AD/HD (注意欠陥 / 多動性障害)
【知的能力】 全体的遅れがなく、言語性〜動作性 継次処理(順番記憶)が弱い
【運動能力】 出力系(作る・書く・描く・行う・話す)が弱い
【社会能力】 自分勝手、自己中心的、共感性に乏しい
【注意能力】 好きなことには集中できる
苦手や嫌いなことには集中しない
【学習能力】
LD(書き算数障害)を伴うことがある
【感覚能力】 自律神経の過敏性あり
【どのような様子が見られたら疑うか】 好奇心旺盛、想像
力・行動力豊か、好き嫌いが激しい、規律に従わない、習慣
が身につかない、気分や調子にムラがある、衝動的である
(1) 多動性
① 体の多動 (じっとしていられない・すぐ手がでる)
② 口の多動 (黙っていられない・すぐ口がでる)
③ 頭の多動 (集中していられない・すぐ案がでる)
(2) 特徴・特性
① 好奇心旺盛・新しもの好き
② 行動力・発想力豊か・アイデアいっぱい
③ 枠にはまらない・縛られるのが嫌い・三日坊主
④ 気分や調子にムラがある・好き嫌いが激しい
⑤ 規則や習慣が身につかない・片付けられない
⑥ 刺激に弱い・緊張や興奮しやすい
AD / HD 理解のキーワード
ADD (注意欠陥障害) /AS
【知的能力】 全体的遅れがない、言語性>動作性
【運動能力】 運動音痴、不器用
【社会能力】 集団行動には合わせられる
【注意能力】 内面に気が散りやすい、空想癖
【学習能力】
LD(読み書き算数障害)を伴うことがある
【感覚能力】 感覚過敏あり
【どのような様子が見られたら疑うか】 女子に多い、友達 ができにくい、おとなしい、口数がすくない、表情に乏しい、
ぼんやり、だらしない、物忘れ、敏感、傷つきやすい、眠気
AD/HD児の指導法
原則: ①褒める ②共感する ③枠づけする
(1) 何度もきつく、くどくど叱責しない
(2) 注意は短く、具体的、肯定的に
(3) 刺激や情報を制限したり遮断する
(4) 指示をわかるところに書いておく
(5) 優先順位をつけて箇条書きにする
(6) 本人の興味のあるものから行う
(7) 個別指導、個別課題のほうが効果的
(8) 時間を区切って、何度かに分けて行う
(9) 本人なりのアイデア・方法を尊重する
子どもへの対応の原則
( 1) 問題行動をなくすことより、適応行動を促す
( 2) こだわりは否定せず、生かす方法を考える
( 3) 禁止するときには、どうすべきか教える
( 4) 視覚的・具体的・肯定的に示す
( 5) 刺激や情報を制限・遮断する
( 6) 口ばかりで注意せず、行って見せる
( 7) 子どもと約束して、できたら褒める
( 8) 子どもの興味関心に合わせる
( 9) 子どもの目線で見たり感じる
(10) 子どもの性質を知り、無理のない対応を
(11) 子どもの鏡になり、信頼される大人になる
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LD(学習障害)
学習障害( Learning Disabilities )
「学習障害とは、基本的に全般的な知的発達に遅れ はないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推 論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい 困難を示す様々な状態を指すものである。
学習障害は、その原因として、中枢神経系に何ら かの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴 覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的 な要因が直接の原因となるものではない。」
(文部科学省、平成11年7月2日)
VLD(言語性学習障害 )
【知的能力】 全体的遅れはないがアンバランスが目立つ 言語性<動作性、継次処理<同時処理
【運動能力】 図工・体育・歌は比較好き
【社会能力】 友達関係は良好
【注意能力】 聴覚的な弱さが目立つ
【学習能力】 読み書き障害、ことばの問題が目立つ
【感覚能力】 感覚過敏はめだたない
【どのような様子が見られたら疑うか】 会話は苦手だが、
友達は作れる。不注意はめだつが、多動・衝動性は少ない、
読みや言葉が苦手、文章題が苦手、絵や図形には強い
NLD(非言語性学習障害 )
【知的能力】 全体的遅れはないがアンバランスが目立つ 言語性>動作性、継次処理>同時処理
【運動能力】 運動音痴や不器用さが目立つ
【社会能力】 ルールがわかりずらく、集団参加が苦手
【注意能力】 視覚的な不注意が目立つ
【学習能力】 図形や単位、楽器や図工の苦手さが目立つ
【感覚能力】 感覚過敏はめだたない
【どのような様子が見られたら疑うか】 言葉が達者で、運
動の苦手さが目立つ、読み書きが苦手、工作や図工が苦
手、社会性は弱いが、自閉症的なこだわりは目立たない
ディスレクシア(読み書き障害)
加藤醇子(1)
・全体的に読みや書きが苦手
・黒板の文字を読み取り、書き写すのが苦手
・長い文章を正確に速く読むのが困難
・書くのは読むのよりも困難さが残る
・読みが不規則な英語の学習が困難
・複雑な図形を覚えることが苦手な人もいる
・友人や先生の名前を想起できないなど、
固有名詞を思い出せない人もいる
・左右をよく間違える人もいる
ディスレクシア(読み書き障害)
加藤醇子(2)
・単語を音に分解したり、言葉の「音」と「文字」
という記号をうまく対応させられない。
ドキュメント内
発達障害を知る
(ページ 119-130)