せいとんファクスでは、複合機のアドレス帳のほか、ファイルサーバー上に配置した CSV ファイルのアドレ ス帳を使用して、ファイル名の付与やフォルダー階層の振り分けを行うこともできます。CSV ファイルに入 力できる項目は、宛先名称、宛先表名称、ファクス番号です。
ここでは、せいとんファクスが使用するアドレス帳を複合機のアドレス帳から CSV ファイルのアドレス帳に 切り替える方法を説明します。CSV ファイルのアドレス帳は、1 か所目のファイルサーバーの転送先フォル ダー直下に配置する必要があります。
複合機のアドレス帳と CSV のアドレス帳の違いは以下のとおりです。
複合機のアドレス帳 CSV ファイルのアドレス帳
登録できるアドレス数 1592 件 5000 件
対応する転送先 1 か所目/2 か所目
ファイルサーバー
HOME-BOX2
アドバンスドボックス
1 か所目
ファイルサーバー 2 か所目
ファイルサーバー
HOME-BOX2
アドバンスドボックス
メモ
CSV ファイルのアドレス帳に切り替える場合、あらかじめ、1 か所目の転送設定を行ってください。
1 か所目の転送先は、ファイルサーバーにする必要があります。詳細は、「ファイルサーバーの場合」
(P.35)を参照してください。
せいとんファクスは宛先表 8 に 8 件追加するため、複合機のアドレス帳に登録できる宛先表の件数 は、1592 件です。複合機に登録できる宛先表の上限は、複合機の取扱説明書を参照してください。
アドレス帳の参照先を CSV ファイルのアドレス帳に設定したあとは、CSV ファイルを 15 分おきに自 動的に読み込みます。CSV ファイルの読み込みができなかった場合は、エラーメッセージが表示さ れ、前回読み込んだ内容で処理が行われます。エラーメッセージの詳細については、「せいとんフ ァクスのエラーメッセージ(タッチパネルディスプレー)」(P.245)を参照してください。
更新した CSV ファイルのアドレス帳をすぐに反映したい場合、[アドレス帳の参照先設定]を再度 行ってください。詳細は、「アドレス帳の参照先を CSV ファイルに設定する」(P.134)を参照して ください。
アドレス帳の参照先を CSV ファイルのアドレス帳に設定すると、[アドレス帳に未登録のファクス 番号は紙に出力しない]設定時、CSV ファイルの内容をもとに処理を行います。設定方法の詳細は、
「アドレス帳に未登録のファクスの紙出力を制限する」(P.161)を参照してください。
CSV ファイルのアドレス帳を使用する手順は、以下のとおりです。
ここでは、基本設定の完了後に追加で設定する内容について説明します。基本設定が完了していない場合は、
先に基本設定を先に行ってください。
CSV ファイルのアドレス帳を使用する設定 1. CSV ファイルを準備する(P.131)
2. アドレス帳の参照先を CSV ファイルに設定する(P.134)
CSV ファイルを準備する
CSV ファイルのアドレス帳を使用するための準備について説明します。せいとんファクスで設定をする前に、
CSV ファイルのアドレス帳を作成し、作成した CSV ファイルを 1 か所目のファイルサーバーの転送先フォル ダー直下に配置する必要があります。
CSV ファイルを作成する
CSV ファイルを作成する方法を説明します。
重要
表計算ソフトなどで CSV ファイルを開く場合、ウィザード形式から文字列形式で読み 込んでください。詳細は、各ソフトウェアの取扱説明書を参照してください。
CSV ファイルは、Shift_JIS の文字コードで作成してください。
以下の場合、該当する行は読み込まれません。
- 1 行目のデータ
- 未入力の項目がある場合
- 項目間が、「,」(カンマ)以外の場合
- [ファクス番号]に数字が 1 つも存在しない場合 - [ファクス番号]が 120 文字を超える場合
3 列目、5 列目以降のデータは、使用しません。
アドレス帳は、5000 件まで登録することができます。
メモ
表計算ソフトで CSV ファイルを作成する場合は、セルの書式設定を[文字列]に設定してください。
メモ帳などで、「,」(カンマ)もしくは「”」(ダブルクォーテーション)を入力する場合は、それ が含まれる項目全体をダブルクォーテーションで囲ってください。
[登録名称]や[宛先表名称]は、転送先がサポートしている文字を入力してください。詳細は「転 送先として使用できないその他の文字」(P.237)を参照してください。
ファイル名やフォルダー名に[回線名称]を使用する設定にした場合、CSV ファイルの[登録名称]
