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ファー ディスクリプションの割り当て

ドキュメント内 Maya Unlimited スタートアップ ガイド (ページ 101-127)

基礎知識

Maya Unlimited には、さまざまな定義済みファーディスクリプションが用意されています。

これらのファーディスクリプションは、プリセットとも呼ばれ、モデルのファーを作成するた めの始点として使用できます。ファーディスクリプションプリセットはカスタマイズするこ ともできます。

このレッスンでは、次の項目について学習します。

• 対称軸を基準にモデルの部分を複製する方法

• サーフェスの名前を変更する方法

• サーフェスをディスプレイレイヤに割り当てる方法

• モデルのサーフェスにファーディスクリプションプリセットを適用する方法

• ファーディスクリプションが正しい方向を向くように、サーフェス上のサーフェス法線を 反転する方法

• 一部のサーフェスでファーディスクリプションの方向を変更する方法

• ファーアトリビュートマップをペイントして、サーフェスの領域でファーの長さを修正す る方法

• ファーディスクリプションのファーカラーアトリビュートを修正する方法

• サーフェスに新しいファーディスクリプションを作成し、そのアトリビュートを修正する 方法

レッスンの設定

説明どおりにレッスンを進めるために、レッスンを開始する前に次の手順を実行します。

1 furStart.mbという名前のシーンを開きます。

2 シーン furStart.mb は、Maya DVD から開く、または『Maya Unlimited スタートアップ ガ イド』のデータファイルをコピーしたドライブから開くことができます。目的のファイル はTutorials_and_Extras/UnlimitedLessonData/Fur/scenesにあります。

このシーンには、レッスン用にあらかじめ作成されたモデルが含まれています。

レッスン 1 > 対称軸を基準にしたオブジェクトの複製

対称軸を基準にしたオブジェクトの複製

3D アーティストは必要データを軽くするために、左右対称モデルの半分だけを構築すること がよくあります。このレッスン用に用意されたシーンは、このような状況を反映しています。

テディベアの胴体は半分しかありません。以下の手順では、中心軸の向こう側に、腕、脚、胴 体を構成するサーフェスを複製して、モデルを完成させます。

サーフェスを複製するには

1 シーンビューで、複製する 5 つのサーフェス(腕、前足、脚、後足、胴体)を選択します。

サーフェスを 1 つクリックし、その後、5 つのサーフェスがすべてハイライトされるまで、

Shift キーを押しながら、残りのサーフェスをクリックします。

2 編集 > 特殊な複製(Edit > Duplicate Special)ˆ を選択します。特殊な複製オプション

(Duplicate Special Options)ウィンドウが表示されます。ここで、編集 > 設定のリセット

(Edit > Reset Settings)を選択し、次の操作を実行します。

• X スケール(X Scale)の値を -1 に変更します。

• 特殊な複製(Duplicate Special)ボタンをクリックします。

X スケールの値を -1 に設定すると、X 軸の負の側、対応する位置にサーフェスが複製され ます。

左右対称のサーフェス を持つモデルの半分が 選択されている

4 | ファー

レッスン 1 > モデルでサーフェスの名前を変更

モデルでサーフェスの名前を変更

サーフェスの複製後、複製したサーフェスの名前を変更します。これにより、複製したサー フェスを簡単に特定したり、必要に応じて、名前を使って選択したりできるようになります。

もともと、複製したサーフェスには、命名規則を使用した名前(leftArm、leftArmpaw、

leftLeg、leftLegpaw)が付いていました。オブジェクトを複製して作られた新しいオブジェク

トには、Maya により自動的に名前がつけられます。このモデルで使用されている命名規則に

合わせて、複製後のサーフェスの名前を変更します。

オブジェクトの名前を変更するには

1 次の表にリスト表示されているサーフェスそれぞれについて、次の操作を実行します。

• シーン ビューで目的のオブジェクトをクリックします。

• チャンネル ボックス(Channel Box)で、このオブジェクト名をクリックして選択し ます。チャンネル ボックスを表示するには、ステータス ラインにあるチャンネル ボッ

クス/レイヤ エディタの表示/非表示(Show/Hide Channel Box/Layer Editor)ボタ

ンをクリックします。

• 下の表を見て、変更後の名前を入力し、Enter キーを押します。

完成したモデル

レッスン 1 > リファレンスレイヤへのオブジェクトの割り当て

リファレンス レイヤへのオブジェクトの割り当て

このセクションでは、ファーが割り当てられないオブジェクトをリファレンス ディスプレイ レイヤに割り当て、ファーディスクリプションを追加、または変更するときに、これらのオブ ジェクトを一時的に選択できないようにします。

レイヤは、オーバーラップしたシーン ビューで、レイヤにはオブジェクトを割り当てることが できます。シーン内のオブジェクトはどれでもレイヤに割り当てられます。シーンを簡略化で きるというのはレイヤの便利な特性の 1 つです。これにより、他のオブジェクトに干渉せず に、特定のオブジェクトで作業をすることができます。シーンからレイヤに割り当てるオブ ジェクトを選択し、必要に応じて、このオブジェクトを可視または非可視に設定できます。ま た、特定のレイヤとコネクトされているオブジェクトすべてをテンプレート化、または参照す ることも可能です。

