iSCSI
1. メインメニューで Block Persona > 仮想ボリュームを選択します。
2. + 仮想ボリュームの作成をクリックするか、またはアクションメニューから作成を選択します。
3. 表示されたダイアログの指示に従い、以下の仮想ボリュームオプションのいずれかを選択します。
• フル—フルプロビジョニングされた仮想ボリュームは、作成時に割り当てられたスペースが、仮想 ボリュームの全容量(サイズ)であるボリュームです。
• シン—シンプロビジョニングされた仮想ボリュームは、作成時に割り当てられるスペースが最小限 であるボリュームです。仮想ボリュームがホストにエクスポートされた後、ホストへの書き込みに
仮想ボリュームの作成—HPE 3PAR MC 4.7 71
より、ユーザー定義のサイズ制限値に達するまで、仮想ボリュームサイズは自動的に拡張されま す。
• 重複排除—シン重複排除された仮想ボリュームは、インライン重複排除のあるシンプロビジョニン グされた仮想ボリュームです。インライン重複排除は、SSD物理ドライブの寿命を延ばすために役 立つように、重複した書き込みを削除します。
仮想ボリュームの作成—HPE 3PAR CLI
createvvコマンドは、1つまたは複数の共通プロビジョニンググループからプロビジョニングされるボ リュームを作成します。ボリュームは、1つのCPGからフルプロビジョニングすることも、シンプロビ ジョニングすることもできます。オプションで、フルプロビジョニングボリュームおよびシンプロビジョ ニングボリューム用のスナップショット領域として、1つのCPGを指定することができます。
詳細は、Hewlett Packard Enterprise Information LibraryのWebサイトにある、HPE 3PAR OS Command Line Interface Referenceを参照してください。
手順
1. 以下の構文を使用して、フルプロビジョニングされたVVまたはTPVVを作成します。
cli % createvv [options] <usr_CPG> <VV_name> [.<index>] <size>[g|G|t|T]
以下に例を示します。
cli % createvv -cnt 5 testcpg TESTLUNS 5g
詳しくは
http://www.hpe.com/info/storage/docs
ホストへの VLUN のエクスポート
手順
1. Hewlett Packard Enterprise Information LibraryのWebサイトにあるHPE 3PARコマンドラインイン ターフェイス管理者ガイドの仮想ボリューム(VV)および仮想LUN(VLUN)の作成手順に従います。
次のガイドラインに従ってください。
• スパースLUNがサポートされています(連続していないLUN IDを指定可能)。
• LUNは、昇順以外の順序でもエクスポートできます(例: 0、5、7、3)。
• HPE 3PAR StoreServストレージはLUN 0~65535をエクスポートできますが、Windows Server 2016/2012/2008では多くの場合、LUN 0~255のみを登録します。MPIOの使用時、および Hyper-V仮想マシンへのストレージの提供時に、iSCSIイニシエーターによる制限があります。詳細は、
Microsoft Windowsのドキュメントを参照してください。
• FCでは、Windowsはターゲットあたり最大254個のLUN IDを認識できます。
• iSCSIでは、Windowsはターゲットあたり最大256個のLUN IDを認識できます。
• HPE 3PAR OS 3.1.1以降では、LUNの最大サイズは16TBです。
LUN の検出
Windows Server 2003では、コンピュータの管理ユーティリティを使用してデバイス内のディスクに関す
る情報を表示します。Windows Server 2008では、サーバーマネージャーを使用してディスクに関する情 報を表示するか、またはHBAnywareまたはSANsurferのGUIを使用してデバイスを検出します。
72 仮想ボリュームの作成—HPE 3PAR CLI
手順
1. サーバーマネージャーを使用して、記憶域をクリックし、ディスクの管理をクリックします。以下に 例を示します。
Emulex One Command ManagerまたはQLogic QConvergeConsoleを使用してデバイスを検出する こともできます。
Windows Server ホスト上の新しいデバイスのスキャン
Windowsサーバー上のディスクデバイスは、ベーシックディスクまたはダイナミックディスクとして使
用できます。HPE 3PAR StoreServストレージでは、ダイナミックディスクの特別な機能のほとんどをす でに提供しています。Hewlett Packard Enterpriseでは、ダイナミックディスクの特別な機能が要件であ る場合以外は、HPE 3PAR StoreServストレージのボリュームをベーシックディスクとしてのみ使用する ことを強くお勧めします。
注記:
ダイナミックディスクを使用している場合、同じボリュームの重複コピーが1つのサーバーに同時 に公開されると、データ破損が発生することがあります。重複コピーが必要である場合には、HPE 3PAR StoreServストレージのVirtual Copy機能を使用するか、またはWindowsのディスクのミラ ーセットを2つの個別のHPE 3PAR StoreServストレージのボリューム上に作成してください。
Windows Serverのダイナミックディスクについては、Microsoftの以下のWebサイトを参照してく
ださい。
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dd163552.aspx
VLUNをWindows Server Serverサーバーにエクスポートすると、Windowsのディスクの管理に自動的に 表示されないことがあります。HPE 3PAR StoreServストレージのiSCSIポートから新しいVLUNをエ クスポートした後に、Windowsのディスクの管理またはWindowsのデバイスマネージャーで再スキャン を実行します。
Windows Serverホスト上の新しいデバイスのスキャン 73
注記:
LUNのエクスポート中はWindowsディスクの管理が閉じていることを確認し、Windowsデバイス マネージャーですべての新しいLUNエクスポートが表示されるのを待ってから、Windowsディス クの管理を開きます。WindowsデバイスマネージャーですべてのLUNが使用可能になったことが 表示されたら、Windowsディスクの管理でディスクパーティションの初期化および作成に、安全に 進むことができます。
