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フィルタリングルール共通設定画面では、フィルタリングルールに共通で適用される以下の設定を します。

・ 書き込み規制

・ HTTPS規制

・ 規制解除申請

・ ユーザ設定カテゴリ

9-1. 書き込み規制を設定する

ISWMでは、インターネット上の掲示板などへの書き込みを規制 (POSTリクエストの規制) できま す。以下の3つの規制方法があります。

・ グループごとに指定したサイズを超える書き込みを規制する

・ すべての書き込みを規制する

・ 指定したサイズを超える書き込みを規制する

注意: Squid版ではPOSTリクエストの設定ができないため、[■書き込み規制設定]が表示さ

れません。

1.

[システム管理]→[フィルタリングルール共通設定] をクリックします。

[フィルタリングルール共通設定] が表示されます。

2.

書き込み規制の内容を設定します。

[■書き込み規制設定] - [書き込み規制サイズ]

3.

[更新] ボタンをクリックします。

確認のダイアログが表示されます。

4.

[OK] ボタンをクリックします。

以上で、書き込み規制 の設定は完了です。

9-2. HTTPS 規制を設定する

SSL Access Controllerによる規制の有効/無効を設定します。SSL Access Controllerとは、HTTPSプロ トコルのフィルタリングを実行するためにクライアントPCにインストールする、Internet Explorer専 用のアドオンプログラムです。インストール方法等については、336ページの「4. SSL Access Controller の設定」を参照してください。

HTTPS規制を有効にすると、SSL Access ControllerをインストールしたクライアントPCからHTTPS

サイトの URL をリクエストした場合、ホスト名以降のディレクトリやファイル名まで含めた、きめ 細かなフィルタリングが可能になります。

グループ毎に書き込み規制サイズ の設定を行う

グループごとに書き込み規制サイズを設定し、設定し たサイズを超える書き込み (POSTリクエスト) を、規制 の対象とする場合に、チェックボックスをオンにしま す。グループごとの書き込み規制は、 [グループ設定] -[規制オプション設定] - [書き込み規制] で設定します。

詳しくは、270 ページの「7. 規制オプションの設定」を参 照してください。

全てのサイズのPOSTリクエスト を書き込み規制の対象とする

すべての書き込み (POSTリクエスト) を規制する場合 に、チェックボックスをオンにします。

POSTデータサイズ 指定したサイズ (byte単位) を超えるPOSTリクエスト を規制する場合に入力します。

1.

[システム管理] →[フィルタリングルール共通設定] をクリックします。

[フィルタリングルール共通設定] が表示されます。

2.

[■HTTPS規制設定] - [規制方式] でHTTPS規制の設定をします。

規制を有効にする場合は、[SSL Access Controllerを使用する]チェックボックスをオンにしてく

ださい。[SSL Access Controller以外からのHTTPS通信をすべて規制する]チェックボックスも

自動的にオンになります。必要に応じてオフにしてください。

[■HTTPS規制設定]の設定と、SSL Access Controllerインストール有無によって、実際にクライ

アントPC に適用されるHTTPS通信規制については、337ページの「4-1. ISWMとの連携設定」

を参照してください。

3.

[更新] ボタンをクリックします。

確認のダイアログが表示されます。

4.

[OK] ボタンをクリックします。

以上で、HTTPS規制の設定は完了です。

9-3. 規制解除申請を設定する

規制された URL にアクセスしたとき、Web ブラウザから規制解除を申請できます。規制解除申請は ログファイルとして保存されます。また、メール通知設定が有効な場合、システム管理者や設定した 通知先にメールを送信できます。

ここでは、規制解除申請機能の設定について説明します。規制解除申請画面の操作については、85ペー ジの「規制画面について」を参照してください。

注意: ・Squid版の場合、httpsプロトコルのURLでは規制解除申請機能を使用できません。

・規制解除申請機能を利用する場合、[システム管理] - [ 画面設定] で規制画面形式を

「ファイル」に設定してください。詳しくは、84 ページの「4-2. 規制画面形式を設定す る」を参照してください。

・ISWM でのユーザ認証が「有効」に設定されていない場合、規制解除申請機能は利用で きません。

1.

[システム管理]→[フィルタリングルール共通設定] をクリックします。

[フィルタリングルール共通設定] が表示されます。

2.

[■規制解除申請設定] - [ 規制解除申請機能] の [ 有効] チェックボックスをクリックしてオン にします。

申請メール通知設定が設定可能になります。申請内容をメールで通知する場合、手順3 に進み 申請メール通知設定を設定します。申請内容をメールで通知しない場合、手順4 に進みます。

注意: メールによる規制解除の申請通知をする場合、[申請メール通知先]でメールの送 付先を設定してください。また、[ システム管理] - [メール通知設定] でメール送信 に必要な設定をしてください。詳しくは、102ページの「7. メール通知設定」を参照 してください。

3.

