***
100~999人
***
5~99人
***
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-「】-
図 表 2 - 3 企 業 規 模・ 若 年 人 材 需要 類 型 別 3 年 以 内 既 卒 者 の 新卒 採 用 枠 で の 募 集 状 況
次に図 表 -3 に 、企 業規模・ 若年 人材 需要 類型 別 に 学校 等卒 業 後3年 以内 の者 の新 規 学 卒 者 採 用 枠 で の 募 集 状 況 を 示 し た10 カ イ 二 乗 検 定 の 結 果 、 す べ て の 企 業 規 模 で 有 意 な結果 が得 た い の 企業 規模 でも 、 調査時 点に おい て若 年 労働者 を雇 用し てい な い 若年 労働 者皆 無型 で 7 割以 上が 実 施 予定な し 答 えて い る そ の他 の 類型 を み
る 、
1,000
人以 上の 企 業規模 で い の 類 型も約 6割 が 実 施予 定 なし 、四分 の一 が 実施中ま た 今後 予定 中・検 討中 答え てお 、 若 年人 材需 要類 型 の 特徴 がみ な い 次 に
100
~999
人 規模で 若年 少数 精 鋭型 が 実施 予定 な し 、 若年 中心 使い 分 け 型 が 実施 中ま た 今後予 定中・検討 中 回答 する 傾向 が高 い さ に 5~99
人 規模 で、同 く 若 年少 数 精鋭型 が 実 施予 定 なし 、 若 年活 躍型 に加え て 若年 中心 使 い
10 ク ロ ス 集 計 時 に 本 設 問 へ の 3 択 の 回 答 を 、 実 施 中( 制 度 あ を 含 今 後 予 定 中 ・ 検 討 中 を ま
め て 実 施 予 定 な い の 択 に 変 換 し て い る が 、 3 択 の ま ま で ク ロ ス 集 計 を 実 施 し て も 分 析 結 果 お よ び 解 釈 に 変 更 を 要 し な い
実施予定なし
実施中また
今後予定・検討中 不詳
全体
60.9% 24.7% 14.3% 3,967
若年労働者皆無型
78.6% 6.1% 15.3% 131
若年活躍型
57.2% 25.0% 17.8% 432
若年中心使い分け型
59.4% 26.2% 14.4% 1,189
若年少数精鋭型
61.8% 23.6% 14.6% 781
若年正社員希少型
61.2% 25.7% 13.0% 1,434
全体
56.4% 30.1% 13.5% 3,354
若年労働者皆無型
70.0% 13.8% 16.3% 160
若年活躍型
53.0% 32.0% 14.9% 509
若年中心使い分け型
50.3% 36.8% 12.9% 936
若年少数精鋭型
61.3% 24.3% 14.5% 635
若年正社員希少型
58.2% 29.4% 12.5% 1,114
全体
61.1% 21.1% 17.8% 2,962
若年労働者皆無型
70.0% 7.0% 22.9% 611
若年活躍型
52.1% 31.2% 16.7% 497
若年中心使い分け型
51.9% 27.8% 20.3% 453
若年少数精鋭型
62.9% 22.3% 14.8% 912
若年正社員希少型
64.0% 20.2% 15.7% 489
全体
59.5% 25.4% 15.1% 10,283
若年労働者皆無型
71.3% 8.1% 20.6% 902
若年活躍型
54.0% 29.6% 16.4% 1,438
若年中心使い分け型
54.8% 30.3% 14.9% 2,578
若年少数精鋭型
62.1% 23.2% 14.6% 2,328
若年正社員希少型
60.6% 26.2% 13.3% 3,037
*** p<.001 ** p<.01 * p<.05
※検定時 不詳 を除いた
※調整済み残差の検定で有意かつ正のセルを網掛、負のセルを強調し た 合計
***
3年以内既卒者の新卒採用枠での募集
N 1,000人以上
***
100~999人
***
5~99人
***
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-「8-
分け型 も 実 施中ま た 今後 予定 中・検 討中 回答 する 傾向 が高 い こ の 若 年活 躍型 若 年中 心使 い分 け 型 に つい て同 類 型 同士で 企業 規模 の 実施 中ま た 今後 予 定 中・検討 中 の 回答 率を 比較す る 、い の 事業所 類型 にお いて も 、
100
~999
人規 模 5~
99
人 規模 で 回 答 率に差 があ ま み 、1,000
