を何も保存しません。かわりに、最後に保存した構成 を取得します。
「「
「「Exit」」」」 Oracle Net Managerを閉じます。
表表表
表 5-3「「「「Edit」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容 オプション
オプションオプション
オプション 説明説明説明説明
「
「
「
「Create」」」」 「「「「Directory」」」」または「「「「Local」」」」→「「「Service Naming」「 」」」、「「「「Listeners」」」」フォ ルダの下に、新規に接続識別子やリスナーを作成します。
「
「
「
「Delete」」」」 「「「「Directory」」」」または「「「「Local」」」」→「「「「Service Naming」」」」、「「「「Listeners」」」」フォ ルダの下にある接続識別子やリスナー・オブジェクトを削除します。
「
「
「
「Rename」」」」 ネットワーク・オブジェクトの名前を変更します。
表 表表
表 5-4「「「「Command」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容 オプション
オプションオプション
オプション 説明説明説明説明
「
「
「
「Directory」」」」 「「「「Directory」」」」サブメニューには、次のメニュー項目があります。
Change Current Context: 現行のOracleコンテキストコンテキストを変更できます。コンテキストコンテキスト
Oracleコンテキストはディレクトリ内のサブツリーです。ネット・エン
トリなどのOracleエントリを格納し、ディレクトリ・ネーミングで使用 されます。新しいOracleコンテキストを選択すると、ナビゲータの
「「
「「Oracle Net Configuration」」→「」」 「「「Directory」」」」→「「「「Service Naming」」」」 フォルダにあるオブジェクトが、その新しいOracleコンテキストとして 表示されます。
Set Authentication: ディレクトリ・サーバーに対する認証の資格証明を 設定できます。
Export Net Service Names: Directory Server Migration Wizardを起動し ます。このウィザードは、tnsnames.oraファイルに格納されている ネット・サービス名をディレクトリ・サーバーにエクスポートします。
表表表
表 5-2「「「「File」メニューの内容(続き)」メニューの内容(続き)」メニューの内容(続き)」メニューの内容(続き)
オプション オプションオプション
オプション 説明説明説明説明
「
「「
「Help」メニュー」メニュー」メニュー」メニュー
表5-5では、「「「「Help」」メニューの内容について説明します。」」
Oracle Net Manager のウィザード のウィザード のウィザード のウィザード
Oracle Net Managerのウィザードを使用すれば、多数の手順を必要とするタスクの処理をス
テップ・バイ・ステップで実行できます。ウィザードは、複雑なタスクを簡単な手順に分け て、わかりやすく説明します。ウィザードはすべての構成オプションを提供できるようには 作成されていません。ウィザードでタスクをいったん完了すれば、Oracle Net Managerのそ の他のコンポーネントを使用して構成を変更できます。
次の項目で、Oracle Net Managerのウィザードを説明します。
■ Net Service Name Wizard
■ Directory Server Migration Wizard
Net Service Name Wizard
「Net Service Name Wizard」に従えば、ディレクトリ・サーバーやtnsnames.oraファイ
ルに基本的なネット・サービス名を作成できます。
「Net Service Name Wizard」を起動するには、次のようにネット・サービス名を作成しま
す。
1. ナビゲータ・ペインで、「「「「Directory」」」」または「「「「Local」」→「」」 「「「Service Naming」」を選択し」」 ます。
2. ツールバーで「+」をクリックするか、メニュー・バーから「「「「Edit」」→「」」 「「「Create」」を選」」 択します。
「「
「「Test Service」」」」 ディレクトリ・サーバー、またはtnsnames.oraファイルに格納され ている接続記述子情報を使用して、データベース・サービスに接続しま す。
表 表表
表 5-5「「「「Help」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容」メニューの内容 オプション
オプションオプション
オプション 説明説明説明説明
「「
「「Contents」」」」 Oracle Net Managerのオンライン・ヘルプを開きます。
「
「
「
「About Oracle Net Manager」」」」
Oracle Net Managerのバージョン番号と著作権情報を表示するウィンド
ウを開きます。
表 表表
表 5-4「「「「Command」メニューの内容(続き)」メニューの内容(続き)」メニューの内容(続き)」メニューの内容(続き)
オプション オプションオプション
オプション 説明説明説明説明