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ISWM 6.0 for ICAPをご利用になる場合、ICAPクライアントであるNetCacheまたはBlueCoatと連携 する設定が必要になります。ご利用の環境にあわせて設定をしてください。

6-1. NetCache との連携

ICAPクライアントとしてNetCacheを利用する場合、ICAPサービスファームの登録とAccess Control

Listsの設定をしてください。

注意: ISWMをNetCacheと連携させて動作させるためにNetCache側で必要な設定をします。

詳しくはNetCacheのマニュアルを参照してください。

■ 管理画面へのログインと ICAP 設定画面の表示

次の手順でNetCache管理画面にログインしてICAP設定画面を表示してください。

ここでは、リリース5.3.1D2の場合を例に説明します。

1.

ブラウザからhttp://<netcache-server>: <netcache-adminport>/にアクセスします。

・ < netcache-server> : NetCache稼動サーバ名/IPアドレス

・ < netcache-adminport> : NetCache管理画面用ポート番号 (初期設定では3132)

WWW認証ダイアログが表示されます。

2.

NetCache管理者アカウント、パスワードを入力して [OK] ボタンをクリックします。

NetCache管理画面が表示されます。

3.

画面上の [Setup] タブをクリックします。

4.

画面左側メニューから [ICAP] をクリックし、表示されたメニューから [ICAP 1.0] をクリック します。

ICAP設定画面が表示されます。

■ ICAP サービスファームの登録

1.

ICAP設定画面から [Service Farms] タブをクリックします。

ICAP Service Farms画面が表示されます。

2.

[New Service Farm] ボタンをクリックします。

ICAPサービスファーム登録画面が表示されます。

3.

ICAPサービスファーム登録画面で、次の項目を設定します。

Service Farm Name ISWM

Vectoring Point REQMOD_PRECACHE

Order 1

Service Farm Enable 有効 (チェックボックスをオンにする)

Load Balancing

●ISWMが1台の場合   [IP Based]

● ISWMが複数の環境でオーバーライド機能を使用する場合   [IP Based]

●それ以外の場合   [Round Robin Based]

Bypass on Failure 無効 (チェックボックスをオフにする)

Consistency Weak

Lbw Threshold 空欄にする

Services

環境にあわせてIPアドレス、ホスト名、ICAPポート番号を指定する 記入例) icap://<ISWM-Server>:<ICAP-Port>/iswm on

< ISWM-Server> :ISWMの導入コンピュータのIPアドレス/ホス ト名

<ICAP-Port> :LISTENしているICAPポート番号 (初期設定は1344)

※ICAPサーバを複数構築、または複数のポート番号でLISTENし

ている場合、 [Services] に複数行記述できます。

4.

画面下の [Commit Changes] ボタンをクリックして、新規サービスファームを登録します。

続けてAccess Control Listsの設定をします。

■ Access Control Lists の設定

1.

ICAP設定画面から [Access Control Lists] タブをクリックします。

Access Control Lists画面が表示されます。

2.

次の項目を設定します。

3.

画面下の [Commit Changes] ボタンをクリックします。

設定が更新されます。

以上で、ISWMとNetCacheのICAP連携の設定は完了です。

Enable ACLs [Enable Access Control Lists] チェックボックスをオンにする

HTTP ACL icap(ISWM) any

HTTP-Based Tunneling

ACL icap(ISWM) any

FTP ACL icap(ISWM) any

6-2. BlueCoat との連携

ICAPクライアントとしてBlueCoatを利用する場合、ICAPサービスファームの登録とポリシー設定 をしてください。

注意: BlueCoatサーバは、SGOS 2.1.06以上をお使いください。ISWMをBlueCoatと連携させ て動作させるためにBlueCoat側で必要な設定をします。詳しくはBlueCoatのマニュア ルを参照ください。

■ 管理画面へのログイン

次の手順でBlueCoat管理画面にログインしてください。

ここでは、BlueCoat SGOS 2.1.09 の場合を例に説明します。

1.