人 以上 規模 で 実施 予定な し の比 率が増 す傾 向が 見 た以上よ 、 新卒 採用 枠 におけ る3 年以 内既 卒 者の就 職機 会 、企 業 規模 若年 労働 者全 般 に対す る需 要の 高低 に 影響を 受け るこ が 明 に なっ た すな わ ち、若 年労 働者 比率 が 高 い事業 所で 開 放性 が 高く、 特に 全員 また 一部を 非正 社員 し て 雇用し てい る 若年 中 心 使い分 け型 の事 業所 で 比 較的 企業 規模 の 大 い 事業 所で もそ の 傾向が 高い 一方 、
1,000
人以上 の大 企業 や若 年 労働者 を現 状で 雇 用 してい ない 事業 所、 若 年労働 者比 率が 低く 若 年 者を正 社員 し ての み 雇用し てい る事 業所 で 閉鎖 的な 傾向 が見 た た し、 その 背 景 多様 であ る1,000
人以上 の大 企業 新 卒 採用枠 を設 けて の採 用 活動の 経験 が豊 富で あ る にも わ 閉鎖 的 である こ 、純 然 たる新 卒者 を雇 用す る 事への こ わ が強 い こ がう が わ る こ に対 して 、若 年労 働 者を現 状で 雇 用し て いない 事業 所や 、若 年 労 働者比 率が 低く つ 若 年者を 正社 員 して の み雇用 して いる 事業 所 に 、 新卒 採用 の経 験 が あま ない 中小 企業 の 事業所 が多 く分 布す る した がっ てこ の 事業所 新卒 採用 へ のこ わ が強 い い うよ も、 そも そも 新 卒者に 対象 を絞 った 採 用活動 自体 をあ ま 実 施 してい ない ため 実 施 予定な し 回 答し た 可能性 があ る労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-「重-
第 4 節 正 社 員 の 採 用 に お け る フ リ タ 経 験 に 対 す る 評 価
次に、 外部 労働 市場 に いる若 年非 正社 員が 正 社員へ 入職 する 機会 の 開放度 を確 認す る 本 調査の 事業 所調 査で 、過去3 年間 に正 社員 の 採用選 考を 行っ た事 業 所に対 して 、フ リー タ ー11が 正 社 員 の 求 人 に 応 募 し て た 場 合 、 フ リ ー タ ー で あ っ た こ を の よ う に 評 価 し ま す
12 尋 、 プラ スに 評価す る 評 価に ほ 影 響し ない マイ ナスに 評価 する の
3つ 1 つを 選択 し ても って いる 回答 率 が著し く低 い13 プ ラス に 評価す る を 評 価 にほ 影響 しな い ま め て マイ ナ スに評 価す る の 択に変 換し 、外 部労 働 市 場にい る若 年非 正社 員 が正社 員へ 入職 する 機 会の開 放度 の指 標 す る 図 表 - に、 本 設 問の回 答結 果の 分布 を 企業規 模・ 若 年人 材需 要類型14 に 示し た
カイ二 乗検 定の 結果 、企 業規模 全体 でみ た場 合 、
100
~999
人規 模に 限定し た場 合に つい て有意 な関 連が み 、い も 若 年活 躍 型 の 事業 所 フリ ー ター経 験を マ イナ ス に 評価す る 傾向 が高 い こ が 明 に なっ た 第3 節で みた よう に 若年 活躍 型 新 卒 採 用枠を 設け た採 用活 動 の実績 が企 業規 模を 問 わ 高 く、 つ 3年 以 内既卒 者の 新卒 採用 枠 で の募集 を実 施す る傾 向 が高 った し し 第 節で みた よう に 若 年活躍 型 が実 際に 雇 用 してい る若 年正 社員 の 経歴 、卒 業後 1年 以 内に入 職し た 新卒 採 用 者 に偏 って いた す なわち 、若 年労 働者 比 率が高 くそ の全 員を 正 社員 して 雇用 する 若年活 躍型 、若 年 者 を正社 員 して 雇い 入 るこ に 最も 積極 的 な事業 所層 で ある が 、その 募集 対象 純 然 た る新卒 者あ るい 限 なく新 卒者 に近 い卒 業 後間も ない 既卒 者が 中 心にな って いる い え よ う11 本 調 査 で フ リ ー タ ー を 家 業( 自 営・農 業 等 、通 学 ま た 家 事 の い も 行 っ て い な い
15
~34
歳 の 者 で 、 つ 、貴 事 業 所 へ の 応 募 前 の 1 年 間 に 、就 職 し て い た が 、勤 め 先 に お け る 呼 称 が ア ル バ イ ト 又 パ ー ト で あ る 者 定 義 し て い る ( 事 業 所 票7
頁 裏12
事 業 所 票 問
13
13 過 去 3 年 間 に 正 社 員 を 採 用 す る 予 定 が あ っ た
5,348
事 業 所 の う ち 、フ リ ー タ ー で あ っ た こ を プ ラ ス に 評 価 す る 答 え た 事 業 所44
事 業 所 (0.8%
で あ っ た14