申請メールの件名、通知先を設定します。

[■規制解除申請設定] - [申請メール通知設定]

申請メール件名 申請メールの件名を入力します。

初期状態では、「規制解除申請通知」と入力されています。

申請メール 通知先

システム 管理者

ADMINグループに所属するユーザ(アカウント)に申請メールを送

信します。

グループ 管理者

グループ管理者に対する通知方法を設定します。

•グループ管理者に対する通知なし グループ管理者には通知しません。

•第一階層グループの管理者のみに通知

規制解除申請を行ったユーザが所属するグループの第一階層グ ループのグループ管理者にだけ通知します。

•所属グループ管理者のみに通知

規制解除申請を行ったユーザが所属するグループのグループ管 理者にだけ通知します。

•全てのグループ管理者に通知

規制解除申請を行ったユーザが所属するグループ、およびその 上位の階層に登録されているすべてのグループ管理者に通知し ます。

その他の 通知先

システム管理者、グループ管理者以外に通知したい場合、通知する メールアドレスを入力します。複数の通知先を設定する場合、メー ルアドレスを「,」(半角カンマ) で区切ってください。

注意: ・ユーザが申請した規制解除申請の内容は、ログファイルに記録されます。ログ ファイルの内容は、[アクセス管理] - [アクセスログ管理] で確認できます。詳し くは、317ページの「第7章 アクセスログの管理」を参照してください。

規制解除申請のログファイルは、「ISWM_offer_yyyymmdd_***.log」というファイ ル名で保存されます。

・IPアドレスのユーザにはメールを送信できません。IPアドレスで登録されている ユーザにメールを送信する場合、[その他の通知先] にメールアドレスを入力して ください。

・メールアドレスが登録されていないアカウントには通知できません。

・LDAP 連携を使用している場合、アカウントが同期されていないユーザからの申 請内容には、アカウント名が記録されません。

4.

[更新] ボタンをクリックします。

確認のダイアログが表示されます。

注意: [ 更新 ] ボタンをクリックしないと、変更した内容は保存されません。設定を変更 する場合は、必ず [更新] ボタンをクリックしてください。

5.

[OK] ボタンをクリックします。

以上で、規制解除申請の設定は完了です。

■ 申請メール通知先の設定

申請メール通知先の設定と通知先について、次の「申請メール通知先の設定例」の図を例として説明 します。ここでは、第1グループのユーザが規制解除を申請したときの申請メール通知先について示 します。

・ [システム管理者] の設定

[有効] チェックボックスをオンにすると、ADMINグループのすべてのアカウントにメールで

通知します。

・ [グループ管理者]の設定

・ [第一階層グループの管理者のみに通知] を選択した場合 技術部グループのグループ管理者にだけ、メールで通知します。

・ [所属グループ管理者のみに通知] を選択した場合

第1グループのグループ管理者にだけ、メールで通知します。

・ [全てのグループ管理者に通知] を選択した場合 ルートグループ

ADMIN

ISWMのグループ

技術部

第1グループ

規制解除を 申請するユーザ 総務部

システム管理課 設計課

kanri@test.netstar.jp

user@test.netstar.jp ISWMに登録されていない

ユーザ

グループ管理者 グループ管理者 グループ管理者

グループ管理者 申請メール通知先の設定例

・ [その他の通知先]の設定

システム管理課グループのグループ管理者のメールアドレス「kanri@test.netstar.jp」、および ISWMに登録されていないメールアドレス「user@test.netstar.jp」を指定した場合、両方にメール で通知します。

9-4. ユーザ設定カテゴリのサブカテゴリ名を設定する

ユーザ設定カテゴリは10個のサブカテゴリで構成され、それぞれ任意に名前を付けることができま す。ここでは、サブカテゴリの名前の変更方法について説明します。

ユーザ設定カテゴリについては、226ページの「3. カテゴリ別フィルタリングルールの設定」を参照し てください。

1.

[システム管理]→[フィルタリングルール共通設定] をクリックします。

[フィルタリングルール共通設定] が表示されます。

2.

[■カテゴリ設定]でサブカテゴリ名を変更する「ユーザ設定」に新しいサブカテゴリ名を入力 します。

3.

[更新] ボタンをクリックします。

確認のダイアログが表示されます。

4.

[OK] ボタンをクリックします。

以上で、サブカテゴリ名の設定は完了です。

設定したカテゴリ名はカテゴリ別ルールのユーザ設定カテゴリに、サブカテゴリ名として反映され ます。

MEMO

ユーザとグループの管理