ブラウザからhttp://< bluecoat-server>: < bluecoat-adminport>/にアクセスします。

・ < bluecoat-server> : BlueCoat 稼動サーバ名/IPアドレス

・ < bluecoat-adminport> : BlueCoat管理画面用ポート番号 (初期設定では8081)

BlueCoat管理画面が表示されます。

2.

[Management] をクリックします。

WWW認証ダイアログが表示されます。

3.

BlueCoat管理者アカウント、パスワードを入力して [OK] ボタンをクリックします。

Management初期画面が表示されます。

■ ICAP サービスファームの登録

ISWMとの連携のためにICAPサービスの登録、ポリシーの設定を行います。ICAPサービスを登録す るには、次の手順に従ってください。

1.

画面左のメニューの [ICAP] をクリックします。

ICAPサービスの設定画面が表示されます。

2.

[New] ボタンをクリックします。

「サービス登録用」ダイアログが表示されます。

3.

登録するサービス名を入力して [OK] ボタンをクリックします。

ICAPサービスが一覧に登録されます。

複数のICAPサーバを使用する場合には、使用するサーバごとにサービスを登録してください。

4.

登録されたサービスを一覧から選択し、 [Edit] ボタンをクリックします。

ICAPサービス設定ダイアログが表示されます。

5.

次の項目を設定します。

注意: [Sense settings] ボタンをクリックするとICAPサーバとの接続を確認できます。

6.

[OK] ボタンをクリックしてサービスの設定をBlueCoatに保存します。

7.

[Apply] ボタンをクリックしてBlueCoatに設定を反映します。

注意: [Apply] ボタンをクリックしないと設定は反映されません。必ず [Apply] ボタンを

クリックしてください。

続けてポリシーの設定をします。

ICAP version 1.0

Service URL

環境にあわせてIPアドレス、ホスト名、ICAPポート番号を指定し ます。

記入例) icap://<ISWM-Server>:<ICAP-Port>/

< ISWM-Server> :ISWM for ICAP を導入しているサーバの IP アドレス/ホスト名

<ICAP-Port> :LISTENしているICAPポート番号

※ICAPサーバを複数構築、または複数のポート番号でLISTENし ている場合には、 [Services] に複数行記述できます。

Maximum number of

connections 75 (初期設定を使用)

Connection

timeout(seconds) 75 (初期設定を使用) Method supported request modification

Health Checks Options ICAP サーバを複数構築している場合には、BlueCoat の Health

Checks機能を使用することを推奨します。

■ ポリシーの設定

1.

画面左のメニューより [Policy] をクリックします。

Policyサービスの登録画面が表示されます。

2.

[Visual Policy Manager] タブを選択し、 [Start] ボタンをクリックします。

Visual Policy Manager画面が表示されます。

注意: Visual Policy Managerは署名付きアプレットで実行されるため、証明書の確認ダイ

アログが表示されます。証明書を信頼する場合には、 [ このセッションで許可す る] 、 [常に許可する] を選択しVisual Policy Managerを開始します。

3.

メニューバーの [Edit] をクリックし、表示されるプルダウンメニューから [Add Web Access Policy] をクリックします。

4.

ポリシー名を入力し、 [了解] ボタンをクリックします。

ポリシーが追加されます。

5.

追加されたポリシーの [Action] のセルを右クリックし、 [Set] をクリックします。

[Add Object] ダイアログが表示されます。

6.

[New...] ボタンをクリックし、 [Use ICAP Request Service...] をクリックします。

[ADD ICAP Service Action] ダイアログボックスが表示されます。

7.

次の項目を設定し、 [了解] ボタンをクリックします。

・ ICAP Service/Cluster Names :登録したICAPサービスを選択

・ On communication error with ICAP service : [Deny the request] を選択

[Action] 一覧にICAPサービスが追加されます。

8.

[Add Object] に追加されたICAPサービスを選択し、 [了解] ボタンをクリックします。

ポリシーのActionが有効になります。

9.

[Install Policies] ボタンをクリックします。

Visual Policy Managerで設定したポリシー設定がBlueCoatに反映されます。

以上で、ISWMとBlueCoatのICAP連携の設定は完了です。