第3章
基底 と超基底
3aと a
が それ ぞれ包 括基 底 で あ る こ とをい う。
定理3.3.4a,3が包括基底で
,か
つ,a,3,aが
包括超基底であるならば,ε=α tt bま たはα―bで ある。
証明
定理
315と
定義333よ
り明らか。□
つまり
,互
いに異なる包括ベクトルa,b,aα についてaと bとaお
よび
,aと
εとdが
包括超基底であるとき,c,α はα+b,α ―bと なるので,定理
323よ
リノ(α),∫(b),∫ (C),∫(d)には関係式が成 り立つのである。3.4 フォー ドの円への追加
形式的に∞ という元を Qに 加え
,Q∪ {∞
}=Q*
とす る。 また
,∞
の既約分数表示 を:また は 子 と定める。(すなわち,∞
=:=千
とす る。)フォードの円にν =1と いう直線を加え
,この直線をθ
(∞)(または θ
(:),θ(千))と表す。つまり ,フ ォードの円全体は
{σ(α)lα∈
Q*}とな
り
,フォードの円と
Q*の間に自然な全単射が存在する。
以上 の追加 をふ まえて
,定
理221が
拡張で きることを確か め る。定理 3。 4。
1 1既
約分数 :,:∈ Q*について,円
θ(:)と θ(:)が接 するための必要十分条件 は αα―
bc=±
1を 満たす ことで あ る。2既 約分数
:,:,:∈ Q*について
,θ(:),θ (:),σ(』)のどの
2円も接 するとき
,』 =告耗または』=卜
:(α,C,C∈ N,ら,α,ノ∈
Z)である。
証明
1に
ついて,2円
の うち,1つ
が θ(∞)の ときのみを示す。つ ま り, θ(:)=θ(∞)の 場合 を考 え るので,c=0,α =1と
す る。 いま,C(:)と
θ(:)が接す るとす ると,σ(:)は第1階の円で,α
=1を
得 る。 この とき,40
→ 0 C︿ レ ﹂
﹂ c
︿α
︿λ υ l 2
第 3章
基底 と超基底
41
αα―わ
c=1×
1‑b×0=1で
ある。また,逆
にαα一bc=α ×1‑b×0=±
1のとき,α
=±
1で あるので,θ(:)の半径が:と な り,σ(:)と σ(:)は接 する。(c=0,α=‑1と
しても同様である。)次に
,2を
示す。3円 のうち,1つ
が θ(∞)であるときとそうでないと きで場合分けする。lθ
(∞)を含むとき ,残 りの
2円はη∈
Zをもちいて
,θ(f)とθ← #)
と表 され るの で,
η
+l
η+1 1 (η
+1)一 ηη (η
+1)‑1 1 1+0' 0 1‑1 ' 1 1‑0
より3円 のどれが θ(1)に相当しても主張は正 しい。
2θ
(∞)を含まないとき,:<:<:と
すれば,定理221よ
り:=留
である。また ,:<:<:と すれば,:=:響 となるが ,部 も既約
(定理
215の
証明の最後を参照)であるから,α=c+C,b=ノ
+αより
,c=α
一C,∫=b―
αなので:=冠
となる。他の大小関係のときも同様 で あ る。
3.5 フオー ドの円 と素ベク トル
と表 す。 こ とを考 え る。
(ただ し,
︿↑
澄 る︒
を 応 あ ル 対 で
卜 を き
飢 ば
︐ 包 括 け 咋
一一 き νπ て α と の し の フ﹂ 対
1
こ r
︲
︲ L る
こ 0 1
定理
3.5。1上 記の対応
{包括ベクトル }→
Q*は全単射である。
証1月
│;│=│三
;│に対 して 静=毒
で以あるか ら上1言己C)'吋淀ヽはwell―deflnedである。
任意 の α∈Q*に対 して, αを既ぷリタ)]枚で 労とすれヤゴ l;│が
αに文lり芯す るので,こ の対応 は全射 で ある。
第3章
基底 と超基底
また
,任
意 の とすると,{フ
ォードの円
}←→呻 ←→
{包括ベクトル
}θ(α
)
αa
上の図式で
{フォードの円
}と Q*の対応および
,Q*と {包括ベクトル
}の対応が全単射であるから,{フ ォードの円
)と {包括ベクトル
}の対応
も全単射となる。このとき,次 が成り立つ。
定理 3.5。
2 1α
,b∈ Q*についてa,ゎ が包括基底であるための必要十 分条件は,円
θ(α)と θ(b)が接することである。2α
,b,c∈ Q*についてa,b,aが包括超基底であるための必要十分条件 は,円
θ(α)と θ(b)と σ(C)が互いに接することである。証明 1を示す。α=勢
,b=多
とす ると,定理312よ
りa=LI「 =LII
が包括基底で あるための必要十分条件 は″ν′一″′ν
=±
1であ り,定
理341
よ り円 θ(α)と σ(b)が接 す るための必要十分条件 もまた ″ν′―″′ν
=±
1で あるか ら主張が従 う。
2について は
,包
括超基底の定義333お
よび 1よ り明 らか。□
42
グ
ν フ
一 π
て 対し ソ﹂ 油y
″ y″
.
. 上 上 オ な
以 フ に
43