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BOOM プロセスの概要

第 9 章 FIBRE CHANNEL OVER ETHERNET の設定

12.1. BOOM プロセスの概要

第 12 章 スナップショットとしてのシステムアップグレードの管理

システム管理者は、Boom を使用してシステム状態の代替コピー用に起動エントリーを作成しま

す。Boom は、システム更新の管理を簡素化します。

警告 警告

本章で説明している手順は、システムツリー内の複数のファイルシステムには使え ません。

Boom に加え、以下の Red Hat Enterprise Linux コンポーネントが、このアップグレードプロセスで使 用されます。

LVM

GRUB 2 ブートローダー

Leapp アップグレードツール

この手順では、boom パッケージを使用して、Red Hat Enterprise Linux 7 から Red Hat Enterprise

Linux 8 にアップグレードする方法を説明します。

前提条件 前提条件

boom パッケージをインストールします。

# yum install lvm2-python-boom

スナップショットに十分な容量が割り当てられています。次のコマンドを使用して、ボリュー ムグループおよび論理ボリューム上の空き領域を検索します。

# vgs

VG #PV #LV #SN Attr VSize VFree rhel 4 2 0 wz--n- 103.89g 29.99g

# lvs

LV VG Attr LSize Pool Origin Data% Meta% Move Log Cpy%Sync Convert root rhel -wi-ao--- 68.88g

swap rhel -wi-ao--- 5.98g

手順 手順

1. root 論理ボリュームのスナップショットを作成します。

root ファイルシステムがシンプロビジョニングを使用する場合は、シンスナップショット

を作成します。

シンスナップショットを作成している間は、スナップショットのサイズを定義することが できません。スナップショットは、シンプールからも割り当てられます。

# lvcreate -s -k n rhel/root -n root_snapshot_before_changes ここでは、以下のようになります。

-s は、スナップショットの作成に使用します。

RHEL/root は、論理ボリュームにコピーされるファイルシステムです。

-n root_snapshot_before_changes は、スナップショットの名前になります。

-k n は、シンスナップショットはデフォルトではアクティブにならないため、アク

ティブ化はスキップされません。

root ファイルシステムがシックプロビジョニングを使用する場合は、シックスナップ

ショットを作成します。

シックスナップショットを作成する際は、アップグレード中にすべての変更を保持できる

シックスナップショットを作成する際は、アップグレード中にすべての変更を保持できる スナップショットサイズを定義します。

# lvcreate -s rhel/root -n root_snapshot_before_changes -L 25g ここでは、以下のようになります。

-s は、スナップショットの作成に使用します。

RHEL/root は、コピーされるファイルシステムです。

-n root_snapshot_before_changes は、スナップショットの名前になります。

-L 25g は、アップグレード中にすべての変更を保持できるスナップショットサイズで

す。

重要 重要

スナップショットを作成した後には、追加のシステム変更は含まれてい ません。

2. プロファイルを作成します。

# boom profile create --from-host --uname-pattern el8 3. 新たなブートエントリーを作成します。

# boom create --title "Root LV snapshot before changes" --rootlv rhel/root_snapshot_before_changes

ここでは、以下のようになります。

--title Root LV snapshot before changesは、ブートエントリーの名前で、システムの起 動時に一覧に表示されます。

--rootlv は、新しいブートエントリーに対応する root 論理ボリュームです。

初めて boom create コマンドを実行すると、次のメッセージが表示されます。

WARNING - Boom configuration not found in grub.cfg

WARNING - Run 'grub2-mkconfig > /boot/grub2/grub.cfg' to enable

GRUB 2 で Boom を有効にするには、次のコマンドを実行します。

# grub2-mkconfig > /boot/grub2/grub.cfg

4. Leapp を使用してアップグレードします。

# leapp upgrade --reboot

注記 注記

注記 注記

この reboot 引数は、アップグレードプロセス後に自動システムの再起動を開始

します。

再起動時に GRUB 2 画面が表示されます。

5. RHEL Upgrade initramfs エントリーを選択して、ENTER を押します。アップグレードが続行 し、新しい Red Hat Enterprise Linux 8 RPM パッケージがインストールされます。アップグ レードが完了すると、システムが自動的に再起動し、アップグレードして利用可能なシステム と古いバージョンで利用可能なシステムが GRUB 2 画面に表示されます。アップグレードされ たシステムバージョンがデフォルトの選択です。

関連情報 関連情報

man ページの boom

What is BOOM and how to install it?ナレッジベース記事。

ナレッジベースの記事「How to create a BOOM boot entry」