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レッスン 2 nCloth コンストレインを作成する

6 Live

基礎知識

Maya® LiveTM は、マッチムービングのプロセスを簡略化します。マッチムービングとは、実写

映像のカメラやオブジェクトの動きを Maya のカメラと一致させるプロセスで、3D オブジェ クトを実写映像の中に配置することが可能になります。

マッチムービングは、トラックとソルバのプロセスを使用して Maya カメラの動きを計算する 再帰的なプロセスです。

オブジェクトが実写のアクションシーン内でトラックされた後、指定されたイメージのカメラ 位置がソルバによって計算されます。次のレッスンを行います。

• レッスン 1 トラックとソルバ: 「基礎知識」(183ページ)

• レッスン 2 調査データを使ったソルバ: 「基礎知識」(203ページ)

Live について

実写したフェンスを Maya でモデリングしたフェンスと置き換えると想定します。実写映像で は、カメラがフェンスを見回しています。Live を使用すると、モデリングしたフェンスを実写 映像のカメラと同じように見回す Maya カメラをアニメートすることができます。Maya で作 成したフェンスをこのカメラからレンダーすると、カメラのパースビューは実写したフェンス と同じになります。したがって、フェンスとカメラを正確に合成することができます。

フェンスの実写映像

> Live について

Live では、実写映像のオブジェクトの動きを一致させることもできます。実写映像上で動いて

いる人の帽子を Maya で作成した帽子で置き換えるとします。Live を使用すると、実写した帽 子の特定のポイントの動きに追従する 3D ロケータを作成できます。そして、Maya で作成し た帽子をロケータの移動ポイントにアタッチすると、レンダーした Maya の帽子が実写した人 の動きに追従するようになります。オブジェクトの動きを一致させる手順は、カメラを一致さ せる手順とほぼ同じです。

Live を使用するには、次の主な作業を順番に実行します。

設定

最初に、実写映像のデジタル イメージを読み込みます。このレッスンでは、フィルム素材から スキャンしたイメージを使用します。

イメージは、イメージ プレーン上に表示されます。このプレーンは Maya カメラの一部であ り、イメージをバックグラウンドの一部として表示します。

Track (トラック)

このタスクでは、花の中心やフェンス上の印など、イメージ内のさまざまなポイントにマーク を付け、フレーム間でポイントの位置がどのように変化するかを Maya にトラックさせます。

Maya のカメラビューおよびモデリングしたフェンスをマッチングする

6 | Live > レッスンの準備

Solve (ソルバ)

このタスクでは、トラックポイントの動きに基づいて、アニメートされたカメラを計算するソ ルバ プログラムを実行します。

Fine-Tune (微調整)

これは、フレームごとにカメラの位置を調整することができるオプションのタスクです(この タスクを使用することはほとんどないので、このレッスンでは説明しません)。

レッスンの準備

以下のレッスンでは、裏庭とフェンスを見回すショットのライブ アクション シーンにマッチ ムービングを作成します。2 番目のレッスンでは、Maya で作成したフェンスを読み込んで、

Maya カメラの動きが実写したカメラとどれだけ正確に一致しているかを評価します。

説明どおりにレッスンを進めるために、レッスンを開始する前に次の手順を実行します。

1 アニメーション再生コントロールの基本的な使用方法については必ず理解しておいてくだ さい。このコントロールについては、『Maya スタートアップ ガイド』の「アニメーション」

の章を参照してください。

> レッスンの準備

2 ウィンドウ > 設定/プリファレンス(Window > Settings/Preferences > Preferences)を 選択します。タイムスライダ(Timeline)カテゴリをクリックして、再生スピード(Playback

Speed)がすべてのフレームを再生(Play every frame)に設定されていることを確認しま

す。この設定にすると、アニメーションがより正確に再生されます。

3 Maya DVD からライブのレッスン データを見つけます。データは、DVD の次の場所に収録

されています。

Tutorials_and_Extras/UnlimitedLessonData/Live

DVD から直接作業しても、このディレクトリをローカルディスクにコピーしても構いませ ん。ディレクトリをコピーする場合は、ディスク上に約 300 MB の空き領域が必要です。

4 メニューセットの選択メニューにライブ(Live)が表示されない場合は、ウィンドウ > 設 定/プリファレンス > プラグインマネージャ(Window > Settings/Preferences > Plug-in Manager)を選択します。プラグイン マネージャで mayaLive.mll(Windows の場合)を指 定し、ロード(loaded)のチェックボックスをクリックします。操作が終了するまでには 約 20 秒かかります。終了したらプラグインマネージャを閉じます。

5 ライブメニューセットを選択します。このレッスンで説明するすべての手順は、ライブメ ニューセットが選択されていることを前提としています。

6 Scene > New MatchMove を選択します。

新しいマッチムーブシーンを作成すると、Maya の標準ウィンドウの一番下に Setup コン トロールパネルが配置されます。セットアップ)、トラック(Track)、ソルバ(Solve)、微

調整(Fine-Tune)の主要なタスクごとに別々のコントロールパネルが用意されています。

Live のほとんどの操作は、このコントロールパネルで行うことができます。

6 | Live > レッスンの設定

シーン内にカメラとイメージ プレーンが作成されることにも注意してください。これが

Live でアニメートするカメラです。イメージプレーンは、カメラを通して見たときのバッ

クグラウンドプレートとして機能します。実写映像を読み込むと、ここにイメージが表示 されます。

レッスンの設定

最初に、実写シーケンスのデジタルイメージを読み込みます。ここでは、あらかじめ用意され ているイメージを使って作業を行います。

レッスンのイメージを読み込んでセットアップするには

1 セットアップ コントロール パネルで、Full Res Image フィールドの隣の参照(Browse)ボ タンをクリックします。

2 UnlimitedLessonData/Live/sourceimages ディレクトリに移動し、

shot1BG.rgb.0001 など、任意のイメージファイルをリストから選択します。

3 開く(Open)ボタンをクリックします。shot1BG.rgb.0001 から shot1BG.rgb.0240 ま でのイメージシーケンス全体が読み込まれます。

4 Predefined Filmbacks リスト(セットアップ コントロール パネル)から、35mm Full

Aperture を選択します。

Setup コントロールパネル

> レッスンの設定

フィルムバックは、撮影時に使用された、露光フィルム ネガのアスペクト比(幅/高さ)

です。Live を使用する前に、撮影時にどのフィルムバックが使用されたかを確認する必要 があります。これを行わないと、Live では正しいビュー アングル(カメラ レンズの口径)

と焦点距離を判別できません。

注 イメージ プレーンにイメージが表示されない場合、必要に応じてイメージ キャッシュの設定を調整してください。左端にある Cache オプションをクリッ クすると、キャッシュの設定が表示されます。Texture Method を Image に設 定してください。それでもイメージが表示されない場合は、None を選択してみ てください。

6 | Live レッスン 1 > 基礎知識

ドキュメント内 Maya Unlimited スタートアップ ガイド (ページ 177-183)