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■1990年代から米国で使われるようになった、
比較的新しい言葉だが、緩和ケア、ホスピスケ アとほぼ同義
■疾患を限定していないことが特徴
■ヨーロッパ:
死が差し迫った患者に提供される包括的なケア
(狭い概念)
■北米:
患者・家族と医療スタッフが死を意識するように なった頃から始まる年単位に及ぶ幅のある期間
(広い概念)
エンド・オブ・ライフ・ケア
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エンド・オブ・ライフ・ケアとは、
「病いや老いなどにより、人が人生を終える時期に 必要とされるケア」
<エンド・オブ・ライフ・ケアの特徴>
●その人のライフ(生活・人生)に焦点を当てる
●患者・家族、医療スタッフが、死を意識した頃から始まる
●QOLを最期まで最大限に保ち、その人にとってのよい死
を迎えられるようにすることを目標とする
●疾患を限定しない
●高齢者も対象とする
エンド・オブ・ライフ・ケアに関するELNEC-Jの考え方
エンド・オブ・ライフ・ケアの範囲
老衰・認知症の死への軌跡
低
軽症期
中等症期 重症期
終末期
歩けなくなった
車椅子になった
寝たきりになった
・すぐ忘れる
・時間がわからない等
・おむつになった
・場所がわからない
・話しができなくなった
・食べられなくなった
・反応がなくなった 等
死
初期
・飲みこみが悪くなった
・人がわからない
日常生活動作・ 生命維持能力
時間経過
高
エンド・オブ・ライフ
青梅慶友病院における取り組み
青梅慶友病院が考える大往生
•
自分の持てる能力を使いきり、周囲の人にも 覚悟ができること。
•
家族をはじめ周囲に惜しまれて、見送られる こと。
•
最期が穏やかで静かであること。少なくとも惨 めな姿でないこと。
•
見送ったあと、関わったすべての人々に
“良
い余韻
”があること。
①生活援助技術を磨く
↓
生活援助技術(日々のケア)は、
緩和ケアであり、エンド・オブ・ライフケア
であり、スピリチュアルケア
生活援助における高齢者の苦痛
スタッフのケアで苦痛を与えていることを意識することも大切
生活におけ る苦痛 食事
整容 更衣 排泄
入浴 清潔
移動 姿勢
勢いよく移動させられる 身体を引きずられる苦痛等
髭を剃られ る苦痛
髪の毛を強 くとかされ る苦痛 等
人に下の世話になる苦痛 排泄物を見られる苦痛 陰部を見られる苦痛 等 拘縮により関節を動かす苦痛
無理に腕を引っ張られる苦痛 等 入浴をさせ
てらえない 苦痛
勢いよく湯 をかけられ る苦痛 等 無理強いさせら れる苦痛 等
自ら姿勢を整えられない苦痛
不快のままの姿勢保持による苦痛 等
桑田美代子:豊かな命の看取り
‐生活の中のケア
‐,緩和ケア
17(2),100,2007.
B eauty 美しさ
C omfort 心地よさ
D ignity 尊厳
②超高齢者の臨死期とは -
日々の状態から見極める-アセスメント
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時間経過
活動性
・ 体 力
死亡
時間経過
日常生活動作
・ 体重
死亡
患者様の「看取り」を意識する 2つの時期
第一段階の低下
ADL全般の低下
臨終間際
時間経過 死
「看取り」を意識する第一段階:
ADL全般の低下
・食べられなくなる、食べたくなくなる
・痰の自力喀出が難しくなる
・表情が乏しくなる
・覚醒している時間が短くなる
・筋力の低下がみられる など 第一段階の低下
ADL
全般の低下
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健康状態・ 日 常生活動作
時間経過
日常生活動作
・ 体 重
死亡
第一段階変化を早期にキャッチ
患者様・ご家族の望みの再確認 ケア方法の見直し
・ご本人の望みは?
・ご家族の望み、要望は?
・ケア方法の見直しは?
・内服薬の見直しは?
・医療処置の見直しは? など
第一段階低下
時間経過
活動性
・ 体 力
死亡
「看取り」を意識する時期及び症状
臨終間際
・眼力がなくなる、眼球に膜がはる
・皮膚が透けるように白くなる
・全身に浮腫がみられる
・口腔乾燥が著しく、異臭が強くなる
・拘縮が緩む、全身の脱力がみられる
時間経過
日常生活動作・ 体 重
死亡
臨終間際、見落とされがちな症状・苦痛
臨終間際
・痛み
・全身倦怠感
・口乾
・せん妄 など
ケアは “ 食べる ” ことだけではない
• “
食べる
”=「生命の維持」
•
生活の質は、
“食べる
”ことだけではない
•
心地良く
“生きる
”:他のケアもとても大切
“
食べる
”こと以外の、
日々、丁寧に繰り返し行われている
ケアも価値がある
何か事(治療等の実施)が起こったら
“ 意思決定 ” を迫る?
“
胃ろうにする・しない
”“点滴をする・しない
”等 医療者側が判断に困ると
“意思決定
”を迫る
↓
即答できない≠
“意思決定ができない
”日常の生活(暮らし)の中にも
意思を支える場面はある
その積み重ねがあってこそ
“意思
”が見える
③最期まで人間らしさの保証
‐拘縮予防対策‐
美しい寝姿(
Sleeping Beauty)を目指して
目標とする姿・生活
寝ているところを横から見ると・・・
上から見ると・・・
清潔を保てて、着替えも安全に行える
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膝は伸びている 顎が上がっていない
両手を胸の前で合わせられる
左右が対称的
目標とする“美しい姿”とは・・・
常に清潔な身体・身なり、最終的に亡くなった時の寝姿
ドキュメント内
スマートエイジング普及研究会烏山在宅医療連携塾
(ページ 182-200)