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HDLM5.8 以降, DMP ,または HP-UX マル チパスを使用する場合の注意事項
ホストで使用するマルチパス管理ソフトウェアが,HDLM5.8以降,DMP,またはHP-UXマルチ パスの場合に,Global Link Managerを運用する上での注意事項や事前に設定しておく必要がある 項目,およびHitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントの起動手順について説明 します。
A.1 Hitachi Command Suite 共通エージェントコンポー ネント
Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントは,5.8以降のバージョンのHDLMま たはGlobal Link Managerエージェント※に含まれるコンポーネントです。
注※ DMP,またはHP-UXマルチパスを使用する場合,Global Link Managerエージェントが必 要です。Global Link Managerエージェントのインストールおよび環境設定については,「7. DMP
またはHP-UXマルチパスを使用するための設定」を参照してください。
DMPを使用する場合は,「A.3 Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントの設定の 変更」以降の項を参照してください。
5.8以降のバージョンのHDLMを使用する場合の注意事項を次に示します。
ホストのOSがWindowsの場合
Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダは,ホスト
をDevice Managerで管理しているかどうかなどの環境によって異なります。インストール
フォルダを確認する場合は,次のレジストリーキーでデータを参照してください。
◦ キー名:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi\HBaseAgent\<バージョン>
\PathName
<バージョン>は,Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのバージョ ンを表します。最新のバージョンのキー名で参照してください。
◦ 名前:Path00
ホストのOSがWindows Server 2003 R2(x64),Windows Server 2008(x64およびIPF), Windows Server 2008 R2(x64),Windows Server 2012(x64)またはWindows Server 2012 R2
(x64)の場合
ホストにインストールされているほかのHitachi Command Suite製品が,頻繁にHitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントにアクセスした場合,JavaVMが異常終了 することがあります。JavaVMが異常終了する場合は,次のファイルを編集してください。
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>
\agent\bin\Server.cmd
Server.cmdファイルをテキストエディターで開き,java起動オプションに「
-Djava.compiler=NONE」を追加してください。Server.cmdファイルの編集例を次に示し ます。
..java -Dalet.msglang -Djava.compiler=NONE -Xss5M -classpath
"C:\Program Files\HITACHI\HDVM\HBaseAgent\agent\jar\agent4.jar;C:
\Program Files\HITACHI\HDVM\HBaseAgent\agent\jar\jdom.jar;C:\Program Files\HITACHI
\HDVM\HBaseAgent\agent\jar\xerces.jar;C:\Program Files\HITACHI\HDVM
\HBaseAgent\agent
\jar\servlet.jar;C:\Program Files\HITACHI\HDVM\HBaseAgent\agent\jar
\log4j-1.2.3.jar" com.Hitachi.soft.HiCommand.DVM.agent4.as.
export.Server %*
exit /b %ERRORLEVEL%
A.2 HDLM または DMP を使用する場合のファイアウォー ルの設定
Windows版HDLMまたはWindows版DMPがインストールされているホストで,かつWindows ファイアウォールを有効に設定している場合は,Global Link Managerサーバでホストを追加する ためにWindowsファイアウォールにHitachi Command Suite共通エージェントコンポーネント を例外として登録しておく必要があります。
A.2.1 Windows 版 HDLM 5.8 以降から HDLM6.5 以下の場合
例外の登録
次の手順でHitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントを例外として登録してくだ さい。
1. 次のコマンドを実行して,登録内容を確認します。
ホストのOSがWindows Server 2008の場合
netsh advfirewall firewall add rule name="HBase Agent" dir=in protocol=TCP profile=public program="<Hitachi Command Suite共通エー ジェントコンポーネントのインストールフォルダ>\agent\bin\hbsa_service.exe"
action=allow
netsh advfirewall firewall add rule name="HBase Agent" dir=in protocol=TCP profile=public program="<java.exeのパス>\java.exe"
action=allow
ホストのOSがWindows Server 2008以外の場合
netsh firewall add allowedprogram program="<Hitachi Command Suite共 通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>\agent\bin
\hbsa_service.exe" name="HBase Agent" mode=ENABLE
netsh firewall add allowedprogram program="<java.exeのパス>
\java.exe" name="HBase Agent" mode=ENABLE 注意事項:
<java.exeのパス>は,次のパスを指定してください。
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>
\agent\<JREバージョン>\bin
<JREバージョン>はJREの新しいバージョンを指定してください。
2. 次のコマンドを実行して,登録内容を確認します。
ホストのOSがWindows Server 2008の場合
netsh advfirewall firewall show rule name="HBase Agent" verbose 実行結果を参照して次のことを確認してください。
• 規則名が「HBase Agent」になっていること
• 有効がYESになっていること
• RemoteIPがANYになっていること
• hbsa_service.exeおよびjava.exeのパスが正しいこと ホストのOSがWindows Server 2008以外の場合
netsh firewall show all
実行結果を参照して次のことを確認してください。
• Nameが「HBase Agent」になっていること
• ModeがEnableになっていること
• hbsa_service.exeおよびjava.exeのパスが正しいこと 例外の設定解除
ホストのHDLMをアンインストールした場合は,上記の設定を解除してください。解除するには,
次に示すコマンドを実行します。
ホストのOSがWindows Server 2008の場合
netsh advfirewall firewall delete rule name="HBase Agent"
ホストのOSがWindows Server 2008以外の場合
netsh firewall delete allowedprogram "<Hitachi Command Suite共通エージェ ントコンポーネントのインストールフォルダ>\agent\bin\hbsa_service.exe"
