削除 前ヘ ン矢へ1アドレ祖
送信者: δ3己n@daikou.巳d.jp
日時: 2皿4年10月25日 宛先: $eitoO1@daikou.ed.jp
件名: Aです
謁
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こんにちは。Aです。
来月行われる英検をひかえ、勉強に専念しようと思うんだけど、どう思う?
直
」
「一〜
ノ イ〃図4−34 テストAの受信メール
テストの結果を表4−16に示す。統制群と、実験1群・実験2群それぞれとの間 に有意な差が見られた。表3−6で述べた内的特性を含むコミュニケーション特性を 学習した生徒のほうが、ヒューリスティクスやスクリプトに頼らず、情報を判断し た割合が高かったことが伺える。
表4−16 メール内容を誤解なく受け取り正しく対処できるか
統制群 実験1群 実験2群 計
正しく対処 6(3.2) 6(16.7) 16(21.6) 28(9.5)
対処できず 179(96.8) 30(83.3) 58(78.4) 273(90.5)
計 185 36 74 295
※ 数値は度数、()内は割合
κ2 f、2=23,34,P〈0.05
〔瀦難箋駿麟::糠欝薯灘鶏1〕
一9レ
4−3−2 テストB「知らない人からのメールに正しく対処できるか」
テストBは、「知らない人からのメールに、予期せぬ状況下でも対処できるか」
を確認するテストである。12時間の学習終了後に実施し、ネット上のコミュニケ ーション特性を学習したことによる「影」への対処の効果を判断するζとを目的と している。ネットにおける「影」の「架空請求被害」「ネット詐欺被害」「出会い系 サイトの利用」rネット心中掲示板の利用」などにつながるものである。具体的に は、メールの内容を読み、適切な対処を行うことができるかというものである。
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メールが届く前によく読んで下さい
あなたが普段使っているパソコンに,メールが届きます。
メールの内容をよく読んで,適切な対処を行ってください。
送信元のメールアドレス
vioiet−nonnon−0703@yahoo.coJp
1麹ぺ一ジが表示されました 」
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図4−35 テストB実施前の提示事項
テストA同様、まず図4−35のような実施前の指示を行い、図4−36のようなメー ルを全員のメールアドレスに送信する。生徒はメールの内容から適切と思われる判 断を行い対処する。
このメールは、r悩んでいます」で始まるフリーメールアドレスを利用した匿名 の人からのメールである。メールの文中には「あなたがよく知っている者」と記さ れており、一読すると親しみを感じさせる内容となっている。ここでは、返信する のではなく無視または削除できるかというテストである。ここでも生徒には、「こ のメールは出会い系サイトヘの入り口となるメールである」など、図4−35の画面 提示と図4−36のメール送信以外は一切の情報が伝わらないようにした。
テストの結果を表4−17に示す。統制群と、実験1群・実験2群それぞれとの間 に有意な差が見られ、ここでも、表3−6で述べた内的特性を含むコミュニケーショ ン特性を学習した生徒のほうが、ヒューリスティクスやスクリプトに頼らず、情報 を判断した割合が高かったことが伺える。
一92一
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}熱..アドレス.. 1 送信者= vioIet一物onnon−0703@ソahoo,oojp
日時二 2004年10月25日
宛先: seitoO1@daikou.edjp 件名: 悩んでいます
ゴゴ
ム
こんにちは。私はあなたがよく知っている者なんだけど,わけあって名前は言えませ ん。ごめんねさい。m(一一)m
みんなから,あなたは悩みを真剣に考えてくれると聞いて,メールしました。
ほんとなら直接会って相談したほうがいいんだけど,悩みを聞いてくれるか不安なの で,まずはメールしました.((∀^1)ユルシテネ
悩みっていうのは,家族のことです。
親は私のことをぜんぜん信用してくれなくて,まるで監視されているような気分。
もっと自由にさせてと親に何度も言ったけど,r聞く耳もたず1」。
r( )rウンザリ
我慢も限界で,しばらく家出しようかって思ってます。
行く先のあてはないけど,何とかなるかなって思ってるけど,ちょっと不安。
(>ハ<)
どうしたほうがいいと思、う?