本 設 問 に つ い て 若 年 労 働 者 が 1 人 も い な い 若 年 労 働 者 皆 無 型 の 有 効 回 答 率 が 著 し く 低 い(
54.2%
た め 、 若 年 労 働 者 が 1 人 以 上 い る つ の 類 型 に つ い て の み 集 計 を 行 っ た労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-」0-
図 表 2 - 4 企 業 規 模・ 若 年 人 材 需要 類 型 別 正 社 員 募 集 時 の フ リ タ 経 験 へ の 評 価
マイナ ス 評価
プ ス評価or
ほと 影響しない 不詳
全体
16.8% 62.6% 20.6% 1,838
若年活躍型
21.6% 53.9% 24.5% 204
若年中心使い分け型
16.4% 68.2% 15.5% 647
若年少数精鋭型
13.6% 60.4% 25.9% 316
若年正社員希少型
17.3% 60.8% 21.9% 671
全体
20.7% 67.0% 12.3% 1,919
若年活躍型
26.7% 60.9% 12.4% 307
若年中心使い分け型
21.4% 68.9% 9.7% 611
若年少数精鋭型
17.9% 65.0% 17.1% 357
若年正社員希少型
18.8% 69.1% 12.1% 644
全体
17.0% 67.2% 15.8% 1,331
若年活躍型
19.7% 64.8% 15.6% 315
若年中心使い分け型
17.0% 68.2% 14.8% 283
若年少数精鋭型
17.7% 65.4% 16.9% 468
若年正社員希少型
12.5% 72.5% 15.1% 265
全体
18.3% 65.4% 16.2% 5,088
若年活躍型
22.8% 60.7% 16.6% 826
若年中心使い分け型
18.5% 68.5% 13.0% 1,541
若年少数精鋭型16.7% 63.9% 19.5% 1,141
若年正社員希少型17.1% 66.1% 16.8% 1,580
*** p<.001 ** p<.01 * p<.05
※検定時 不詳 を除いた
※カ イ 二乗検定の結果有意であ った変数 ついてのみ
調整済み残差の検定で有意かつ正のセルを網掛、負のセルを強調し た
5~99人
合計
**
フリ タ 経験 対する 評価
N
1,000人以上
†
100~999人
*
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-」1-
第 5 節 非 正 社 員 の 正 社 員 へ の 転 換 制 度 ・ 実 績 の 有 無
最後 に、 事 業所 で雇 用する 正社 員以 外の 労 働者を 正社 員へ 転換 さ せる制 度・ 実績 の有 無 をみる こ で、内部 労働 市場内 の若 年非 正社 員 が正社 員へ 転換 する 機 会の開 放度 を確 認す る 図表 -5 に、 すべ て の事業 所に 正 社員 以 外の労 働者 を正 社員 へ 転換さ せる 制度 あ ま す 15 尋 た 結 果 を 企 業 規 模 ・ 若 年 人 材 需 要 類 型 別 に 示 し た カ イ 二 乗 検 定 の 結 果 、 全ての 企業 規模 にお い て有意 な関 連が み た 若 年労 働者 を全 て 正社員 し て雇 用し て い る 若 年活 躍型 若年少 数精 鋭型 、 そも そも若 年労 働者 がい な い 若 年労 働者 皆無 型 で 、 い の 企業 規 模でも 正社 員以 外の 労 働者を 正社 員へ 転換 さ せる制 度が ない 事業 所 の 割合が 高い こ の 事業所 に 少な く も 調査時 点に おい て 、 転換の 対象 な る若 年 非
図 表 2 - 5 企 業 規 模・ 若 年 人 材 需要 類 型 別 非 正 社 員 の 正 社 員 への 転 換 制 度 有 無
15
事 業 所 票 問
12
( 1ある ない 不詳
全体
58.9% 37.5% 3.5% 3,967
若年労働者皆無型
45.0% 51.1% 3.8% 131
若年活躍型47.9% 43.5% 8.6% 432
若年中心使い分け型67.6% 30.4% 2.0% 1,189
若年少数精鋭型47.5% 47.5% 5.0% 781
若年正社員希少型62.6% 35.0% 2.4% 1,434
全体
56.6% 40.8% 2.5% 3,354
若年労働者皆無型
45.0% 46.9% 8.1% 160
若年活躍型44.4% 52.3% 3.3% 509
若年中心使い分け型72.8% 25.5% 1.7% 936
若年少数精鋭型41.3% 54.6% 4.1% 635
若年正社員希少型59.2% 39.7% 1.2% 1,114
全体
38.7% 54.1% 7.3% 2,962
若年労働者皆無型
23.7% 60.6% 15.7% 611
若年活躍型34.0% 59.6% 6.4% 497
