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5 年

ドキュメント内 夜だからこそ学べる (ページ 109-122)

宇原祥夫

東京勤務 1. 5 年

野口幸雄

教授/数理工学・質管理工学 Tokyo University of Science

経営工学科

現研究室

Tokyo University of Science

声  06.6.1 9:47 AM  ページ  109

第4章 経営工学科(i科)

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倉研究室には、14名の学部生と 5名の院生が所属しており、幅広 い年齢層で構成されています。

研究内容として、企業内教育を行う上 でのシステム開発や、アンケート結果か ら被験者の潜在的なニーズを抽出し改善 策を提案するといった、個々の環境、状 況から興味深いテーマを取り上げていま す。赤倉先生の指導方法は、お名前と同 じくまさに情熱の「赤」です。時には厳 しく、時には愛のあるコメントをストレ ートにぶつけてきます。院生からも、ゼ ミにおいてはかなり辛口な意見を多々言 われました。時にはエキサイトし、学部 生と激しい口論になる場面もありました が、常に高い結果を目指した中身の濃い 時間を過ごすことができました。また、

学部生同士の場合、提出物の締切りや、

発表練習に追われて学校に泊り込みにな った時には、必ず誰かが付き添い、励ま し合うことでこの1年を乗り越えてきま した。

「美しさ」とはこの研究室における永 遠のテーマです。抄録、本論、発表資料

を作成する上で、まずポイントとなるの が美しいか否かです。先生の「美しくな いわねえ」の一言はやり直しを意味し、

「美しいですね」は最高の誉め言葉とな ります。この結果は、学部生の血と汗と 涙の結晶であるわずか4ページの卒論抄 録の中に凝縮されています。

「面白さ」とは笑いではなく、興味を 持たせるということです。自分の研究に 全く無関心な人に対し、いかに注意を引 きつけることができるかがポイントとな ります。卒業審査発表の練習では、この 点をかなり指摘されました。発表を終え た今、思い残すことのない達成感が得ら れたのは、最後まで諦めずに取り組んだ 努力が報われたのだと感じました。

わずか1年ではありますが、研究の辛 さだけではなく、楽しさも教えていただ きました。ここで鍛えられた精神面の強 さは他に代え難い貴重な経験だと思いま す。またこの経験は今後幾度となくぶつ かるであろう壁を乗り越える原動力にな ると考えます。

(2005年度卒業生:金城昌代)

経営工学

現研究室

テーマ 「美しさ」 と 「面白さ 」

赤倉貴子

教授/教育工学

Tokyo University of Science

経営工学科

現研究室

Tokyo University of Science

声  06.6.1 9:47 AM  ページ  110

現研究室の声

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994年4月、神楽坂校舎で大森研究 室が誕生した。初年度、卒研テーマ として「インターネット・こどもらん ど・プロジェクト」を立ち上げた。これ には多くの学生が興味を持ち、研究室に 集まってきた。理科大生の子供好きに驚 かされた。当初は、お手本もなく、それ まで触れたことのないUNIXワークステ ーション(WS)と格闘しつつ(しかし、

新しいものへの興味を持って)、学生た ちが頑張っていたことが思い起こされ る。また、卒業式後の打ち上げでは、卒 業生たちの卒業研究への熱い思いを聞い た。第二部経営工学科の学生に特別な思 いを抱いた瞬間であった。

当時、世の中はWWW普及の入り口に あった。新しいPC・WSを購入すれば、

学生たちは研究室に入り浸って使いまく っていた。研究室のWEBサーバの管理 は、学生たちの仕事であった。そして、

いつの間にかそういう学生たちがいなく なった。今は、3台のWEBサーバの管 理は、私自身で行っている。サーバの管 理をやり始めて、大変ではあるが、学生 たちはおいしい技術的知識を得ていたこ とに気づいた。

PCが家庭に普及し、研究室に出て来 なくても、学生は卒業研究をできる環境 になっている。現在、研究室の計算機環 境は非常に優れているとは言えないが、

それほど見劣りがするわけでもない。そ ういう研究室が賑わうのは、卒業論文の 抄録提出時期、本論提出時期、発表時期 だけである。PCもプリンタもその時期 だけフル稼働になってしまう。大学の研 究室とは何なのだろう?と考え込んでし まう昨今である。

研究テーマは、初期においてはオブジ ェクト指向技術、Human  Computer Interaction、テクノストレス、自然言 語理解に関するものが中心的であった。

昨今は、機械学習に関するテーマが主流 である。要求獲得、WEBページ分類を 自動的に行いたいという思いがある。ま た、バイオ・インフォマティクス関連の 研究も行っている。ただし、「こどもら んど」だけは一貫して継続している。子 供好きの理科大生がいる限り続くであろ う。

大森研究室が誕生して、12年が過ぎ ようとしている。研究室は2006年3月 から九段下校舎に移転した。九段下校舎 の研究室は快適である。しかも、これま で2つの部屋に分かれていた研究室が1 つになった。学生との日頃のコミュニケ ーションもとりやすくなった。これを機 に、学生たちには研究室に顔を出しても らいたいと願う。そして新しい研究環境 が、学生たちと切磋琢磨しつつ、お互い が成長していける場になればと願う。

