ファイルシステムの基礎となるブロックデバイスが物理的な破棄操作に対応している。
手順 手順
fstrim ユーティリティーを使用します。
選択したファイルシステムでのみ破棄を実行するには、次のコマンドを使用します。
# fstrim mount-point
マウントされているすべてのファイルシステムで破棄を実行するには、次のコマンドを使 用します。
# fstrim --all
fstrim コマンドを以下のいずれかで実行している場合は、
破棄操作に対応していないデバイス
複数のデバイスから構成され、そのデバイスの 1 つが破棄操作に対応していない論理デバイス (LVM または MD)
次のメッセージが表示されます。
# fstrim /mnt/non_discard
fstrim: /mnt/non_discard: the discard operation is not supported
関連情報 関連情報
man ページの fstrim(8)
6.4. オンラインブロック破棄の有効化
この手順は、サポートされるすべてのファイルシステムで、未使用のブロックを自動的に破棄するオン ラインブロック破棄操作を有効にします。
手順 手順
マウント時のオンライン破棄を有効にします。
ファイルシステムを手動でマウントするには、-o discard マウントオプションを追加しま す。
# mount -o discard device mount-point
ファイルシステムを永続的にマウントするには、/etc/fstab ファイルのマウントエントリー
に discard オプションを追加します。
関連情報 関連情報
man ページの mount(8)
man ページの fstab(5)
6.5. RHEL システムロールを使用したオンラインのブロック破棄の有効化
本セクションでは、storage ロールを使用してオンラインのブロック破棄を有効にする方法を説明しま す。
前提条件 前提条件
storage ロールを含む Ansible Playbook がある。
このような Playbook を適用する方法は、「ロールの適用」を参照してください。
6.5.1. オンラインのブロック破棄を有効にする Ansible Playbook の例
本セクションでは、Ansible Playbook の例を紹介します。この Playbook では、storage ロールを適用 して、オンラインのブロック破棄を有効にして XFS ファイルシステムをマウントします。
例
例6.1 /mnt/data/ でのオンラインのブロック破棄を有効にするでのオンラインのブロック破棄を有効にする Playbook
---- hosts: all vars:
storage_volumes:
- name: barefs type: disk disks:
- sdb fs_type: xfs
mount_point: /mnt/data mount_options: discard roles:
- rhel-system-roles.storage
関連情報 関連情報
この Playbook は、「ファイルシステムを永続的にマウントする Ansible Playbook の例」 で説 明している永続的なマウント例のすべての操作も実行します。
storage システムロールで使用されるパラメーターの詳細は、 /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md ファイルを参照してください。
6.6. 定期的なブロック破棄の有効化
この手順では、対応するすべてのファイルシステムで、未使用のブロックを定期的に破棄する systemd タイマーを有効にします。
手順 手順
systemd タイマーを有効にして起動します。
# systemctl enable --now fstrim.timer