若年中心使い分け型58.1% 38.9% 3.1% 453
若年少数精鋭型33.7% 59.9% 6.5% 912
若年正社員希少型53.4% 43.8% 2.9% 489
全体
52.3% 43.4% 4.3% 10,283
若年労働者皆無型
30.6% 56.8% 12.6% 902
若年活躍型41.9% 52.2% 6.0% 1,438
若年中心使い分け型67.8% 30.1% 2.1% 2,578
若年少数精鋭型40.4% 54.3% 5.3% 2,328
若年正社員希少型59.8% 38.1% 2.0% 3,037
*** p<.001 ** p<.01 * p<.05
※検定時 不詳 を除いた
※調整済み残差の検定で有意かつ正のセルを網掛、負のセルを強調し た
5~99人
***
合計
***
正社員以外の労働者を
正社員へ転換させる 制度が
N 1,000人以上
***
100~999人
***
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-」「-
正社員 が在 籍し てい な いため 当然 の結 果 い える 反対 に転 換制 度 がある 傾向 が高 いの 、 若年労 働者 比率 が高 く つそ の一 部ま た 全 てを非 正社 員 して 雇 用する 若 年中 心使 い 分 け型 で ある 若 年正 社員希 少型 若 年 中心使 い分 け型 似 た傾向 を示 すが 、
100
~999
人規 模で 若 そ の傾向 が弱 まる ま た い の 若年 人材 需 要類型 に おい ても 企 業 規模 が100
~999
人 、1,000
人以 上の 事業 所で 、5 ~99
人 の事 業所 よ 転 換制 度が ある 傾 向が高 い 以上 よ 、若 年非正 社員 の正 社員 へ の転換 の制 度化 、若 年 労働者 比率 の高 さ 、 若年労 働者 を非 正社 員 して 雇用 する 傾向 、企業規 模が100
人 以上 である こ 関 連を も ついえ る
次に 図表 - 6① に 、全て の事 業所 に 過 去3年 間に 正社 員以 外 の若年 労働 者を 正社 員 に 転換さ せた こ あ ます 16 尋 た結 果を 企業規 模・若年 人材 需 要類型 別 に示 した
図 表 2 - 6 企 業 規模 ・ 若 年 人 材需 要 類 型 別 非 正 社 員 の 正 社 員へ の 転 換 実 績 有 無
16
事 業 所 票 問
12
(ある ない
当する 労働者
いなかった 不詳
全体
30.3% 26.8% 35.0% 7.8% 3,967
若年労働者皆無型
3.1% 9. 9% 78.6% 8.4% 131
若年活躍型9.7% 21. 5% 57.9% 10.9% 432
若年中心使い分け型48.2% 27.2% 19. 1% 5.6% 1,189
若年少数精鋭型9.6% 22. 9% 56.9% 10.6% 781
若年正社員希少型35.5% 31.7% 25. 5% 7.3% 1,434
全体
37.1% 20.3% 38.4% 4.2% 3,354
若年労働者皆無型
4.4% 13.8% 71.3% 10.6% 160
若年活躍型17.7% 15. 1% 61.7% 5.5% 509
若年中心使い分け型58.5% 19.2% 20. 0% 2.2% 936
若年少数精鋭型15.9% 17.8% 60.0% 6.3% 635
若年正社員希少型44.7% 26.0% 26. 2% 3.1% 1,114
全体
17.5% 16.7% 58.9% 6.9% 2,962
若年労働者皆無型
3.1% 7. 0% 76.6% 13.3% 611
若年活躍型14.5% 13. 5% 65.2% 6.8% 497
若年中心使い分け型38.4% 28.0% 29. 8% 3.8% 453
若年少数精鋭型11.5% 13. 2% 69.5% 5.8% 912
若年正社員希少型30.1% 28.2% 37. 6% 4.1% 489
全体
28.8% 21.8% 43.0% 6.4% 10,283
若年労働者皆無型
3.3% 8. 6% 75.9% 12.1% 902
若年活躍型14.2% 16. 5% 61.8% 7.6% 1,438
若年中心使い分け型50.2% 24.4% 21. 3% 4.0% 2,578
若年少数精鋭型12.1% 17. 7% 62.7% 7.6% 2,328
若年正社員希少型38.0% 29.1% 27. 7% 5.2% 3,037
*** p<.001 ** p<.01 * p<.05
※検定時 不詳 を除いた
※調整済み残差の検定で有意かつ正のセルを網掛、負のセルを強調し た
5~99人
***
合計
***
過去3年間 正社員以外の若年労働者を 正社員 転換させたことが
N
1,000人以上
***
100~999人
***
労働政策研究・研修機構(J I L PT )