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tty オブジェクトの設定コマンド

ドキュメント内 NS-2250コマンドリファレンス-03 (ページ 97-103)

4 章 設定コマンド

4.14 tty オブジェクトの設定コマンド

4.14. ttyオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド

set tty bitchar 【管理者】

機 能 シリアルポートのデータビット長を設定します。

フォーマット set tty ttylist bitchar { 7|8 } パ ラ メ ー タ tty ttylist

シリアルポートに対応するtty番号を1〜48の範囲で指定します。

指定できる範囲は機種によって異なります。

ハイフン「-」やカンマ「,」でシリアルポートをリストで指定すれば、複数のシ リアルポートの設定をひとつのコマンドで実行できます。

bitchar { 7|8 }

データビット長を設定します。

このパラメータのデフォルトは8です。

7

データビット長を7ビットに設定します。

8

データビット長を8ビットに設定します。

8ビットコード(バイナリや漢字など)を転送するときには8にします。

使 用 例 シリアルポート1のデータビット長を7にする場合 set tty 1 bitchar 7

4.14. ttyオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド

set tty parity 【管理者】

機 能 シリアルポートのパリティを設定します。

フォーマット set tty ttylist parity {even | odd| none} パ ラ メ ー タ tty ttylist

シリアルポートに対応するtty番号を1〜48の範囲で指定します。

指定できる範囲は機種によって異なります。

ハイフン「-」やカンマ「,」でシリアルポートをリストで指定すれば、複数のシ リアルポートの設定をひとつのコマンドで実行できます。

parity { even| odd |none} パリティを設定します。

このパラメータのデフォルトはnoneです。

even

偶数パリティを設定します。

odd

奇数パリティを設定します。

none

パリティを設定しません。

使 用 例 シリアルポート1のパリティを奇数パリティにする場合 set tty 1 parity odd

4.14. ttyオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド

set tty stop 【管理者】

機 能 シリアルポートのストップビット長を設定します。

フォーマット set tty ttylist stop {1| 2} パ ラ メ ー タ tty ttylist

シリアルポートに対応するtty番号を1〜48の範囲で指定します。

指定できる範囲は機種によって異なります。

ハイフン「-」やカンマ「,」でシリアルポートをリストで指定すれば、複数のシ リアルポートの設定をひとつのコマンドで実行できます。

stop {1| 2}

ストップビット長を設定します。

ストップビットの設定は、本装置から送出されるデータ信号のストップビット 長が対象です。本装置が受信するデータ信号はストップビットを常に1として 判断します。

このパラメータのデフォルトは1です。

1

本装置から送出されるデータ信号のストップビット長を1に設定します。

2

本装置から送出されるデータ信号のストップビット長を2に設定します。

使 用 例 シリアルポート1のストップビット長を2にする場合 set tty 1 stop 2

4.14. ttyオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド

set tty flow 【管理者】

機 能 シリアルポートのフロー制御を設定します。

フォーマット set tty ttylist flow { xon| rs |none} パ ラ メ ー タ tty ttylist

シリアルポートに対応するtty番号を1〜48の範囲で指定します。

指定できる範囲は機種によって異なります。

ハイフン「-」やカンマ「,」でシリアルポートをリストで指定すれば、複数のシ リアルポートの設定をひとつのコマンドで実行できます。

flow { xon| rs |none} フロー制御を設定します。

このパラメータのデフォルトはnoneです。

xon

xon/xoffコードにより行います。

rs

RTS/CTS信号線によるフロー制御を行います。

none

送信、受信ともフロー制御は行いません。

注 意 フロー制御で、8ビットコード(バイナリや漢字など)を双方向に転送するとき は、xonは使用しないでください。

使 用 例 シリアルポート1のフロー制御を、RTS/CTS信号線によるフロー制御にする場合 set tty 1 flow rs

4.14. ttyオブジェクトの設定コマンド 4章 設定コマンド

set tty detect dsr 【管理者】

機 能 シリアルポートのDSR信号遷移検出機能を設定します。

フォーマット set tty ttylist detect dsr {on | off} パ ラ メ ー タ tty ttylist

シリアルポートに対応するtty番号を1〜48の範囲で指定します。

指定できる範囲は機種によって異なります。

ハイフン「-」やカンマ「,」でシリアルポートをリストで指定すれば、複数のシ リアルポートの設定をひとつのコマンドで実行できます。

detect dsr {on | off}

DSR信号遷移検出機能を設定します。

このパラメータのデフォルトはoffです。

on

DSR信号遷移検出機能を有効にします。DSR信号状態がOFF→ON及び ON→OFFに遷移したことを検出し、コンソールメッセージやSYSLOG メッセージとして表示/送出します。

「set snmp tty dsrtrap on」コマンドを併せて設定することで、SNMPサー バに対してシリアルDSR信号トラップを送出します。

off

DSR信号遷移検出機能を無効にします。設定されたポートではDSR信号 遷移が発生した場合でも信号遷移を検出しません。

この場合コンソールやsyslogサーバへの状態遷移メッセージ出力やシリア ルDSR信号トラップの送出を利用することはできません。

注 意 下記のアクセスについては、このコマンドの設定によらず、そのときのDSR信 号状態を応答します。

「show stats tty」コマンドによるDSR信号状態の取得

SNMPMIBアクセスによるDSR信号状態の取得(NS-RS232-MIB内部に あるnsRs232PortDsrStateオブジェクト)

使 用 例 シリアルポート1のDSR信号遷移検出機能を有効にする場合 set tty 1 detect dsr on

ドキュメント内 NS-2250コマンドリファレンス-03 (ページ 97-103)