の値が使用されます。
CSV ファイル名
CSV ファイル名は以下のとおりです。
_SeitonAddress.csv
アドレス帳の記載方法
CSV ファイルに[登録名称][宛先表名称][ファクス番号]を入力してアドレス帳を作成します。
ここで作成したものが、ファイル名の付与やフォルダー階層の振り分けに使用されます。
1 列目に[登録名称]、2 列目に[宛先表名称]、3 列目は空白にし、4 列目に[ファクス番号]を入 力します。
各項目間は、,(カンマ)で区切ります。
ファクス番号は市外局番から半角で入力してください。
CSV ファイルの 1 行目のデータは読み飛ばされます。必要なデータを 2 行目以降に記載してください。
2 行目以降に入力するデータの記載フォーマットは以下のとおりです。
[登録名称],[宛先表名称], ,[ファクス番号]
登録名称 : 85 文字まで入力できます。それ以上入力した場合は、CSV ファイルの読み込み時 に 85 文字以内になるように後方から文字列を削除します。
み込み時に該当する行を読み飛ばします。
記載例
以下の 2 件を登録する場合の記載例です。
登録名称:○○商事株式会社、宛先表名称:関東、ファクス番号:03-0000-0000 登録名称:△△物産株式会社、宛先表名称:関東、ファクス番号:045-000-0000
○○商事株式会社,関東,,0300000000
△△物産株式会社,関東,,0450000000
メモ
ファクス番号に「-」(ハイフン)など数字以外の文字列が入力されていた場合、CSV ファイルの読 み込み時に該当する文字列を削除します。
作成した CSV ファイルを設置する
1 か所目のファイルサーバーの転送先フォルダー直下に「_SeitonAddress.csv」をセットしてください。
作成した CSV ファイルは、1 か所目のファイルサーバーへの転送設定に利用する宛先情報を利用して読み込 みます。
重要
使用する宛先情報は、#SeitonFAX SMB です。
アドレス帳の参照先を CSV ファイルに設定する
ここでは、作成した CSV ファイルのアドレス帳をせいとんファクスで読み込む方法について説明します。
重要
CSV ファイルのアドレス帳の読み込み時、複合機の電源を切る、またはログアウトし ないでください。アドレス帳の読み込みが完了しない場合があります。
メモ
更新した CSV ファイルのアドレス帳をすぐに反映したい場合は、本手順を行い、必ず登録するアド レス件数と登録内容を確認してください。
CSV ファイルのアドレス帳を読み込んでいる場合は、<通信中です>の画面が表示されます。読み 込み速度はお客様のネットワーク環境に依存します。詳細は、お使いのネットワーク環境の管理者 に確認してください。
1.
複合機にログインします
詳細については、「複合機にログインする」(P.184)を参照してください。
2.
を押しメインメニューに戻ります
3.
複合機パネルの[せいとんファクス]を押します
4.
[設定開始]を押します
5.
[アドレス帳の参照先設定]を押します
6.
[CSV ファイルのアドレス帳]を選択し、[OK]を押します
7.
アドレス件数と登録内容を確認し、[OK]を押します 表示されている登録内容は例です。
メモ
登録内容は、CSV ファイルの 2 行目のデータが表示されます。入力された文字列によっては正常に 表示されない場合があります。詳細は、「転送先として使用できないその他の文字」(P.237)を参 照してください。
登録内容が画面に収まらない場合は、省略記号が表示される場合があります。
エラーが発生した場合は、参照先を CSV ファイルのアドレス帳に切り替えられていません。エラー の詳細については、「せいとんファクスのエラーメッセージ(タッチパネルディスプレー)」(P.245)
を参照してください。
アドレス帳の参照先設定を[CSV ファイルのアドレス帳]に設定している場合、以下の画面に「アド レス帳の参照先は、CSV ファイルです。」と表示されます。
これで、アドレス帳の参照先を CSV ファイルのアドレス帳に設定できました。
アドレス帳の参照先を本体のアドレス帳に設定 する
ここでは、せいとんファクスが使用するアドレス帳を CSV のアドレス帳から複合機のアドレス帳に戻す方法 を説明します。
1.
複合機にログインします
詳細については、「複合機にログインする」(P.184)を参照してください。
2.
を押しメインメニューに戻ります
3.
複合機パネルの[せいとんファクス]を押します
4.
[設定開始]を押します
5.
[アドレス帳の参照先設定]を押します