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ファイバチャネルブートコードのオートターゲットバインド機能

ドキュメント内 SPARC Enterprise SAN Boot環境構築ガイド 第1.7版 (ページ 73-80)

fcp-bind-targetを使用した接続方法については、「FUJITSU PCI Fibre Channel説明書」を参照してください。

E.2 ファイバチャネルブートコードのオートターゲットバインド

付録 F SAN Boot 解除手順

ブートディスクのマルチパスを解除する場合は、以下の手順で行ってください。

手順以外の方法での解除や、手順を間違えるとbootできなくなる場合があります。

PRIMECLUSTER GDSでミラーリングしている場合は、ミラーリングを解除してから、以下の手順を実行してくださ

い。

F.1 ETERNUS マルチパスドライバの場合

ETERNUSマルチパスドライバの解除手順です。

すべてのマルチパスを解除します。

1. /etc/vfstabを編集してマウント先を元に戻します。

/dev/FJSVmplb/dsk/mplb0s0 /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb0s0

↓ ↓

/dev/dsk/c2t16d0s0 /dev/rdsk/c2t16d0s0

元のマウント先はiompadmコマンドで表示されるマルチパスを構成しているパスのいずれかになります。

#/usr/opt/FJSViomp/bin/iompadm info /dev/FJSVmplb/fiomp/adm0<RETURN>

IOMP: /dev/FJSVmplb/fiomp/adm0 Element:

/dev/rdsk/c2t16d0s2 online active block "good status with active [E30004641- 130011-CM01-CA01-PORT36] (mplbt0)"

/dev/rdsk/c3t16d0s2 online standby block "good status with standby [E30004641- 130011-CM00-CA00-PORT32] (mplbt32)"

2. マルチパスを解除します。

#mplbconfig -r<RETURN>

Cannot unload module: mplb Will be unloaded upon reboot.

Forcing update of mplb.conf.

3. mplbt.confを編集して初期設定にします。

mplbt.confの定義をすべて削除します。

#vi /kernel/drv/mplbt.conf<RETURN>

例)以下を削除する

name="mplbt" parent="fjpfca" target=16 lun=0;

4. mplbh.confを編集して初期設定にします。

#vi /kernel/drv/mplbh.conf<RETURN>

例)mplbh.confの以下の定義をすべて削除します。

mplbh-path-0="pci10cf,1178-0-10" mplbh-path-1="pci10cf,1178-1-10"

mplbh-disk-name="E30004641- 130011-0010";

mplbh-detect-disk-num=1;

mplbh-detect-disk-0="E30004641- 130011-0010";

mplbh-used-path-num=2;

mplbh-used-path-0="pci10cf,1178-0-10";

mplbh-used-path-1="pci10cf,1178-1-10";

以下の行の最後に「;」がない場合は追加します。

name="mplbh" parent="mplbx" instance=X;

5. sd.confを編集してmplbの定義を削除します。

#vi /kernel/drv/sd.conf<RETURN>

以下の行を削除します。

# Start eternusmpd configuration -- do NOT alter or delete this line name="sd" parent="mplbh" target=0 lun=0;

# End eternusmpd configuration -- do NOT alter or delete this line

6. /etc/systemに追加した以下の定義を削除します。

#vi /etc/system<RETURN>

以下の行を削除します。

rootdev: /pseudo/mplb@0:a forceload: drv/mplbt forceload: drv/mplb forceload: drv/sd 7. サービスを停止します。

#svcadm disable -t svc:/system/fjsvmplb:default<RETURN>

8. sdの特殊ファイルを作成します。エラーメッセージは無視してください。

#update_drv -f sd<RETURN>

Cannot unload module: sd Will be unloaded upon reboot.

Forcing update of sd.conf.

9. 再起動します。

#touch /reconfgiure<RETURN>

#reboot<RETURN>

10. ダンプデバイスを変更した場合は戻します。

#dumpadm -d /dev/dsk/c2t16d0s3<RETURN>

付録 G ファイバチャネルカードブートコードの更新 方法

ここでは、ファイバチャネルカードのブートコード(ファーム)を更新する方法について記載しています。

例としてブートコードをV12L50に更新する手順を説明します。ブートコード版数の確認方法は、"付録B ファイバチ ャネルカードブートコード版数確認方法"を参照してください。

1. ドライバパッチの適用

ブートコードの更新に必要なFJPFCドライバパッチを保守用のシステムボリュームに適用します。914583-08以降 を適用してください。

保守用のシステムボリュームとは、ネットワークブート用のサーバ上のシステムボリューム、または、内蔵ディス ク上のシステムボリュームを指します。

□ 内蔵ディスクに保守用のシステムボリュームがある場合

(1-1) 内蔵ディスクにパッチを適用します。

#patchadd 914583-08<RETURN>

(1-2) システムをOBP 環境に移行します。

#/usr/sbin/shutdown -i0 -g0 -y<RETURN>

(1-3) サーバを保守用のシステムボリュームでブートします。

okboot disk0 –s<RETURN>

^^^^^

^^^^^部には、内蔵ディスクを指定します。

□ ネットワークインストールサーバ上に保守用システムボリュームがある場合 - Solaris 10 5/08 以前の場合

(1-1) インストールサーバ上のOSイメージにパッチを適用します。

(INSTALL SERVER) #patchadd -C /export/install/Solaris10_hostname/Solaris_10/Tools/Boot/ 914583-08