経営工学

現研究室

現在の研究室の声

大森晃

助教授/情報工学

Tokyo University of Science

経営工学科

現研究室

Tokyo University of Science

声  06.6.1 9:47 AM  ページ  111

第4章 経営工学科(i科)

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着任

1981年5月1日(岩手大学工学部情報 工学科教授から)

離任

1994年3月31日定年(帝京技術科学大 学大学院情報学研究科教授へ)

専門

ソフトウェア製品生産管理、信頼性・保 全性技術、品質管理

在職時学内職務

学科主任、教務幹事、大学院工学研究科 経営工学専攻幹事、電子計算機検討委員 会委員、留学生委員会委員、学生部委員 など

在職時の悲喜交々の思い出

当時のボスだった前任学科主任(そして 着任時の学部長)大場興一先生(SUT先 輩)の死去。第一部の畏友西田直矩教授 の若すぎる死去。理工学部から独立した 大学院修士課程発足とその2年後の博士 課程発足。

嬉しかったこと

第二部からの修士課程への進学者(女子 学生卓越)の増加。在学中の情報処理技 術者試験合格者の増大。電源設備の整っ た学生実験室の確保(教務幹事の狩野教 授との協力成果)。勤労学生らしい質実 剛健的実力発揮の卒業生が社会的に高く

評価され、後輩の就職活動にも有利だっ た。現在も、研究室卒業生との多彩な交 流が続いている。

残念だったこと

中国留学生の天上天下唯我独尊的行動に よる勉学挫折。就任直後発病疾患の頻発 による欠務。

着任動機

上記大場先生のお勧めと石川馨先生(元 武蔵工業大学学長、着任時の9号館教授 室の前住者)の激励(両先生からは、デ ミング賞委員会の先達としてご指導を賜 っていた)。さらに、東北大学理学部の 同じ研究室の先輩高橋八郎博士(SUT博 士会元会長)の後押し。

現在のSUTとの関係: 維持員(終身)

現在の所属学協会

電子情報通信(フェロー)、信頼性(グロ ーリア)、情報処理(終身)、品質管理

(正)、プロジェクトマネジメント(正)、

オペレーションズリサーチ(正)の各学 会。電気通信協会会員(個人)。

現在の仕事

(有)系統技術研究所代表取締役(技術士

(経営工学))。(株)三陸情報サービス取 締役会長。

経営工学

現研究室

SUT 神楽坂の 13 年間

菅野文友

元教授 /(有)系統技術研究所代表取締役、(株)三陸情報サービス取締役会長 Tokyo University of Science

経営工学科

教職

OB

Tokyo University of Science

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教職OBの声

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は1989(平成元)年4月に東京 理科大学に着任し、2005(平成 17)年3月まで16年のあいだ経営工学 科に勤務しました。その間、高橋研究室 において全部で250名近くの学部生及 び40名近くの大学院生の諸君と濃密な 時間を過ごしました。OB・OG達に聞 くと、高橋研の特徴はまず忙しい、次に 先輩による後輩の面倒見が良い、加えて イベントが多い、その結果として学生達 の仲が良い、最後に研究室で宿泊する人 が多いとのことです。忙しいと言うのは、

毎週ゼミの発表があり、その準備のため の準備ゼミがあり、その準備ゼミのため の準備があるからです。大学院にいる先 輩は、後輩である4年生を実によく面倒 を見てくれました。イベントは実に多く、

卓球大会(ダブルス戦)を年に数回、月 に1度は大規模な発表会があり、飲み会

(通称ビールパーティ)も月1回以上のペ ースで行われ、そのほか有志による野球 やサッカーの試合、山登り、皇居一周マ ラソン、静岡寿司・イチゴツアーなども

行われました。何だかんだとやっている うちに皆仲良くなり、そのうち研究室に 連泊する人が続出となりました。健康と 清潔の観点から連泊は3泊まで、長期の 連泊は控えるべきとの自主規制も仲間内 で交されたようです。宿泊の際は、夜を 徹して、勉強や研究だけでなく様々な議 論をしたことがさらに結束を強めたよう です。

他の研究室と行った合同ゼミ(一緒に 行うゼミ)・交換ゼミ(教員(+院生)を 交換して行うゼミ)も思い出深いもので す。1つの研究室だけですとどんなに頑 張って気を付けてもやがてマンネリに陥 ります。それを回避するために、高橋研 は他の研究室(狩野研、芳賀研、山田研)

と合同ゼミや交換ゼミを行いました。こ のことで盲点や誤解がはっきりしますの で、研究のレベルはぐっと上がりました。

毎年春には学会発表を行うのが恒例にな っていましたが、その際に修士論文は当 然ですが、卒業論文もかなりの数が学会 発表に漕ぎ着けました。そのために大学

経営工学

現研究室

とにかく忙しかった高橋研究室

高橋武則

元教授/慶應義塾大学 教授 Tokyo University of Science

経営工学科

教職

OB

Tokyo University of Science

ss

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ドキュメント内 夜だからこそ学べる (ページ 109-122)

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