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Express Protect

ドキュメント内 HPE Recovery Manager Central ユーザーガイド (ページ 67-71)

Express Protectは、HPE 3PAR StoreServからHPE StoreOnceへのバックアップを使用して、第二のデータ

保護を提供します。HPE StoreOnceへのバックアップは、ボリュームのブロックレベルのコピーで、スペー スを節約するために重複排除されています。また、元のベースボリュームが失われても、元どおりに回復する か、または別のHPE 3PAR StoreServまたはHPE StoreVirtualに回復するために使用することができます。

Express Protect の作成

Express Protectバックアップを作成するには、以下の手順に従います。

手順

1. HPE Recovery Manager Central > Express Protectを選択します。

2. + Express Protectを選択するか、またはActionsメニューのAddを選択して、以下の詳細を指定しま す。

20: Express Protect

複製されたボリュームの使用 67

タイトル 名前 説明

General Name Express Protectの名前を指定します。

Description 分かりやすい説明を指定します。

Backup Policy バックアップポリシーを選択します。

Backup Type 次のいずれかを選択します。

Auto:ストレージシステムでは、増分バックアップが最

初に試みられます。操作が失敗した場合、最適化バック アップ(データがあるブロックのみがコピーされます)

が試みられます。最適化バックアップ操作も失敗した場 合は、フルバックアップが実行されます。最適化バック アップは、フルバックアップよりも高速です。

Full Backup:フルバックアップを実行します。自動バッ クアップが失敗した場合に実行されます。

注記:

Hewlett Packard Enterpriseでは、Backup Typeとして Autoを選択することをお勧めします。

Snapshot Set Type 次のいずれかを選択します。

Existing:既存のスナップショットを選択します。

New:スナップショットセットを作成します。詳しくは、

スナップショットセットの作成(54ページ)を参照してく ださい。

Snapshot Set Snapshot Set スナップショットセットを選択します。

3. Addをクリックします。

注記:

• 増分バックアップを実行するには、選択されたリカバリセットについて、親スナップショットセ ットと、それに対応するExpress Protectが利用可能な状態でなければなりません。

たとえば、以下のようになります。

この場合、Snapshot1とBackup1が利用可能な状態の場合にだけ、Snapshot2の増分バックア ップが実行されます。

• 増分バックアップのパフォーマンスは、現在のスナップショットと親スナップショット間のデータ変更 量に依存します。

Hewlett Packard Enterpriseでは、増分バックアップについて、以下の事項をお勧めします。

68 RMCリソースの構成

• バックアップを頻繁に実行してください。

• 最新のスナップショットとそのバックアップを保持します。

たとえば、以下のようになります。

この場合、Snapshot 2またはBackup 2を使用できない場合は、Snapshot 3とSnapshot 1の間でデータ 変更が計算されます。そのためバックアップのパフォーマンスは、最新のスナップショットとバックアッ プを比較のために利用できる場合よりも低速になります。

並列バックアップの管理

RMCアプライアンスでサブミットが許されているのは、VMがサポートしている数のジョブだけです。RMC アプライアンスのvCPUとvRAMを再構成して、バックアップジョブが短時間で完了するように構成できま す。増分バックアップでは、フルバックアップと比べて2倍のデータセッション数が必要です。

注記:

RMCでは、リカバリセットに対する複数のバックアップを実行できません。

同時に実行可能なスナップショット数およびCatalystセッション数についての詳細は、QuickSpecsドキュメ ントを参照してください。

バックアップのパフォーマンスを最適化するには、以下の点を考慮します。

• どの時点においてもデータストリームの数が以下の表に示すとおりになるように、バックアップジョブを 計画およびスケジュール設定します。それぞれのRMCアプライアンス構成について、データストリーム 数は、バックアップされるボリューム数と、ボリュームあたりの選択済みストリーム数から計算できます。

vCPU/vRAM 2/8GB(デフォル

ト)

4/16GB 8/32GB 16/64GB

許可される最大データ ストリーム数

NA 64 128 256

• また、HPE StoreOnce BackupシステムのMaximum Concurrent Data and Inbound Copy Jobsを検討 してください。この値は、HPE StoreOnce CatalystのStatusおよびSettingsタブに表示されます。

Express Protectページ(HPE Recovery Manager Central > Express Protect)に、Express Protectの詳細 が表示されます。

Express Protect の編集

Express Protectバックアップを編集するには、以下の手順に従います。

手順

1. HPE Recovery Manager Central > Express Protectの順に選択します。

2. マスターペインからExpress Protectを選択して、ActionsメニューのEditをクリックします。

3. 名前および説明を編集して、OKをクリックします。

並列バックアップの管理 69

Express Protect の削除

削除する前に、すべてのホストからExpress Protectをデタッチしてください。Express Protectバックアップ を削除するには、以下の手順に従います。

手順

1. HPE Recovery Manager Central > Express Protectの順に選択します。

2. マスターペインからExpress Protectを選択して、ActionsメニューのDeleteをクリックします。

3. Yes, Deleteをクリックします。

Express Protect の復元

Express Protectを復元するには、以下の手順に従います。

手順

1. HPE Recovery Manager Central > Express Protectの順に選択します。

2. マスターペインからExpress Protectを選択して、ActionsメニューのRestoreをクリックします。

3. Destinationを選択します。

a. Parent Volume - 親ボリュームに復元します。

b. Other Recovery Set—ドロップダウンリストで選択したリカバリセット内のボリュームにデータを復 元します。

c. New Snapshot Set—HPE 3PAR StoreServでは、元のリカバリセット上に読み書き両用のスナップシ ョットセットが作成され、そこにデータが書き込まれます。

注記: Express Protectが復元されるリカバリセットは、すべてのホストからデタッチしてください。

4. Restoreをクリックします。

注記: HPE StoreVirtual上のシンプロビジョニングされたボリュームにデータを復元する場合、使用およ び割り当てられるスペースが、バックアップボリュームに実際に割り当てられているスペースを超える ことがあります。スペースを手動で回収して、余分に使用されるスペースを減らす必要があります。た

とえば、Windows Server 2012を使用している場合、次のコマンドを使用してスペースを回収してくだ

さい。Optimize-Volume -DriverLetter <Drive_Letter> -ReTrim

Express Protect の再試行

失敗したExpress Protectバックアップを再試行します。

たとえば、失敗した個別のバックアップ操作が存在する場合は、Express Protect操作を再試行することがで きます。再試行操作では、セット内の失敗したバックアップのみが実行されます。

Express Protectの再試行を行うには、以下の手順に従います。

手順

1. HPE Recovery Manager Central > Express Protectの順に選択します。

2. マスターペインからExpress Protectを選択して、ActionsメニューのRetryをクリックします。

3. Submitをクリックします。

Express Protect のキャンセル

アクティブなExpress Protect操作だけを中断します。アクティブな操作を中断するには、以下の手順に従い ます。

70 Express Protectの削除

手順

1. HPE Recovery Manager Central > Express Protectの順に選択します。

2. 実行中のExpress Protectをマスターペインから選択して、ActionsメニューのCancelを選択します。

3. Cancelウィンドウで、Yes, cancelをクリックします。

ドキュメント内 HPE Recovery Manager Central ユーザーガイド (ページ 67-71)