<RETURN>

(1-2) 保守用システムボリュームからOSを起動します。

okboot net -s<RETURN>

- Solaris 10 10/08 以降の場合

(1-1) ミニルート展開用の作業ディレクトリを作成します。

(INSTALL SERVER) #mkdir /tmp/work<RETURN>

(1-2) root_archive (1M) コマンドを使用して、ミニルートを作業ディレクトリに展開します。

/tmp/work/tmp/AdDrEm.lck がない場合は、無視して次の手順に進んでください。

(INSTALL SERVER) #/boot/solaris/bin/root_archive unpackmedia /export/install/Solaris10_hostname /tmp/work<RETURN>

(INSTALL SERVER) #rm /tmp/work/tmp/AdDrEm.lck<RETURN>

注) unpackmedia 実行時にエラーメッセージが表示されますが、無視して次の手順に進んでください。

(1-3) ミニルートを展開した作業ディレクトリに、パッチを適用します。

(INSTALL SERVER) #patchadd -C /tmp/work 914583-08<RETURN>

(1-4) 展開した作業ディレクトリを圧縮します。

(INSTALL SERVER) #mkdir -p /tmp/media/Solaris_10<RETURN>

(INSTALL SERVER) #/tmp/work/boot/solaris/bin/root_archive packmedia /tmp/media /tmp/work

<RETURN>

実行時にエラーメッセージが表示されることがありますが、無視して次の手順に進んでください。

(1-5) /tmp/media 配下のファイルと、インストールサーバ上のOS インストールイメージ配下のファイルを置き換

えます。"umount -f","lofiadm -d"コマンドは、"df -k"で表示される適切なデバイスを指定してください。

(INSTALL SERVER) #cd /tmp/media<RETURN>

(INSTALL SERVER) #find boot Solaris_10/Tools/Boot | cpio -pdum /export/install/Solaris10_hostname

<RETURN>

(INSTALL SERVER) #umount -f /dev/lofi/1<RETURN>

(INSTALL SERVER) #lofiadm -d /dev/lofi/1<RETURN>

実行時にエラーメッセージが表示されることがありますが、無視して次の手順に進んでください。

(1-6) 保守用システムボリュームからOSを起動します。

okboot net -s<RETURN>

2. ブートコードの更新

保守用システムボリュームでのOS起動後、書き換えコマンドを実行してください。

#/usr/sbin/FJSVpfca/fc_fcode_update<RETURN>

本コマンドは、サーバに搭載されているすべてのカードに対して、ブートコードのアップデートを行います。既に 最新版のブートコードになっている場合は、アップデートされません。

実行例

#/usr/sbin/FJSVpfca/fc_fcode_update<RETURN>

Are you ready to udpate FCode? [y,n]yes<RETURN>

Overwrite FCode to fjpfca0 (V12L40 -> V12L50).. Success

fjpfca1: Same version of FCode has already installed. (current version :V12L50) umount: /tmp/mnt29984 使用中です。

rmdir: ディレクトリ"/tmp/mnt29984": ディレクトリがマウントポイントであるか、または使用中です。

lofiadm: ファイル/export/install/Solaris10_hostname/boot/sparc.miniroot をアンマップできません: デバ イスは使用中です

rmdir: ディレクトリ"/tmp/mnt29984": ディレクトリがマウントポイントであるか、または使用中です。

注)

- カードへの設定情報に関してブートコード書き換え前の情報を引き継ぎます。

- I/O実行中に書き換えを行わないでください。

ファイルシステムとして使用している場合にはあらかじめumountをしてください。

- 光ケーブル等は接続したままでも問題ありません。

- コマンド実行時に以下のメッセージが表示された場合は、Fibre Channelカードが故障している可能性があり ます。該当カード交換を行ってください。

WARNING: /pci@%x,%x/fibre-channel@%x (fjpfca%d):

ROM Access failed.

SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド

改版履歴

改版日時 版数 改版内容

2006.12.28 1.0 新規作成

2007.09.14 1.1 ETERNUS 2000 シリーズに対応しました 2008.10.17 1.2 Solaris 10 10/08に対応しました

SPARC Enterprise T5140/T5240/T5440/M3000 に対応しました 2009.03.31 1.3 リストアの手順を変更しました

Custom JumpStartの設定のcheckコマンドの手順を変更しました 2009.10.28 1.4 ファイバチャネルカードブートコードの更新手順を追加しました

注意事項 18 の記載を追加しました ETERNUS DX シリーズに対応しました 2012.05.15 1.5 ETERNUS DX90 に対応しました

注意事項 16,17,18,19 の記載を追加しました 2013.03.08 1.6 注意事項 19 の記載を追加しました

2014.04.11 1.7 はじめに と 第 3 章 注意事項を変更しました

ドキュメント内 SPARC Enterprise SAN Boot環境構築ガイド 第1.7版 (ページ 73-80)