手順
Windows Serverホスト上の新しいデバイスをスキャンするには、以下の手順に従います。
1. Windowsのサーバー マネージャーウィンドウでデバイス マネージャーをクリックします。
2. ディスクドライブを右クリックします。
3. 表示されたポップアップで、ハードウェア変更のスキャンを選択します。
ホストからのストレージボリュームの削除
手順
1. Windows Serverホストからボリュームを削除するには、まずボリュームを削除するための標準的な
Microsoftの管理手順に従い、次にボリュームを削除するための、HPE 3PAR StoreServストレージで
の標準的な手順に従います。
74 ホストからのストレージボリュームの削除
注記:
Windows Serverホストからボリュームを削除しても、そのディスク上のデータは消去されませ
ん。そのディスク上のデータに問題がある場合は、Windows Serverホストからボリュームを削 除する前に、ディスク上のデータを削除するサードパーティのユーティリティを使用しても構い ません。
Windows Server 2016/2012 用の SCSI UNMAP プリミティブ のサポート
HPE 3PAR OS 3.1.1では、NTFSファイルシステムを使用しているWindows Server 2012以降でサポー トされているUNMAPストレージプリミティブ(操作コード42h)がサポートされるようになりました。
UNMAPは、サポートされているファイルシステムタイプ上でデータまたはファイルが削除されたとき
に、シンプロビジョニングされた仮想ボリューム(TPVV)またはシン重複排除された仮想ボリューム
(TDVV)上のストレージスペースを、HPE 3PAR StoreServストレージが再利用するようにします。この 機能は、削除されるファイルに割り当てたストレージディスクスペースに空きがないシンボリュームを管 理するときに便利です。
注記:
現在、Windows Server 2012およびWindows Server 2012 R2 Resilient File System(ReFS)では、シ ンプロビジョニングされたLUN上で削除されたファイルからUNMAPプリミティブを使用して再 利用可能になったスペースは活用されません。
Windows Server 2016/2012 の ODX のサポート
HPE 3PAR OS 3.1.2は、NTFSファイルシステムを使用するWindows Server 2012およびWindows Server 2012 R2でサポートされているOffloaded Data Transfer(ODX)をサポートするようになりまし た。
HPE 3PAR OS 3.2.2 MU3および3.2.1 MU5から、Windows Server 2016に、オフロードデータ転送
(ODX)のサポートが追加されました。
同じストレージアレイ上の2つのLUN間における従来のファイル転送/コピー操作では、要求を完了する ためにホスト上でバッファー読み取りおよびバッファー書き込み操作が使用されます。ODXをサポート するアレイがある場合、サポートされているバージョンのWindowsは、ストレージアレイにファイル転 送をオフロードすることで要求を完了できます。この処理を行うことで、ODXは遅延を最小限に抑え、
アレイのスループットを最大にし、ホストコンピューター上のCPUやネットワーク消費などのリソース の使用を少なくします。Windows Serverは、File Explorerでファイルをドラッグアンドドロップしたか、
コマンドラインのファイルコピーコマンドを使用したかにかかわらず、ユーザーがファイルを移動または コピーしたときに、ファイル転送を透過的および自動的にオフロードします。ODXの詳細については、
Microsoftの以下のWebサイトを参照してください。
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh831628.aspx
Windows Server 2016/2012用のSCSI UNMAPプリミティブのサポート 75
HPE 3PAR StoreServ ストレージからの起動
注記:
HPE 3PAR StoreServストレージのホストへの接続についての詳細は、HPE 3PAR StoreServスト レージおよびホスト構成の準備(13ページ)を参照してください。
iSCSI SAN ブートの構成
ハードウェアiSCSI SANからの起動は、HPE 3PAR StoreServ 20000、10000、8000、および7000スト レージシステムを実行しているWindows Server 2012およびWindows Server 2008 R2 SP1でサポート されています。
サポートされている構成の詳細については、Storage Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK)
のWebサイトを参照してください。
注記:
Emulex CNAを使用するハードウェアiSCSI SANブートでは、起動LUNとして4より大きいLUN
IDは使用しないでください。この設定は、Emulex BIOSの要件です。このアクションを行わない と、SANブートを行おうとしたときにホストの問題が発生することがあります。
詳細は、ベンダー固有のマニュアルを参照してください。
Windows Server 2008上のiSCSI接続を持つ構成では、Double-Take Flexソフトウェアが必要です。
注記:
Windows Server 2012では、Double-Take FlexソフトウェアによるiSCSI SANからの起動はサポー トされていません。
詳細な手順については、最新バージョンのDouble-Take Flex User's Guideを参照してください。
注記:
本章のこれ以降のセクションでは、FCストレージを使用してHPE 3PAR StoreServストレージから 起動するための手順を説明しています。
詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock
FC SAN ブート用の BIOS の構成
このトピックでは、ファブリック構成内のHPE 3PAR StoreServストレージから起動するために必要な、
特定のホストHBAの設定について説明しています。SPOCKのWebサイトにリストされているバージ ョンの起動BIOSを使用してください。
このドキュメントを入手するには、Hewlett Packard Enterprise サポートセンターのWebサイトにアクセ スしてください。
76 HPE 3PAR StoreServストレージからの起動