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丁中新入生 R中新入生

・去年ならった曲で印象に残っているものを書こう ・去年ならった曲で印象に残っているものを書こう

少年時代 そらふね

レイダースマーチ カントリーロード

君に届けよう

ファラント』ル シングシングシング

君に伝えたいこと パイレーツ・オブ・カリビアン(われこそ海賊)

旅立ちの日に トレイン・トレイン

翼をください ルハン3世

ベストフレンド 青くやさしく(コフクロ)

キセキ 旅立ちの日に

音楽の贈り物 八木節

フックトオンクラシックス 蒼流の剣士・蒼の剣

ビリーブ ロック・マイ・ソウル

また会う目まで 広い大地の中で(卒業式の曲)

この地球のどこかで 負けないで

小学校の歌(校歌?) カリブ夢の旅

おぼろ月夜 レッツ・サーチ・フォー・トゥモロウ

インディージョーンズの曲 キューティ』ハニー

宝島 千の風になって

IQY ふるさと

スチールドラム 語り合おう

カルメン前奏曲 愛をありがとう

野に咲く花のように マイバラード

チムチムチェリー 栄光の架け橋

第9 カノン

手紙(アンジェラアキ) 剣の舞

流れゆく雲をみつめて グリーングリーン

ガントリ』口』ド はばたけ鳥

工一デルワイス

 どちらの学校にも共通して言えることは、歌に比べると、リコー ダーには嫌い・苦手感を多く感じているということである。

記述回答「リコーダーのどういうところが好きか」「どういうとこ ろが嫌いか」について考えてみる。

 ①「リコーダーのどラいうところが好き一が」

 記述回答について、読み取れる傾向からグルーピングをした。

 ○は子どもにとっての達成感・意欲・仲間との体験の共有に関す ることに述べていると思われるものである。これは、学習指導要領 音楽科目標に掲げ一られている「創造的に音楽にかかわり一,音楽活動 への意欲を高め,音楽経験を生かして生活を明るく潤いのあるもの

にする態度と習慣を育てる」ということに通じるものである。

 ●は、音や音色に対する感覚や、楽器に対する興味・関心が述べ ていると思われるもの一である。この一ことは、「音色,リズム,速度,

旋律,強弱,音の重なりや和声の響き,音階や調,拍の流れや.フレ ーズなどの音楽を特徴付けている要素を聴き取る」ということに通

じる。

 ②一「リコーダーのどういうところが嫌いか」では、「難・しい・や やこしい」が大半を占める。まず、運指について難しさ、それと、

読譜力の不足からくる難しさである。

 楽譜を読むための知識理解は、その都度の音楽活動を通して理解 できるように、指導計画の中に入れてお一がなくてはならない。

 また、リコーダーを演奏する時の技能として必要な運指について は、かなりの数の生徒が苦手意識を回答しているにも関わらず、タ ンキングや呼吸についての記述はなかった。毎年、新入生の演奏を 聴いていると、タンキングがきちんと出来ない者が多い。タンキン

グや呼吸といったことは、低学年の頃から用いられる鍵盤ハーモニ

カにも必要である。タンキングによって、非常に音の表情やキャラ クタ』に変化がもたらされる。「音色に気を付けて旋律楽器及び.打楽 器を演奏すること」、3・4年生の指導要領にもあるが、それに、

気付かずに過ごしてきてしまうことが以外と多いようである。

 次に、歌に関する「どういう一と一ころが好きか」一「どういうところが 嫌いか」について考えてみる。

①「歌うことのどういうところが好きか」

 記述回答について、読み取れる傾向からグルーピングをした。

 ○は、音楽を楽しむことに関・して述べていると思われるちのであ る。たとえば、既知の曲に対する愛好・エネルギーの発散・気分の 転換等である。

 ●仲間との体験の共有に関して述べていると思われるものである。

「みんな」という言葉が多く使われる傾向にある。

 ○○のこれらは、学習指導要領の第1学年の目標であるr音楽活 動の楽しさを体験することを通して,音や音楽への興味・関心を養 い、音楽によって生活を明るく豊かなものにする態度を育てる。」

に通じるものである。

 △は、音楽的内面の成長に関わると思われるものである。歌詞へ の理解や共感ができ、声部・ハモること・サビなどに関する記述か

ら、和声や曲の構成を感じ取れるようすがうかがえる。

②「歌一うことの一とういうところが嫌いか」一

 記述回答から読み取れることは、主に2つある。

 1つは、心情的・心理的な面でぺ恥ずかしさ・人前ではし.、や・得 意じゃないということである。

 もう1つは、身体的・技能的なことで、声が低い・高い声が出に くい・音程がとれないということであるが、変声期を迎える時期で あることも原因一と・思われる。<図7>を見ると、歌うことがrあま