netsh firewall delete allowedprogram "<Hitachi Command Suite共通エージェ ントコンポーネントのインストールフォルダ>\agent\<java.exeのパス>\bin
\java.exe"
注意事項:
<java.exeのパス>は,次のパスを指定してください。
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>
\agent\<JREバージョン>\bin
<JREバージョン>はJREの新しいバージョンを指定してください。
A.2.2 Windows 版 HDLM6.6 以降および Windows 版 DMP の場合
例外の登録
次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントを例外登録し てください。
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>\bin
\firewall_setup.bat –set
例外登録するサービスポートは「表 A-1 Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネント の設定を変更するためのプロパティ(server.properties)」を参照してください。
例外の設定解除
次のコマンドを実行して,例外の設定解除をします。
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>\bin
\firewall_setup.bat –unset 注意事項:
例外登録をしたあとで「表 A-1 Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントの 設定を変更するためのプロパティ(server.properties)」のサービスポートのポート番号を変更 した場合は,再度firewall_setupコマンドを実行してください。
A.2.3 Linux 版 HDLM の場合
Linux環境でのファイアウォールの例外登録は,ユーザーが手動で行う必要があります。
登録するポートの詳細については,「表 A-1 Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネ ントの設定を変更するためのプロパティ(server.properties)」を参照してください。
A.3 Hitachi Command Suite 共通エージェントコンポー ネントの設定の変更
Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントでは,Global Link Managerとの通信の ためのポート番号に,デフォルトで24041~24043を設定しています。ほかの製品でこのポート番 号を使用している場合は,Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのポート番号 を変更してください。
また,ホストに複数のネットワークインターフェースカードを搭載して同一のネットワークに接続 している場合には,Global Link Managerの通信に使用するIPアドレスを設定する必要がありま す。
Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントの設定を変更するには,各ホストのプロ パティファイルを編集します。
注意事項:バージョン5.8以降のHDLMと05-00以降のDevice Managerエージェントを同じホス トにインストールしている場合は,プロパティファイルを共有し,共通のプロパティを使用します。
したがって,HDLMのHitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントとDevice
Managerエージェントは,同じ指定値を使用します。
プロパティファイルの場所 Windowsの場合
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>
\agent\config\server.properties
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>
\agent\config\logger.properties Solaris,HP-UXまたはLinuxの場合
/opt/HDVM/HBaseAgent/agent/config/server.properties /opt/HDVM/HBaseAgent/agent/config/logger.properties AIXの場合
/usr/HDVM/HBaseAgent/agent/config/server.properties /usr/HDVM/HBaseAgent/agent/config/logger.properties
プロパティファイルの内容
Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントの設定を変更するためのプロパティの 一覧を次の各表に示します。
表 A-1 Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントの設定を変更するためのプロパ ティ(server.properties)
項番 プロパティ名 内容
サービス(またはデーモンプロセス)およびWebサーバ機能で使用するポートの設定
1 server.agent.port※ Hitachi Command Suite共通エージェントコンポー ネントのサービス(またはデーモンプロセス)で使 用するポートを指定します。
項番 プロパティ名 内容
Global Link Managerの管理対象としてGlobal Link Manager GUIでホストを追加するときには,
このポート番号をエージェントサービスポートに指 定します。
デフォルト値:24041
2 server.http.port※ Hitachi Command Suite共通エージェントコンポー ネントのWebサーバ機能が使用するポートを指定 します。
デフォルト値:24042
3 server.http.localPort※ Hitachi Command Suite共通エージェントコンポー ネントのサービス(またはデーモンプロセス)とWeb サーバプロセスとの間の通信に使用するポートを指 定します。
デフォルト値:24043
Webサーバ機能で使用するホスト名,IPアドレスおよびネットワークインターフェースカードの設定
4 server.http.host ホスト名を指定します。指定しない場合,またはデ
フォルト値を指定した場合,Hitachi Command
Suite共通エージェントコンポーネントはホスト名
を自動で取得します。取得できなかった場合には,
Global Link Managerからアクセスできるように手 動で設定する必要があります。
デフォルト値:localhost
5 server.http.socket.agentAddress ホストのIPアドレスを指定します。IPv6環境で運 用する場合は,グローバルアドレスを指定してくだ さい。サイトローカルアドレスまたはリンクローカ ルアドレスを指定した場合はIPv4アドレスで動作 します。指定しない場合,Hitachi Command Suite 共通エージェントコンポーネントはIPアドレスを 自動で取得します。取得できなかった場合には,
Global Link Managerからアクセスできるように手 動で設定する必要があります。
バージョン5.8以降のHDLMまたはGlobal Link
Managerエージェントがインストールされたホスト
が複数のネットワークインターフェースカードを搭 載して同一のネットワークに接続している場合に,
複数搭載されているネットワークインターフェース カードのいずれかのIPアドレスを指定してくださ い。この設定を行わないと,ホストを正常に追加で きない場合があります。
上記の場合にこのプロパティを指定しないと,ネッ トワークインターフェースカードの数だけホストを 登録できるため,ホストやパスが重複して表示され るおそれがあります。
デフォルト値:指定なし
6 server.http.socket.bindAddress バージョン5.8以降のHDLMまたはGlobal Link
Managerエージェントがインストールされたホスト
が複数のネットワークインターフェースカードを搭 載して同一のネットワークに接続している場合に,
複数搭載されているネットワークインターフェース カードのいずれかのIPアドレスを指定してくださ い。この設定を行わないと,ホストを正常に追加で きない場合があります。
IPv6環境で運用する場合は,グローバルアドレスを 指定してください。サイトローカルアドレスまたは