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OBP 上で確認する方法

ドキュメント内 SPARC Enterprise SAN Boot環境構築ガイド 第1.7版 (ページ 66-73)

付録 B ファイバチャネルカードブートコード版数確 認方法

ここでは、ファイバチャネルカードのブートコード(ファーム)版数を確認する方法について記載しています。

確認する方法は、OS上で確認する方法とOBP上で確認する方法があります。

B.1 OS 上で確認する方法

操作を行う際はOSを起動し、FUJISU PCI Fibre Channel 4.0以降のパッケージがインストールされている状態で行って ください。

/var/adm/messagesを参照し、以下の表示からブートコードの版数を確認することができます。

scsi: [ID 243001 kern.info] /pci@1,700000/fibre-channel@0 (fjpfca0):

INFO : FUJITSU PCI Fibre Channel FCode Version :v12l30, boot_function=ENABLE;

付録 C SAN Boot 設定情報の記録について

導入時に設定した以下表の"SAN Boot設定情報"を、必ず他のドキュメント等に記録し、保管してください。

本"SAN Boot設定情報"は、使用していたカードを交換する場合、新しいカードに同じ値を再設定する必要があります。

再設定の手順は、以下の場合により異なります。

1. 代替パスでのOS起動時における活性保守によるカード交換時 2. 代替パスでのOS起動時における非活性保守によるカード交換時 3. OS起動が不可能な場合における非活性保守によるカード交換時

上記1,2でのカード交換時には、fc_hbaprpコマンドを使用することでSAN Boot設定情報をファイバチャネルドライバ の環境定義ファイルから再設定することが可能となりますが、上記3でのカード交換時に、本"SAN Boot設定情報"が 必要となります。OBP上で実行可能なコマンドを使用して、保管した情報を元に再設定をしてください。

なお、本設定情報は、ブートに使用する全てのファイバチャネルカードについて記録を保管してください。

"SAN Boot設定情報"

項番 項目 説明 実際の値(記録)

1 デバイスパス名 OS上の物理デバイスパス名 (/pci@XXXX/yyyy@z) 2 スロット位置 搭載スロット位置 3 ブート機能

(boot function) ブート機能使用の有無を指定

4 トポロジ情報 (topology)

トポロジを指定(スイッチはnport、

直結接続はal) 5 リンクスピード

(link speed)

伝送路のスピードを固定する場合に 使用する。(1G/2G/4G/auto)

6 ブート遅延機能 (boot wait time)

ブート遅延機能の使用の有無、ブー ト遅延時間を指定する。

7

ターゲットバインド情 報

(Target_ID/Target WWN|Target DID)

ディスクアレイ装置のバインド情報 を指定(全ての登録エントリ)

1 target_id : wwn | did : 2

target_id : wwn | did : 3

target_id : wwn | did : 4 target_id :

wwn | did : 5

target_id : wwn | did : 6

target_id : wwn | did : 7

target_id : wwn | did : 8 target_id :

wwn | did : 9 target_id :

wwn | did : 10

target_id : wwn | did :

付録 D ブート失敗時の設定ファイルの修正手順

SAN Bootのための各種設定ファイル(sd.conf,mplb.confや/etc/systemなど)の記述に誤りがあった場合、ブートに失敗し

OSが立ち上がらなくなることがあります。本付録の手順に従いOSをシングルユーザモードで起動し、ディスクアレ イ装置上のシステムディスクをマウントすることで設定ファイルの修正を行うことができます。

OSの起動方法は、どのような方法でディスクアレイ装置上のシステムディスクへOSをインストールしたかにより異 なります。

「4.1.1 ネットワークインストールサーバを用いて作成する方法」にてインストールした場合

「4.1.2 内蔵ディスクのブートディスクをコピーする方法」にてインストールした場合

本章ではディスクアレイ装置上のディスクデバイスc7t16d0に、Solaris がインストールされている場合を例に説明し ます。

D.14.1.1 ネットワークインストールサーバを用いて作成する方

法」にてインストールした場合

1. サーバ本体装置をサービスモードに変更し、サーバの再起動を行ってください。

SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440を使用している場合は、以下のコマンドを実行 します。

oksetenv auto-boot? false<RETURN>

okreset-all<RETURN>

SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000を使用している場合は、サーバ本体のモードスイッチをサ ービスモードにし、以下のコマンドを実行します。

okreset-all<RETURN>

2. ネットワークからブートします。シングルユーザモードにて起動してください。

okboot net -s<RETURN>

3. ディスクアレイ装置上のシステムディスクをマウントします。

マウント対象のディスクは、"4.1.1.4 Custom JumpStart の設定"にてOSのインストール先に指定したデバイス にします。

#mount -F ufs /dev/dsk/c7t16d0s0 /mnt<RETURN>

4. /mntディレクトリ配下の設定ファイルを修正してください。

例)/etc/vfstabに問題があり変更する場合は、/mnt/etc/vfstabを修正してください。

5. Solaris 10 10/08以降のシステムボリュームを使用している場合は、boot-archiveを更新します。Solaris 10 5/08以 前のシステムボリュームを使用している場合は、次の手順に進んでください。

#/mnt/sbin/bootadm update-archive -R /mnt<RETURN>

6. 変更が終了した場合には、次の手順でシステムディスクをアンマウントし、OBP環境に移行します。

#cd /<RETURN>

#umount /mnt<RETURN>

7. 必要があればサーバ本体装置のサービスモードを解除します。

SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440を使用している場合は、以下のコマンドを実行 します。

oksetenv auto-boot? true<RETURN>

SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000を使用している場合は、サーバ本体のモードスイッチを AUTOにします。

