患者の病状認識のずれ、今後の見通しに 対する不安
趣味や仕事の喪失にともなう不安
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仕 喪失 安
家族の病状認識が不明
治療・療養についての患者本人の希望が 不明確
介護力不足
その後・・・
主治医および看護チームと話し合いを行い、患者 と家族に正確な病状説明を行うことを目的に面 談の場を設けることとした
面談の席で 主治医から正確な病状の説明が行
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面談の席で、主治医から正確な病状の説明が行 われ、今後本人がどう治療・療養していきたいか、
家族はどうしようとしているかを尋ねた
患者は病状を現実的に受け止め、家族も協力的 で、可能な範囲で在宅での療養を希望した
・・・その後
院内緩和ケアチームの支援を受け、在宅訪 問診療、訪問看護、訪問介護の手配と緊 急時の入院などの体制を整え、退院された
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夏休みになり、毎日娘と孫の訪問を楽しみ に過ごしている
まとめ
がん性疼痛の緩和ケアでは、以下のこ とが重要である
疼痛の評価とそれに基づく適切なマネジ
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メント
がん患者の全人的苦痛への配慮
症例:59歳男性、左腎細胞がん、肺転移、骨転移、肝転移
経過
200X年5月 腰痛と咳嗽が出現。咳嗽時の胸痛がみられ近医を受診。
胸部X線上 右中肺野に異常陰影を認め精査目的にA病院を受診、
5月X日入院。
入院後左腎細胞癌と診断。入院時の腹部CTで、肝転移・腰椎転移も指摘。
200X年6月初旬 左腎摘出術施行。その後インターフェロン療法。
腰痛は、ロキソニン3錠分3、MSコンチン40mg分2で症状緩和。
200X年7月末より右上腕痛、左側腹部痛、両側大腿外側部痛が出現。
上腕・腰の痛みはズキズキとする痛みで、体動時に増強。寝返りの時に、痛 みで一晩に数回目が覚めると訴えている。疼痛の程度は安静時には NRS3-4,動 作時には8-10。
左側腹部にはびりびりとする電気が走るような痛みが出現してきた。さらに 両側大腿外側の痛みは進行性で、下肢の知覚障害も徐々に出現してきた。
X線所見:右上腕骨骨頭部への溶骨性骨転移と病的骨折がみられた
CT所見:肝S1への転移、L1,Th12への転移、L1転移は脊柱管内への伸展がみられた 生活歴・家族歴:
職業:会社員(製造業)、休職中
趣味:釣りが好きで、毎週末に行っていた。
家族:妻は5年前に他界、現在は共稼ぎの長男夫妻と3人暮らし。
同じ市内に嫁に行った長女(キーパーソン)が在住、しばしば訪問。
幼稚園に通う4歳の孫がいる。
病状認識:病名と病状の拡がり、治療経過については説明されている。
インターフェロンが無効であることや予後についてはまだ説明されていない。
*主治医は予後を3ヶ月程度と予想
*本人は元気になって復職したい、釣りに行きたいと考えている。また孫の小学 校入学を楽しみにしている。一方で下肢の症状が出現・進行することに、不安を 訴えている。
課題1)この患者の疼痛をどのようにアセスメントし、マネジメント(薬物療法、非薬物 療法・ケア)していくか?
課題2)身体的症状以外にどのようなことを考慮し対処する必要があるか?
M-4a がん性疼痛事例検討 ワークシート The PEACE Project
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≪メモ≫
M-5
オピオイドを開始するとき
日本緩和医療学会
The PEACE Project M-5
オピオイドを開始するときCopy Right ⓒ Japanese Society for Palliative Medicine 1
PEACE
Palliative care Emphasis program on symptom management and Assessment
for Continuous medical Education
オピオイドを開始するとき
M-5
2008年12月版
学習目標
オピオイドの導入をスムーズに行うことがで きる
オピオイドの副作用を適切に説明することが
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切 明 できる
オピオイドに対する患者の不安や気がかりに 適切に対応できる
まずビデオを見てみましょう まずビデオを見てみましょう
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ロールプレイとは?
何人かの参加者が 何人かの参加者が
ある特定の役になりきって行う ある特定の役になりきって行う あらすじのない劇である あらすじのない劇である
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あらすじのない劇である あらすじのない劇である
McKeachie McKeachie, 1986, 1986
日本緩和医療学会