・パ ニ ック に な っ た とき ど うす れ ば 早 く落 ち着 け る か対 処 法 を考 え て行 く必 要 が あ る 。(ル ー ル ブ ック を使 って 身 の処 し方 に つ いて 提 示 し定着 を図 る な ど)
・不 安 を解 消 で き る グ ッズ ・リ ラ ッ クス ス ペ ー ス な どが あ る とよ い。
・これ が した い と思 っ て い る こ と を今 我 慢 しな い とい け な い事 を 納 得 させ る には まだ 時 間 が か か
る。
b)個 別 の指 導 計 画 の 学 期 目標 短 期 目標 を、 振 り返 り評 価 す る 。(抜 粋) こ こで はA児 の 身 辺 自立 につ いて の 目標 につ いて 表20に 示 した 。
表20「 身辺 自立 」 の長 期 目標 と評 価(A児)
長 期 目標(3学 期)
評価
身辺 自立
決 め られ た 時 間 、椅 子 に 座 る こ とが で き る 。
ク ラ ス で ソ ー シ ャル ス キ ル を行 った こ と と個別 で再度振 り返 り指導 して いった こ とで よ り定 着 し、 こ うした 方 が 良 い とい う学 び の 面 は 育 って きて い るが 行 動 に移 す こ とは 難 し い。
○取 り組み を終 えて
A児B児 の育 ち を ま とめ る こ とが で き た 。この 取 り組 み へ の コ メ ン トを 表21に 示 した。
表21こ の園 内 委 員 会 に対 す る コ メ ン ト
幼 稚 園Co 小 学校 へ の資 料 とな る ことは もち ろ ん、 引 き継 ぎで は どん な特性 や 支 援 を 重点 に話 した らい いか 整 理 で き た 。
(5)保 護者 との懇談 と最終確認
○ ね らい 保護者 の思 いを、小学校へ伝 え られ るように個別 の教育支援 計画 に入れて い く。
○ 取 り組 み の概 要 表22の 要 領 で 行 っ た。
表22保 護 者 との懇 談 の概 要
日時
構成員 内容 活用 した資料
3月28日 園 長 先 生 ・Co・ 担 任 A児B児 そ れぞ れ の個
個別の指導計画
(各1時 A児 の保護者 ・B児別の指導計画評価 の 個別の教育支援計画
間) の保護 者 ・筆者報告 と個別の教育支
援 計画 の各項 目(主 に 保護 者 の願 い)の 見直
し と必要な所 の修正
4月4日 園 長 先 生 ・Co・A児
個別の指導計画 と 個別の指導計画
(各40分) の 保 護 者 ・B児 の保
個別の教育支援計画 個別の教育支援計画
護者 ・筆者 の確認 と気 になる こ サ ポ ー トシー トとの聞き取 りとサ ボ 一 トシ ー トの確 認
○取 り組 み の実際
a)指 導計画 の評価 の報告 をしてか ら、個 別 の教育 支援計画(X町 様式) に沿 って 、項 目毎 にA児 ・B児 の現 在 の様 子 を話 し合 い 、保 護 者 の願 い の 聞 き取 りを した 。
こ こで はA児 の保 護 者 の願 い を 表23に 示 した 。 表23懇 談 にお け るA児 の 保 護 者 の願 い 保護者 の願 い(7月) 保護者 の願 い(3月)
感覚
●
知覚
制 作 の と き に は何 度 も手 を 洗 い に 行 か な くて も い い よ う に対 応 して ほ しい。
・糊 雑 巾 は 引 き続 き 使 用 して い くよ う に して 欲 しい。
・視 覚 提 示 を 引 き 続 き 行 う こ と とル ー
一
ル ブ ッ ク を活 用 して 集 団 生 活 の ル ー ル の定 着 を 図 って 欲 しい。
言 語 ・ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン
具 体 的 な 言 葉 を心 が けて 。 感 情 を言 葉 に 出 して い く
よ う に。
・本 人 の 思 い が 少 しで も出 せ る よ う に 支 援 を して い って 欲 しい。
・感 情 の 意 味 づ け を して い く声 か け を して 欲 しい 。
情緒
●
行動
嫌 な こ とか ら逃 げ る ので はな く頑 張 れ る よ う に、で き た と き に は 十 分 に褒 め る。
・入 学 当 初 は は りき っ て 頑 張 りす ぎて し ま う こ とが 予 想 さ れ る の で せ い さ く しん ど くな らな い よ う に配 慮 して 欲 しい 。
・イ ライ ラ した とき に 物 や 人 に 当 た っ て しま う の で イ ライ ラ を解 消 で き る 方 法 を 身 に つ け られ る よ う支 援 して 欲 し い。
・休 み 時 間 の 過 ご し方 に気 を つ け て欲
し い 。
基 本的生 活習慣
