4 章 設定コマンド
4.12 NFS オブジェクトの設定コマンド
4.12. NFSオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド
set nfs server proto 【管理者】
機 能 NFSのプロトコルを設定します。
フォーマット set nfs server {1| 2} proto {tcp |udp } パ ラ メ ー タ { 1| 2}
登録するNFSサーバの識別番号を1〜2で指定します。
proto {tcp |udp}
NFSのプロトコルを指定します。
このパラメータのデフォルトはudpです。
tcp
TCPでNFSサーバと通信します。
udp
UDPでNFSサーバと通信します。
使 用 例 NFSサーバ1とTCPで通信する場合 set nfs server 1 proto tcp
解 説 • 本装置のNFSはVersion3に対応しています。
• NFSサーバにポートログを保存する場合は、set logd tty nfsコマンドで対象の シリアルポートにNFSの設定を行ってください。
• NFSクライアント機能が有効の場合は設定できません。
4.12. NFSオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド
set nfs rotate 【管理者】
機 能 ポートログのローテーション間隔を設定します。
フォーマット set nfs rotate {off |on minite hour day month day of week } パ ラ メ ー タ off
ポートログをローテーションしません。
on minite hour day month day of week ポートログをローテーションします。
minite
0-59
指定した分に動作します。
ハイフン「-」やカンマ「,」でリスト指定もできます。
hour
0-23
指定した時間に動作します。
ハイフン「-」やカンマ「,」でリスト指定もできます。
*
毎時動作します。
day
1-31
指定した日に動作します。
ハイフン「-」やカンマ「,」でリスト指定もできます。
*
毎日動作します。
month
1-12
指定した月に動作します。
ハイフン「-」やカンマ「,」でリスト指定もできます。
*
毎月動作します。
day of week
0-7
指定した曜日に動作します。日曜日は0もしくは7、月曜日は1、火曜 日は2、水曜日は3、木曜日は4、金曜日は5、土曜日は6を指定します。
ハイフン「-」やカンマ「,」でリスト指定もできます。
*
全ての曜日に動作します。
4.12. NFSオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド 使 用 例 ポートログのローテーションを毎月1日の0時0分に行う場合
set nfs rotate on 0 0 1 * *
解 説 • 日と曜日の両方を指定した場合はOR条件で動作します。いずれかを*で指定し た場合は数値を登録した方で動作します。
• NFSクライアント機能が有効の場合は設定できません。
4.12. NFSオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド
unset nfs server addr 【管理者】
機 能 NFSサーバの設定を解除します。
フォーマット unset nfs server {1 |2} addr パ ラ メ ー タ { 1| 2}
設定を解除するNFSサーバの識別番号を1、2で指定します。
使 用 例 識別番号1のNFSサーバを解除する場合 unset nfs server 1 addr
解 説 NFSクライアント機能が有効の場合は設定できません。
4.12. NFSオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド
enable nfs 【管理者】
機 能 NFSクライアント機能を有効にします。
フォーマット enable nfs パ ラ メ ー タ なし
注 意 本装置の工場出荷時のNFSクライアント機能は無効(disable)に設定されています。
使 用 例 NFSクライアントを有効にする場合 enable nfs
4.12. NFSオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド
disable nfs 【管理者】
機 能 NFSクライアント機能を無効にします。
フォーマット disable nfs パ ラ メ ー タ なし
使 用 例 NFSクライアントを有効にする場合 disable nfs