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6 高信頼性機能のトラブルシュート

6.1 GSRP の通信障害

GSRP構成で通信ができない場合は,次の表に示す障害解析方法に従って原因の切り分けを行ってくださ い。

表 6-1 GSRP構成での通信障害時の解析方法 項

確認内容・コマンド 対応

1 同一GSRPグループを構成する本装置 と相手装置で,通信障害となっている VLANが所属するVLANグループの状

態をshow gsrpコマンドで確認してくだ

さい。

一方がMaster,他方がMaster以外となっている場合は,項番2

へ。

一方がBackup(No Neighbor)となっている場合は,ダイレクトリ

ンク間の通信異常を復旧してください。また,フィルタまたは

QoSによってGSRP Advertiseフレームが廃棄されていないか確

認してください。確認方法と対応については,「10.2 パケット 廃棄の確認」を参照してください。

必要に応じ,Backup(No Neighbor)となっている一方をset gsrp

masterコマンドでMasterにしてください。

両方がBackup,またはBackup(Waiting)となっている場合は,装 置間でマスタ/バックアップ選択方法(Selection-Pattern)が同 一となっているか確認してください。

両方がBackup(Lock)となっている場合は,一方または両方の

ロック状態を解除してください。

両方がMasterとなっている場合には,片方のGSRPプログラム

をrestart gsrpコマンドで再起動してください。

その他の場合は,一時的な状態遷移の過渡状態です。しばらく 通信復旧をお待ちください。

2 本装置の該当VLANポートの状態,お よび通信パス上の装置を確認してくだ さい。

異常となっている本装置の該当VLANポート,または通信パス 上の装置を復旧してください。

以下の条件をすべて満たす場合は,activateコマンドで該当

VLANポートをactive状態にしてください。

・該当VLANポートに対するMACアドレステーブルフラッ シュ方法がResetである場合(show gsrpコマンドでportパラ メータを指定して確認してください)

本装置の該当VLANポート,または通信パス上の装置に異常が ない場合は項番3へ。

3 本装置の該当VLANポートに対する MACアドレステーブルフラッシュ方法

(GSRP/Reset/No)をshow gsrpコマ ンドでportパラメータを指定して確認 してください。

MACアドレステーブルフラッシュ方法がGSRP/Resetのどちら かであり,構成と合っていない場合は,コンフィグレーション コマンドgsrp reset-flush-port,gsrp no-flush-portを修正してくだ さい。

MACアドレステーブルフラッシュ方法がGSRP/Resetのどちら かであり,構成と合っている場合は,本装置のGSRPプログラ

ムをrestart gsrpコマンドで再起動してください。

MACアドレステーブルフラッシュ方法がNoの場合は,通信パ ス上の隣接装置のMACアドレステーブルがエージングされるま でお待ちください。

GSRP構成でマスタ/バックアップが意図したとおりに切り替わらない場合は,次の表に示す障害解析方 法に従って原因の切り分けを行ってください。

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表 6-2 GSRP構成での状態異常時の障害解析方法 項

確認内容・コマンド 対応

1 マスタ/バックアップが意図したとお りに切り替らないVLANグループの状

態をshow gsrpコマンドで確認してくだ

さい。

一方がMaster,他方がMaster以外となっている場合は,項番2

へ。

一方がBackup(No Neighbor)となっている場合は,ダイレクトリ

ンク間の通信異常を復旧してください。また,必要に応じ,

Backup(No Neighbor)となっている一方をset gsrp masterコマンド

でMasterにしてください。

両方がBackup,またはBackup(Waiting)となっている場合は,装 置間でマスタ/バックアップ選択方法(Selection-Pattern)が同 一となっているか確認してください。

両方がBackup(Lock)となっている場合は,一方または両方の

ロック状態を解除してください。

両方がMasterとなっている場合には,片方のGSRPプログラム

をrestart gsrpコマンドで再起動してください。

その他の場合は,一時的な状態遷移の過渡状態です。しばらく お待ちください。

2 マスタ/バックアップ選択方法

(Selection-Pattern)と本装置,および 相手装置のアクティブポート数

(Active-Ports),優先度情報

(Priority),MACアドレスに基づくマ スタ/バックアップ選択が正しいかを show gsrp,show gsrp <GSRP-ID> vlan-group <VLAN vlan-group ID list>コマンドで 確認してください。

正しいが,アクティブポート数(Active Ports)とアップポート 数(Up Ports)が一致していない場合は,項番3へ。

正しくない場合は,本装置のGSRPプログラムをrestart gsrpコ マンドで再起動してください。

3 アクティブポートに反映するまでの遅 延時間(port-up-delay)と遅延残時間

(delay)をshow gsrp detail,show gsrp

<GSRP-ID> port <Port list>コマンドで確 認してください。

遅延時間(port-up-delay)が無限(infinity)であり,アップポー ト数(UP Ports)をアクティブポート数(Active Ports)に反映し たい場合は,clear gsrp port-up-delayコマンドを実行してくださ い。

遅延時間(port-up-delay)が無限(infinity)でなく,遅延残時間

(delay)が残っている場合は,遅延残時間後に反映されるた め,お待ちください。また,即時に反映したい場合は,clear gsrp port-up-delayコマンドを実行してください。

GSRP構成でGSRP Advertiseフレームの受信タイムアウトを検出し,隣接不明状態になる場合は,次の表

に示す障害解析方法に従って原因の切り分けを行ってください。

表 6-3 GSRP構成での隣接不明時の障害解析方法 項

確認内容・コマンド 対応

1 GSRP Advertiseフレームの送信間隔

(Advertise Interval),およびGSRP

Advertiseフレームの保持時間

(Advertise Hold Time)をshow gsrp

detailコマンドで確認してください。

GSRP Advertiseフレームの保持時間がGSRP Advertiseフレーム の送信間隔より小さいか,または同じ場合は,GSRP Advertise フレームの保持時間にGSRP Advertiseフレームの送信間隔より 大きな値を設定してください。

GSRP Advertiseフレームの保持時間がGSRP Advertiseフレーム の送信間隔より大きい場合は,ネットワーク環境に応じて,

GSRP Advertiseフレームの保持時間を現在より大きい値に設定

してください。

フィルタまたはQoSによってGSRP Advertiseフレームが廃棄さ れていないか確認してください。確認方法と対応については,

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項 番

確認内容・コマンド 対応

「10.2 パケット廃棄の確認」を参照してください。

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