8. 元の手順に戻りブート手順から再度実行します。

D.24.1.2 内蔵ディスクのブートディスクをコピーする方法」に

てインストールした場合

1. サーバ本体装置をサービスモードに変更し、サーバの再起動を行ってください。

SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440を使用している場合は、以下のコマンドを実行 します。

oksetenv auto-boot? false<RETURN>

okreset-all<RETURN>

SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000を使用している場合は、サーバ本体のモードスイッチをサ ービスモードにし、以下のコマンドを実行します。

okreset-all<RETURN>

2. 内蔵ディスクからブートします。シングルユーザモードにて起動してください。

okboot disk0 -s<RETURN>

^^^^^^

^^^^^^部には、内蔵ディスクを指定します。

3. ディスクアレイ装置上のシステムディスクをマウントします。

マウント対象のディスクは、"4.1.2.1 ディスクアレイ装置にブートディスクをコピーする準備"にて確認したデ ィスクを指定します。

#mount -F ufs /dev/dsk/c7t16d0s0 /mnt<RETURN>

4. /mntディレクトリ配下の設定ファイルを修正してください。

例)/etc/vfstabに問題があり変更する場合は、/mnt/etc/vfstabを修正してください。

5. Solaris 10 10/08以降のシステムボリュームを使用している場合は、boot-archiveを更新します。Solaris 10 5/08 以前のシステムボリュームを使用している場合は、次の手順に進んでください。

#/mnt/sbin/bootadm update-archive -R /mnt<RETURN>

6. 修正が終了した場合には、次の手順でシステムディスクをアンマウントし、OBP環境に移行します。

#cd /<RETURN>

#umount /mnt<RETURN>

7. 必要があればサーバ本体装置のサービスモードを解除します。

SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440を使用している場合は、以下のコマンドを実行 します。

oksetenv auto-boot? true<RETURN>

SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000を使用している場合は、サーバ本体のモードスイッチを

AUTOにします。

8. 元の手順に戻りブート手順から再度実行します。

付録 E ファイバチャネルドライバ/ブートコードの オートターゲットバインド機能

ここでは、ファイバチャネルドライバ/ブートコードのオートターゲットバインド機能について記載しています。

E.1 ファイバチャネルドライバのオートターゲットバインド機能

ファイバチャネルドライバのオートターゲットバインド機能はfjpfca.confのfcp-bind-targetに定義を行わなくてもファ イバチャネルドライバが自動的にターゲット装置を接続する機能です。

ファイバチャネルドライバがターゲット装置を接続する際、ファブリック装置に接続された全てのターゲット装置を WWNの昇順に使用可能で最小のTarget_IDへ接続します。

1.ファイバチャネルドライバのオートターゲットバインド例

上記の例では、WWNを昇順に以下のように自動接続を行います。

・ ETERNUS #1 CM0(WWN=0x210000e0004101d9)をTarget_ID:0に接続

・ ETERNUS #1 CM1(WWN=0x230000e0004101d9)をTarget_ID:2に接続

・ ETERNUS #2 CM0(WWN=0x210000e0004101da)をTarget_ID:1に接続

・ ETERNUS #2 CM1(WWN=0x230000e0004101da)をTarget_ID:3に接続 自動接続を行う際、以下の条件があります。

1. fjpfca.confに”fcp-auto-bind-function=1;”を記載する 2. ファブリック接続によるSAN Boot環境

ファイバチャネルドライバのオートターゲットバインド機能は、SAN Boot環境構築の容易さを重視した機能であり、

環境構築時のみ推奨する機能となっています。

通常の運用時に使用すると、ターゲット装置の故障等により、期待したターゲット装置への接続を行わないことがあ りますで、通常の運用時にはfcp-bind-targetを使用した接続を行うようにしてください。

サーバ

FC Card

FC Switch

ETERNUS #2 CM0 CM1 ETERNUS #1

CM0 CM1

ETERNUS # 1 CM0(WWN) : 0x210000e0004101d9 CM1(WWN) : 0x230000e0004101d9 ETERNUS # 2 CM0(WWN) : 0x210000e0004101da CM1(WWN) : 0x230000e0004101da

Target_ID:0 Target_ID:3

Target_ID:2 Target_ID:1

fcp-bind-targetを使用した接続方法については、「FUJITSU PCI Fibre Channel説明書」を参照してください。

E.2 ファイバチャネルブートコードのオートターゲットバインド

ドキュメント内 SPARC Enterprise SAN Boot環境構築ガイド 第1.7版 (ページ 66-73)