(食事)給 食で蹟 かな いよ うに配膳 の 方 法 や 量 につ いて 配 慮 して 欲 し い。
そ の他 した くな い こ とは 嘘 をつ い て しな い様
子 もあ る ので 気 に して 見 て 欲 しい。
【保 護 者 の願 い】
・集 団 生活 の ル ー ル を理解 し、納 得 し て 守 っ て い け る よ う に な っ て ほ し い。
・友 だ ち と関 わ っ て あそ べ る よ うにな って ほ し い。
【就 学 に 向 けて の保 護 者 の願 い】
・自分 の気 持 ち を言 葉 で 表 現 で き る よ うに支 援 して欲 しい。
・パ ニ ック に な っ た とき の 身 の処 し方 や ち ょ っ と した イ ライ ラ感 を解 消 で
き る物 を知 って欲 しい 。
・幼 稚 園 と 同様 に視 覚 提 示 を して1日 の生活 が見通 しを持 って過 ごせ るよ
う に して ほ しい 。
・友 だ ち の 関 わ りが 持 て る よ う 引 き続 き 支援 して 欲 しい 。
b)個 別 の教育支援計画 と個別 の指導計画 の加筆修正すべて終わ った物 を 確 認 して も ら う。 入 学 に向 け て気 にな る こ とが な い か 、 小 学校 に伝
え た い こ とは な いか 最 終 の確 認 をす る。
こ こで はA児 の保 護 者 の心 配 を表24に 示 した 表24保 護 者 の心 配
保護者
園【A児 の保 護 者 よ り】 最終的 に付添な しで集 団登校 を目指 す のは良い こと。で 通 学 が 気 に な る 。 も最 初 か らす ぐに そ の 目標 に 向 けて ス モ ー ル ス テ ップ の
どう思われ ます か? 目標 を立 てて い くの は …?
まず は な に よ り学 校 生 活 に慣 れ る こ とが 大 事 で は … 小学校 の先生 と相談 してスター トさせ る時期 を検討 して い くのが いい で し ょ う。 お 伝 え して お き ます
c)サ ポ ー トシ ー ト の 確 認 も あ わ せ て し て も ら っ た 。 こ こで はA児 のサ ポー トシー トを表25に 示 した
表25サ ポ ー トシー ト(縮 小 版)
サ ポ ー トシ ー ト(Aの 具 体 的 支 援)2008/4
r
'
.一.一 一 一 、
r
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「写.
㌔ }、
・視 覚 優 位
壁 、
・注 意 の持 続 が
・聴 覚 ・困難 視覚 過 敏
①活動時 に具体物を提示(例1制 作 の完成 品で意欲 を喚起 する) 矯
②活動時 に写 真を提示(例=制 作す る時の ヒン トとして)
③歌の歌詞 を用意する
④ルールブ ック(例:写 真 で上履 きの履き方 の良い例 を示 す)
⑤最小限 の支援(注 意 への促 し例:「 前を向 こう」 ではな く 「OOの 話 だっ て」)
⑥意図的 な情報提示(例:ピ ア ノで 注意 を喚 起 した ところで具 体物を提示 す る〉
⑦情報過多 への配慮(例=注 目す ぺき もの は一つ に絞 る)
.,「,
※ 視;覚i的・な 梅 を「こげ
使 っで(絵 ・写 真 ・ 図 ・具 体 物)あ う い は 瓢 喧 葉 で 諭
・最 小 限 め 掲 示 物 の み 黒 板 ・教 室の装飾物 の精選
・セ ル フ コン トロ ー ル しに くい
・頑 張 りす ぎ る
①事前 の約 束(例=ユ 日の流れを提示 し前 もって確認 してお く)
②ルール の確認(例=み んなに話を して 、また個別 にも詣をす る)
③ ごほ うびス タンプ(例:ル ール ブ ックや1日 の流れ の プリ ン トに押 させ る)
④SST(社 会性 を身につけ るため の トレーニ ン グ)の 実施(例=先 生 の話を 聞くときのルール や遊ぶ ときのルール等)
⑤支援 の量の調節(例1支 援者か ら離れな い ときはしんど いときのサイ ン)
⑥ リラックス タイムの確保(例;行 事 の練 習期 間は 自由遊 びをM蒋 主 導にす る〉
'事前 の約束
・挨拶 と返事
・声のボ リューム
・朝の活動
・道具 の出し入れ
・勉強 をす る時の約束
・しん どくなった時 の合図
・見 通 しが 立 たな い と不 安 に な り や す い
・思 い 通 りに な ら な い ことが あ る と気 持 ちが 高 ぶ る
e「 一 吊 読 淋 一 臼一6胎「 富 耀m一 州{鰍 ロ ー 嗣 罰『←ワ'
1①1日 の 流 れ を提 示(捌1毎 朝 そ 1の 日の 辛 定表 を見 て確 認 する) 1② 活 動 の 流れ を提 示(例:ホ ワ (イ トボー ドに簡単 な 絵 や字 をか
い て説 明する)
・通学 方法 ・通学 路の確認
・場所 や使い方 の確 認