り好きじゃない」には、男女とも該当しているが、「嫌い」と答えて いる者は、男子8名であることからも、そのことがうかがえる。

 丁中の方に、r大き一い声」に関することが多く登場している。

教師も含め、大人は子どもにr大きい声で歌いなさい」ということ を言いがちである。確かに、小学生が声を大きく元気に歌っている 姿は、大人から見ると微笑ましいものであるが、「大きい声称賛」と いうものが、音楽的な成長を阻んでいないかと時折感じる。

 音楽活動の取っ掛かりにもなる「エネルギーの発散」をし、「楽し むこと」の初めの段階では、それもいいだろう。しかし、それだけ

を良しとするような指導が、もしあったのであれば、一 qど一もの音楽 的内面の成長を阻むことになり一はしないか。変声期を迎一える子ども たちの心情面を委縮させはしないか。非常に気になるところで知る。

 アンケート結果からわかるように、歌うことに比べると、リコー ダーは、好き嫌い・得意苦手がはっきりと出てくる。しかし、ほと んどの小学校・中学校において教育楽器一として用いられている。

 学習指導要領の中には、r音色…」という事柄が、小学校・中学 校共に、いくつかあるが、 音色に気をつけて演奏できる旋律楽器

として思い起こすことができるものは、ピアノ・オルガン・木琴・

鉄琴一・鍵一盤ハーモニカ・リコーダーな・どであろう。日頃・から授業な

とで楽しめる楽器となると、もっと制限されてしまう。鍵盤ハーモ ニカは、音量に気をつけることはできるが、音色となると疑問であ る。オルガンなどのキーボードは、ボタン1つで音色に変化をつけ ることはできるが、演奏する側での工夫という点から考えると、や

は一り疑問一で ある。

 リコーダーは、半作音楽器といわれるように、演奏者の息の強さ で音程が変わってしまう。正しい音程で演奏するためには、吹き手 の意識が大切で、それによって、左右されるというところが、教育 楽器としてふさわ一しく考えられる。また、いくつかの音一を組み合わ せれば、和音として用いることもできる。使用する一際の準備も簡単

で一?驕B・)

 また、(材質がプラスチック製ではあるが)他の楽器に比べて、

安価で使い勝手の良いものが手に入るという利点もある。リコーダ ーが多くの学校で授業の必須アイテムとして欠かせない教育楽器で あるのは、このような理由からである。このような、便利で楽しみ やすい楽器を子どもたちがr嫌い・苦手」と片付けてしまわないよ

うな授業展開一ができる教材化のための編曲を考えなくてはならない。

 今回、歌うこと・リコーダーを吹くことについてのアンケートで あったが、どちらも、「嫌い・苦手」意識を持ちた回答の数以上に、

r普通〜好き」の数が多かったことにも注目し、この数に応えるだ けの授業展開ができるような工夫を心がけたいものである。

・注釈

2) 戎薄志著 リコーダー協会研修会資料 「2003 新しい音楽の授業!

       〜活動する楽しさの追求と多彩な活動の展開を〜」

第3一節 目の前の子どもに合わせた編曲・工夫

 第I章 2節で述べたように、音楽科の役割として、行事に向けた 音楽活動の準備・練習がある。地域・学校によって、色々なものがあ

るが、いずれも、年間一の学校行事予定の申一でも大きなウ土一トを占め るものであることが多い。

 行事に用いる曲は、教科書に掲載されているもの以外(他の教科で いうところの、いわゆる副教材・資料集的なもの)の楽譜集などから 取り上げることも多い。ただ、第2章1節r現場での現状・問題点」

の通り、楽器備品の種類と数・練習のために確保できる時間数・子ど もの実情・関わることができる教員数など、現状に合わせた準備、つ まり、楽曲選択とその教材化及び教材研究・練習計画などが重要であ

る。

 実際に目の前の子どもに合わせた教材の工夫を行った実践例を挙 げてみる。1つは、合唱に関して、もう1つはリコーダーアンサンブ

ルに関してで一ある。たまたま、この2一例と・も、スタジオジ・ブリの映画 の挿入曲を用いたものであるが、それぞれ、対象の児童生徒をどうと

らえてアレンジしていったかを記した。

(実例1)H小学校・6年生 2クラス 合計約80名

①子どもの状況:

 5年生の時には、授業に参加しない、あるいは、音楽室に来ても、

椅子に座れず;床に座り込む・寝そべる児童が各クーラスー5,6名おり、

専科担当と学級担任との協力体制で授業を進めていた。教科書などを 持たない児童が多数いることと、寝そべったり、部屋の隅に籠ったり、

自席から離れてしまう児童にも、どこからでも見えるようにするため、

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