」
.擁
図4−36 テストBの受信メール
表4−17知らない人からのメールに正しく対処できるか
統制群 実験1群 実験2群 計
正しく対処 20(10.8) 9(25.0) 19(25。7) 48(16,3)
対処できず 165(89.2) 27(75.0) 55(74,3) 204(83.7)
計 185 36 74 295
※ 数値は度数、()内は割合
κ2 f=2=10.87,P〈0.05
統制群と実験1群に5%水準で有意差あり 統制群と実験2群に5%水準で有意差あり 一93一
4−3−3 テストc rメール内容から不審な点を見抜けるか』
テストCでは、「募金依頼メールの不審点を見抜く」ことを目的としており、今 回の授業内容をもとにして、rネット上のr影」に直面した際の情報を正しく判断 する視点が定着しているか」を判断する。授業終了から1ヶ月後に行うことで、学 習内容が長時間蓄積されたことを確認できると考えた。すなわち、3−5節で作成
した電子掲示板などの道具の学習効果をみるものである。
テストは統制群・実験群ともに、ホームルームにおいて同授業時間内に調査用紙
(参考資料6)を配布・回収することで実施した。その調査用紙の質問文が図4−37 であり、質問文中に含まれるrメール」に該当するものが図杢38である。
【質問1】あなたはこのメールに、どのように対処しますか?あなたの考えに 近いほうにOを付けて下さい。
1.メールに怪しい点は見つからないので、募金してもよいと思う。
2.メールに怪しい点が見られる。このメールは削除する。
【質問2】<質問1で、2を選択した人のみ答えてください>
怪しいと思われた点や、詳しく調べたほうがよさそうだと思われた 点はどこですか。気づいた点をいくつでも書いてください。
図4−37 テストCの質問文
このテストは、ネット詐欺に関連するメールに対し、不審箇所を指摘するテスト である。生徒は質問文を読むことで、図4−38の本文を懐疑的に読むことになる。
大部分の生徒が【質問1】では「2」を選択すると思われるが、ここでは【質問2】
で具体的に指摘できることをテストしている。そのため、【質問1】で「2」と回 答していても、【質問2】が空白あるいは「なんとなく」といった回答の場合、【質 問1】の回答をr1」に修正して集計した。
分析の結果を表4−18に示す。これによると、統制群・実験1群に比べて、指摘 できた人数は実験2群のみが有意に多かった。指摘した内容を見ると、「メールが 届いた経緯」を指摘した人数には差が見られなかったが、「送信元の信ぴょう性が 疑わしい」と「詳細な情報が見えず、クリックを誘導している」点を指摘した人数 は、実験2群のみが有意に多かった。
一94一
スマトラ島沖地震被災地復旧募金のお願い
日本災害救済協会
スマトラ島沖地震は,マグニチュード9という過去にも前例の少ない極めて規模の大 きい災害であり,被災地域の多くの方々の尊い命を奪いました。 (中略) 我々はプ ーケット島を訪問し,現地の悲惨な状況に直面いたしました。多くの方の衝撃的な死や,
今なお治療を余儀なくされている人々。その多くの人々は,突然の災害になすすべもな く,壊滅的な被害をただ受け入れるしかないのです。津波は家や車などの財産を奪いま した。そして何よりも尊い多くの命を奪いました。中でも,南西部の海岸で出会った,
津波に流された子どもの遺体が海から打ち上げられるのを,海岸で待ち続ける家族の姿 には,行き場のないこらえきれぬ怒りさえも覚えました。 (中略) 我々が現地でで きることには限界があります。しかし,確実に復旧に向かって動き始めています。人的 支援や物的支援など多くの支援が極めて重要になります。当面の救援活動費用として 8,159万米ドル(約84億円)が必要になるという発表もあります。復旧のためには今 以上の皆様からの力強いご支援が必要です。
日本災害救済協会では,被災地域における復旧活動を支援するための募金を,次の方 法で受け付けています(募金についての詳細な情報についてはこちらをご覧ください。)
皆様のご協力をお願い致します。
募金に協力いただける方はこちらをクリックしてください
※このメールは,多くの方からの善意を募るため,当団体が開発した無作為自動送信 機能によって送信いたしました。突然のメールでありましたが,皆様のご理解とご 協力をお願いするところです。
図4・38 テストCのメール本文
表4−18 メール内容から不審な点を見抜けるか
統制群 実験1群 実験2群 計
見抜けた 117(63.2) 23(63.9) 63(85.1) 203(68.8)
見抜けず 68(36.8) 13(36.1) 11(14.9) 92(31.2)
計 185 36 74 295
※ 数値は度数、()内は割合
κ2 f=2=12.27,P〈0,05
〔難鷲難灘、畿慧薯認,〕
一95一
具体的な【質問2】の回答内容を分類すると、最も多かったのが、「メールが届 いた経緯を疑問視する意見」であった。具体的には次のような意見が見られた。
・なぜこちらのメールアドレスを知っているのか。
・無作為自動送信機能が疑問(違法性はないのか、各種機関に届け出ているのか が不透明、など)
これらをまとめると表4−19のような結果になり、ここでは3群間に有意な差は見 られなかった。
表杢19 メールが届いた経緯の指摘
統制群 実験1群 実験2群 計
指摘 56(30.3) 14(38.9) 30(40.5) 100(33.9)
指摘せず 129(69.7) 22(61.1) 44(59.5) 195(66.1)
計 185 36 74 295
※ 数値は度数、()内は割合
κ2 f=2=2,94,n,s,
次に多かったのが、以下にあげるような「送信元の信ぴょう性を疑問視する意見」
であった。
・ 「日本災害救済協会」が存在するのか確かめる必要がある。
・ 「目本災害救済協会」が実際にそのような募金活動を行っているのか確かめる 必要がある。
・協会の代表者名や連絡先の情報が示されていない。
これらをまとめると、表4−20のような結果になり、統制群・実験1群に対して、
実験2群にのみ有意な差が見られた。
表4−20 送信元の信ぴょう性の指摘
統制群 実験1群 実験2群 計
指摘 38(20.5) 6(16.7) 26(35.1) 70(23.7)
指摘せず 147(79.5) 30(83.3) 48(64.9) 225(76.3)
計 185 36 74 295
※ 数値は度数、()内は割合
κ2 f;2=7.35,P<0,05
〔難驚難雛。獣葉講認,〕
一96一