・1日 の流れ提示
・具体 的な時刻 の説 明
・入学 式の流れ提 示
・授業 の流れ提示
・お友 だ ち とのル ール の確 認
○取 り組 み を終 えて
保 護 者 の 願 い が十 分 に 聞 けた 。 小 学 校 へ 伝 えて い きた い事 柄 が 園 とほ ぼ 同 じで ある こ とが わか った 。幼 稚 園Coの この取 り組 みへ の コ メ ン ト
を表26に 示 した。
表26懇 談 に対 す る コ メ ン ト
幼 稚 園Co 小学校への資料 とな る ことは もちろん、引き継 ぎで保護者の願 いとして どんな特性や支援 を重点 に話 した らいいか整理でき た
(6)入 学式 前 の打 ち合わせ
○ ね らい 担 任 が 初 日か ら対 応 して も ら うた め に必 要 な事 柄 を伝 え る。
○ 取 り組 み の概 要 表27の 要 領 で行 っ た。
表27入 学式 前 の打 ち合 わせ の概 要
日時
構成員 内容 活用 した資料
4月4日 (40分)
幼稚 園Co
小学校1年 担任代表 筆者
入学にむけて配慮 を要する児童に対 しての対応 を簡単 に説明する
な し
○ 取 り組 みの実 際
1児 とC児 につ いて は初 日に 多 くの 配 慮 が 必 要 で あ る た め 、実 態 とどん な
支 援 を して き たか を伝 えた 。 表28に 話 の概 要 を示 した 。 表28話 の概 要
1児 C児
緊 張 が 強 い 。 とにか く男 性 が苦 手 。最 初 は 隣 も女 の子 の方 が よ い の で は。
人 の 視 線 が 苦 手。 集 団 も苦 手。 返 事 も手 を挙 げ る く らい 。
無 理 強 い を しな い。見 通 し持 て る と動 け る こ と も。理 解 力 コ ミ ュニ ケー シ ョ ンの 力 は あ る。小学 校 で は頑 張 ろ う と思 って い るか も しれ な い。家 で は し ゃべ る 。 まず は入 学 式 どうか … 。
○取 り組み を終 えて
無理 を言 って 場 を設 定 して も らった が 実 施 で きて よか っ た。
小 学校1年 生 の担 任 か らの コ メ ン トを表29に 示 した。
表29入 学式 前 打 ち合 わ せ に対 す る コ メ ン ト
小学校1年 担任 後 日対 応 で な くて よか った 。直 接 幼 稚 園 の 先 生 と話 が で きて よか った 。
(7)入 学 式 前 の リハ ー サ ル とサ ポ ー トシー ト配 布
○ ね らいA児 ・B児 の不 安 を少 しで も軽 減 す る。 担 任 の先 生 と入 学 式 前 に 出会 う。 担 任 にA児 やB児 の様 子 を みて も ら う。
○ 取 り組 み の概 要 表30の 要 領 で 行 っ た。
表30リ ハ ーサ ル の概 要
日時
構成員 内容
活用 した資料
4月7日 小学校Co(2名) 靴 箱 ・教 室(席 ・ロ ッ カ ー)・ な し(40分)
特別支援学級担任
トイ レ ・体育館(入 学式で通常学級担任(2名)
の座 る位 置)の 場所 の確認A児 ・B児 と
A児 ・B児 の保 護 者 入 学式 で の 「立 つ ・座 る」
筆者 の練習と入学式の流れ(時
間 も含 む)の 確認
○取 り組みを終 えて
保 護 者 と担 任 との確 認 が とれ て よか っ た。
担 任 と幼 児 の距 離 が縮 ま っ た。
保 護 者 か らの コメ ン トを表31に 示 した。
表31リ ハ ーサ ル に対 す る コ メ ン ト
保護 者 よ り 幼 稚 園 の 先 生(筆 者)が 来 て くれ た の でB児 の 緊 張 が、
ほ ぐれ て よか った 。
(8)移 行支援会議④
○ ね らい 入学直後 の様子 を聞きなが ら、気 になる幼児 たちの気 にな る 特性 とそれ に対す る手立て を伝 え る。
○ 取 り組 み の概 要 表32の 要 領 で 行 った 。 表32移 行 支援 会 議 の概 要
構成員 内容 活用 した資料
4月15日 幼 稚 園Co・ 小 学 校Co A児B児 をは じめ
個別の教育支援計画
(2時 間) 1年 生担任(4名) 1年 生全員 の引き
個別の指導計画 特別支援学級担任
継 ぎを行 う支援に使った具体的
幼稚 園元担任 ・筆者 ツー ル
サ ポ ー トシー ト
○ 取 り組 み の実 際
a)1組 か ら順 に気 にな る児童 の様 子 を担 任 の 先 生 か ら話 して も らい 、 そ の後 に幼 稚 園で は どのよ うな様 子 だ っ た か 、 どん な 対 応 を して き た か を具 体 的 ツー ル が あれ ば そ れ を見 て も らい な が ら説 明 した 。
こ こで はA児 につ いて の話 し合 い を表33に 示 した 。 表33A児 につ いて の話 し合 い