ディスプレイレイヤにオブジェクトを割り当てるには

1 チャンネルボックスが表示されていない場合は、ステータス ラインのチャンネル ボック ス/レイヤエディタの表示/非表示 ボタンをクリックし、レイヤエディタ(Layer

Editor)を表示します。

2 ディスプレイ(Display)ラジオ ボタンをクリックして、レイヤ エディタをディスプレイ レイヤ(Display Layers)に設定します。

変更前の名前 変更後の名前

leftArm1 rightArm

leftArmpaw1 rightArmpaw

leftLeg1 rightLeg

leftLegpaw1 rightLegpaw

leftBody1 rightBody

4 | ファー

レッスン 1 > リファレンスレイヤへのオブジェクトの割り当て

3 レイヤの作成(Create Layer) ボタンをクリックします。

4 レイヤエディタで、新しいレイヤの名前をダブルクリックします。

レイヤの編集(Edit Layer)ウィンドウが表示されます。

5 レイヤの編集ウィンドウで次の設定を行い、保存(Save)をクリックします。

• 名前(Name): ExtraParts

• 表示タイプ(Display type): リファレンス(Reference)

レイヤ エディタで、レイヤの名前が更新され、ステータスが リファレンスに設定されま す。リファレンス というディスプレイ状態は、そのレイヤに含まれるオブジェクトはシー ンには表示されるが、選択できないことを表しています。

6 シーンビューで、次のサーフェスを選択します。

• nose

• mouth

ディスプレイレイヤ に設定されたレイヤ エディタ

新しいレイヤがレイ エディタに表示さ れ、リファレンスに 設定されます。

レッスン 1 > リファレンスレイヤへのオブジェクトの割り当て

• leftEye

• rightEye

• leftLid

• rightLid

• leftInEar

• rightInEar

• leftArmpaw

• rightArmpaw

• leftLegpaw

• rightLegpaw

• groundPlane

7 レイヤエディタで ExtraParts レイヤを右クリックし、表示されるプルダウンリストから選 択したオブジェクトの追加(Add Selected Objects)を選択します。

選択したオブジェクトは ExtraParts ディスプレイ レイヤに割り当てられます。このレイヤ は現在、リファレンスに設定されています。これらのオブジェクトは表示されていますが、

このレイヤのディスプレイ設定を 通常(Normal) に設定するまで、選択することはできま せん。リファレンス レイヤをこのように使用すると、ファーを適用するときに関係のない

4 | ファー

レッスン 1 > モデルへのファーディスクリプションプリセットの割り当て

モデルへのファー ディスクリプション プリセットの 割り当て

ファーディスクリプションは、ファーのすべてのアトリビュート(ファーのカラー、太さ、長 さ、生え具合、不透明度、カール、密度など)を定義します。Maya には、ファーディスクリ プションプリセットが用意されています。このプリセットをそのまま使うこともできますし、

ユーザ独自のファーディスクリプションを作成するときのひな型として使うこともできます。

ファーを適用する必要のないサーフェスはすべて、既にリファレンスディスプレイレイヤに 割り当てられています。これにより、ファーディスクリプションの適用が簡単になります。

モデルにファーディスクリプションプリセットを割り当てるには

1 シーンビューで、モデル全体を囲むようにセレクションボックスをドラッグします。

ExtraParts リファレンスディスプレイレイヤに割り当てたサーフェスを除き、熊のモデル

上にあるすべてのサーフェスが選択されます。

2 シェルフでファー(Fur)タブをクリックします。

3 サーフェスが選択された状態で、ファーシェルフのヒヨコ(Duckling)ファープリセット をクリックします。

レッスン 1 > モデルへのファーディスクリプションプリセットの割り当て

モデルで選択されているサーフェスに、ヒヨコファープリセットが割り当てられます。

4 チャンネルボックスで、ファーディスクリプションの名前DucklingをTeddyBearに変 更します。

モデルに表示されている黄色いスパイクを見てください。これはファーフィードバックと呼 ばれ、レンダーしたときにファーがどのように表示されるか、その概観を表したものです。

ファーフィードバックには、カラー、密度、長さ、方向、縮れ具合など、さまざまなファー のアトリビュートが表示されます。ファーフィードバックを見ることにより、シーンをレ ンダーしなくても、瞬時にファーアトリビュートに対する変更の効果を確認することがで きます。

モデルの脚や腕、頭頂部のファーフィードバックは、胴体や鼻先のサーフェスに表れる ファーフィードバックと異なっていますが、このフィードバックは割り当てられたサー フェスすべてで同じでなければなりません。これは、割り当てられたサーフェスによって、

サーフェス法線の向きが違うことを示しています。

ヒヨコファープリセット

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