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Enterprise iSCSI

ドキュメント内 HPE 3PAR Windows Server 2016/2012/2008実装ガイド (ページ 38-41)

HPE 3PAR OS 3.2.2から、HPE 3PAR StoreServ 20000および8000ストレージシステムは、Enterprise

iSCSI、つまりデータセンターブリッジング(DCB)のiSCSI(ロスレスイーサネット)をサポートして

います。DCBは、イーサネットLANを、クラスター化およびストレージのネットワーク使用のために拡 張しています。

DCBを使用すると、異なるイーサネットトラフィックを、異なる優先度でセットアップおよび構成でき、

それらが異なるパイプであるかのように取り扱うことができます。リンクに対して帯域幅を割り当てる ことで、キューのオーバーフローによるパケットの紛失を防止することができます。

Enterprise iSCSIのサポートには、HPE 3PARのiSCSIターゲットポート上での特別な設定は不要です。

各SAN環境は異なっており、その要件も異なるため、1つのスイッチネットワーク構成がすべてのSAN 環境に適用されることはありません。DCBをサポートするイーサネットスイッチ上でiSCSIを構成する には、スイッチのベンダーの構成ガイドを参照してください。

HPE 5900ネットワークスイッチシリーズを構成するには、Hewlett Packard Enterprise Information LibraryにあるHPE FlexFabric 59xx/57xx Switch Seriesを参照してください。

サポートされているDCBイーサネットスイッチについては、SPOCKのWebサイトを参照してくださ い。

詳しくは

http://www.hpe.com/networking/library http://www.hpe.com/storage/spock

38 Enterprise iSCSI

イニシエーターポートとターゲットポートの設定 —iSCSI

重要:

HPE 3PAR F200/F400またはT400/T800 1Gb iSCSIターゲットに接続されているWindows Server

2012/2008サーバーでは、MPIOのフェイルオーバー時間を短くするには、MPIOのパス検証を有効

にする必要があります。

Microsoft MPIOのパス検証を有効にしてください。

1. コマンドラインまたはPowerShellウィンドウで、regeditコマンドを実行します。

2. レジストリエディターウィンドウで、次のレジストリキーを表示させます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\mpio\Parameters

3. UseCustomPathRecoveryIntervalに1、PathVerifyEnabledに1を設定します。

4. 設定を有効にするためにホストを再起動します。

iSCSIイニシエーターポートとHPE 3PAR StoreServストレージのiSCSIターゲットポート間のiSCSI トラフィックをルーティングできなければなりません。

手順

1. ホストのiSCSIイニシエーターポートとHPE 3PAR StoreServストレージのiSCSIターゲットポート をスイッチに接続します。

2. iSCSIイニシエーターホスト上でpingコマンドを使用して、HPE 3PAR StoreServストレージの

iSCSIターゲットポートにアクセスできることを確認できます。

HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成—iSCSI

HPE 3PAR OS 3.2.2から、HPE 3PAR StoreServ 20000および8000ストレージシステムは、iSCSIに対 してIPv4アドレスの指定だけではなく、IPv6アドレスの指定もサポートしています。これらのアレイ上

のiSCSIターゲットポートは、各iSCSIポートに対して複数のIPアドレスをサポートしています。IPア

ドレスは、すべてIPv6、すべてIPv4、または両方のIPアドレス指定のタイプの組み合わせとすることが できます。

HPE 3PAR StoreServ 20000および8000ストレージシステムは、IPv4およびIPv6アドレス指定の両方 で、iSCSIに対してVLANタギングもサポートしています。HPE 3PAR StoreServ 20000または8000ス トレージシステムをIPv6で構成するには、HPE 3PAR iSCSIのIPv6アドレス指定およびVLANタギン グ—iSCSI(41ページ)を参照してください。

手順

iSCSI用のIPv4アドレス指定:

1. HPE 3PAR StoreServストレージのiSCSIポートがiSCSI用に構成されていない場合には、次のコマ ンドを実行します。

# controlport config iscsi -f N:S:P

2. showport -iscsiコマンドを使用して、iSCSIポートの現在の設定を確認します。

以下の例では、ポートがオフラインかつ未構成です。

イニシエーターポートとターゲットポートの設定—iSCSI 39

# showport -iscsi

N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate iSNS_Addr iSNS_Port STGT VLAN

0:3:1 offline 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0 1 1500 n/a 0.0.0.0 3205 1 Y

0:3:2 offline 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0 2 1500 n/a 0.0.0.0 3205 2 Y

1:3:1 offline 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0 101 1500 n/a 0.0.0.0 3205 101 Y

1:3:2 offline 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0 102 1500 n/a 0.0.0.0 3205 102 Y

3. controliscsiport addrコマンドを使用して、iSCSIターゲットポートのIPアドレスおよびネッ トマスクアドレスを設定します。

# controliscsiport addr 10.101.1.31 255.255.0.0 -f 0:3:1

# controliscsiport addr 10.101.1.131 255.255.0.0 -f 1:3:1 4. 構成を確認します。

以下の例では、2つのポートが準備完了になっています。

# showport -iscsi

N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate iSNS_Addr iSNS_Port STGT VLAN

0:3:1 ready 10.101.1.31 255.255.0.0 0.0.0.0 1 1500 10Gbps 0.0.0.0 3205 1 Y

0:3:2 offline 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0 2 1500 n/

a 0.0.0.0 3205 2 Y

1:3:1 ready 10.101.1.131 255.255.0.0 0.0.0.0 101 1500 10Gbps 0.0.0.0 3205 101 Y

1:3:2 offline 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0 102 1500 n/

a 0.0.0.0 3205 102 Y

5. createhost -iscsi [options] <hostname> [<iscsi_name>...]コマンドを使用します。

以下に、Windows 2008 R2でのcreatehostコマンドの例を示します。

# createhost -iscsi -persona 15 sqa-dl380g5-08 iqn.

1991-05.com.microsoft:sqa-dl380g5-08

40 Windows Server 2016/2012/2008でのHPE 3PAR StoreServストレージの構成のセットアップ—iSCSI

注記:

Host Personaの詳細と、HPE 3PAR OSのアップグレード後にPersonaを変更する方法について は、ホスト定義の作成—FC(17ページ)を参照してください。

HPE 3PAR OS 3.1.3以降では、Hewlett Packard Enterpriseは、以下のホストに対してhost WindowsServer Persona 15を必要とします。

• Windows Server 2016(HPE 3PAR OS 3.2.2 MU3および3.2.1 MU5以降)

• Windows Server 2012 R2

• Windows Server 2012

• Windows Server 2008 R2

• Windows Server 2008

HPE 3PAR OS 3.1.2では、Hewlett Packard Enterpriseは、以下のホストに対してhost Generic-ALUA Persona 2を必要とします。

• Windows Server 2012 R2

• Windows Server 2012

• Windows Server 2008 R2

• Windows Server 2008

HPE 3PAR OS 3.1.1では、Hewlett Packard Enterpriseは以下のHost Personaを必要とします。

• Windows Server 2012 R2の場合、host Generic-ALUA Persona 2

• Windows Server 2012の場合、host Generic-ALUA Persona 2

• Windows Server 2008 R2の場合、host Generic Persona 1

• Windows Server 2008の場合、host Generic-ALUA Persona 2

ドキュメント内 HPE 3PAR Windows Server 2016/2012/2008実装ガイド (ページ 38-41)