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1 ―日本企業の国際的な活動の支援と国際金融秩序の安定のために

ドキュメント内 EABKR (ページ 60-65)

国際金融等業務では、さまざまな出融資・保証機能を活 用して、わが国のプラント等の輸出支援、資源・エネルギー等 の重要物資の安定的確保、わが国産業の国際的事業展開 支援および基盤整備、国際金融秩序の維持等の政策目的 の実現を図っています。

(2)輸入金融

日本企業の資源等、重要物資の輸入に対する融資で、

日本の輸入者に対するもの、外国の輸出者に対するものが あります。

天然資源に乏しいわが国にとって、資源を長期安定的に 輸入することは経済活動の大切な基盤の一つであり、輸入 金融は石油・天然ガス等のエネルギー資源や鉄鉱石等の鉱 物資源の開発および輸入に用いられています。

(3)海外投資金融

日本企業の海外投資に対する融資で、日本の投資者に 対するもの、日系合弁企業またはこれに貸付・出資を行う外 国の政府・銀行等に対するものがあります。

グローバリゼーションが進む経営環境のもと、さまざまな日 本企業が海外への展開を必要としています。日本企業によ

る海外投資は、国内の産業構造の高度化、さらにはより効 率的な国際分業体制の構築にもつながります。他方、海外 投資は相手国の政策変更リスク、財政の破綻や経済の混 乱等、国内投資では考えられないリスクを伴う側面があり、

当行は、中堅・中小企業を中心に諸外国の投資環境に関 する情報提供やアドバイスを行うとともに、公的性格を有す る融資者としての立場から相手国政府、政府機関との交渉 を通じたリスク緩和の努力も行っています。

輸入金融 海外投資金融

購入を条件としない開発途上国に対する資金協力で、q わが国との貿易・投資関係の維持・拡大、wわが国のエネ ルギー・鉱物資源の安定的確保、e日本企業の事業活動 の促進、r国際金融秩序の維持等に貢献しています。

資金供与の形態としては、開発途上国政府等が電力、

通信、運輸等の経済インフラ整備や資源開発プロジェクトを 遂行するために必要な資金を支援するプロジェクト融資と、

一国の経済構造調整やセクター別の構造調整等の経済運 営自体を支援する政策調整融資があり、また、プロジェクト 融資の一環として、開発途上国の政府系金融機関等を通 じ輸出振興や裾野産業育成等の支援を目的としたツース テップローンを供与しています。世界銀行、国際通貨基金

IMF)、アジア開発銀行(ADB)、米州開発銀行(IDB)、欧 州復興開発銀行(EBRD)等の国際機関との協調融資の 形で供与されるケースも多く、これら国際機関とは緊密な協 力関係を有しています。さらには、事業開発等金融の供与

パフォーマンス・ボンド保証 事業開発等金融

業の開発途上国における事業活動を側面的に支援するこ とも行っています。

事業開発等金融の供与にあたっては、q資源安定確保 の観点からの資源開発プロジェクト(周辺インフラ整備を含 む)や資源産出国との関係強化に資するプロジェクト、w 発途上国において事業展開を行っている日本企業の事業 環境整備となるインフラ事業や裾野産業育成、e京都議定 書に基づくわが国の温室効果ガス削減目標達成に貢献す るプロジェクト等を重点的に支援しています。

(5)保証

民間金融機関等の融資および開発途上国政府や現地 日系企業等の発行する公債等に対する保証を行います。

qパフォーマンス・ボンド保証

日本企業等の取引先銀行等の保証が、格付等の理由 から外国の取引先に受け入れられない場合に、q日本から

製品輸入保証

海外シンジケート・ローン保証/公債保証 現地日系企業が発行する社債への保証

r海外シンジケート・ローン保証/公債保証

開発途上国等に融資を行う場合には、外貨送金・交換 リスク、カントリーリスク等が伴います。当行がかかるリスクを 保証することにより、わが国民間金融機関の開発途上国 に対する中長期融資を可能とし、開発途上国の民間資金 導入および民間企業による国際金融ビジネスの拡大に貢 献します。

e現地日系企業が発行する社債への保証

現地日系企業が海外市場において発行する社債に対 し、保証制度を活用して支援を行います。

のプラント輸出等、w日本への重要物資の輸入等、または e海外投資事業にかかるパフォーマンス・ボンド、リファンドメ ント・ボンド、スタンドバイL/C、シュアティ・ボンド等に対する保 証を行います。

w製品輸入保証

航空機等、わが国にとって重要な製品の輸入について、

わが国の法人が必要な資金を借り入れた場合に当該債務 を保証します。

引に対し、外貨資金繰りを手当するために必要な短期資金 の貸付を行うものです。

事業に必要な資金を出資するものです。

出資 ブリッジローン

海外経済協力業務では、円借款等わが国の政府開発 援助(ODA)としての有償資金協力を行っています。その業 務の基本は、開発途上国の経済社会基盤整備、経済の安 定等の自助努力を支援するための長期・低利な譲許的条 件での資金提供となっています。具体的には、ニーズにあ わせて多様な形態で供与される円借款、そのほか開発にか かわる調査等を行います。特に円借款は、開発途上国の経 済発展に必要な経済社会基盤整備において不可欠な資金 援助であり、当行の海外経済協力業務は、わが国のODA の大きな柱となっています。最近の特徴として、貧困削減・

社会開発のための資金需要の増加、地球環境保全等の 地球規模問題への対応の必要性の高まり等、各国の開発 ニーズが多様化し、開発援助に求められる機能がますます 多様化、高度化しています。

海外経済協力業務の出融資財源は、税金や国債等が 財源の一般会計からの出資金、財政融資資金特別会計か らの借入金等から構成されています。

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