28 鴫
80 鵬%
同怪生後輩㌧隻3.9 同性友人 21.3 異性同流及5。2
同性先輩 、セ6.む
本文翻5−39 「姓十クン」の相手別使用者率[東京中学・男子]
[岡性友人1を中心に使われるのは「ニックネーム・あだ名」である。本文図5調で示したよう に,他の彬手を大きく引き離して多用される。数値は全体としてこれより低くなるが,同様の傾向 は「名十チャン」にも認められる。
9 20 4臼 叡慮後輩ヨ
岡性友人 異性同級 同性先輩
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乙
ヨ 酋
顎一 = 3?.2
劉 臼 H ∬
阿
一 髄 86.1
三 三
F
。三.
鱈 閥
= 1 37.2
F 降 27.4
本文図5畷orニックネーム・あだ名」の相手別使用者率[東京中学・男子]
なお,「姓呼捨て」は,本文図5−41で示すように,[先輩]を除けば,誰に対しても岡程度によく 用いられている。同等以下の相手に対し広く使われる表現である。
e 2s 40 6g sD log%
同性後輩 同性友人 異性同級 同性先輩
門 阿
一 辮
58.4 一 開
詔
h F 汀
∴一∬_
﹁ 55.8
髄
60.2 鱈
鱈
U.9
本文図5−41 「姓呼捨て」の相手別使用引率〔東京中学・男子]
(2)〈東京中学〉の女子
相手別に集計した結果は資料表5−2−2−a〜dおよび資料図5−2−2−a〜dのとおりである。
集計結果を全体的に眺めると,女子による代名詞の使fiilg男子以上に少ない。その使用者率の少 ない代名詞の中で最も用いられているのは「アンタ」である。これはちょうど,男子の「オマエ」
「オメェ」に対応する。家庭の中で夫嬬が代名詞で呼び合う場金,夫から妻へは「オマエ」,それに 対し妻から夫へは「アナタ」「アンタ」が少なくないと思われるが,関連した現象が学校の中でも冤 られる。現在は雷葉の男女差が小さくなってきているとは雷え,自称詞と同様に代名詞の対称詞で
58 5.敬語の使用
も,女子によるドオマエ」「オメェ」の使用は一般的でなく,男女差は明確である。
非代名詞では,男子以上にさまざまな表現が全体的に多用されている。男女いずれも代名詞より 非代名詞の方が多く用いられるのだが,非代名詞への傾斜の度合いは女子においてより著しい。
非代名詞で使用者率が高い表現は,男子と共通するものとしては「姓呼捨て」「名呼捨て」「ニッ クネーム・あだ名」があるが,さらに「姓+サン」「姓+クン」「名+チャン」もあり,後者は女子 の用法を特徴づけている。このうち「姓+サン」「姓+クン」は相手と多少距離を置いた表現であ る。一方「名÷チャン」は開手との距離を縮めた表現である。つまり,女子は,相手により距離を 置いたり縮めたりと幅広く調整する傾向が強いのに対し,男子はそうした調整を女子ほどには行わ ず,どちらかと言えば距離を縮めた表現を一貫して使うという傾向的な違いが読み取れそうだ。た だし,1同性先輩]に対する場合はむしろ逆であり,女子で使用される表現は「センパイ」にほぼ限 定され(男子では「姓率クン」や「ニックネーム・あだ名」もある程度使われる),使用者率も9割
を越える(男子は6割程度にとどまる)。
相手硬目にもう少し特徴を指摘すると次のとおりである。
[同性後醐に対しては「姓+サン」が約7割と最も多い。非常に単純化して言えば,[同性後輩]
に対しては,男子は「姓呼捨て」,女子は「姓+サン」という違いである。なお,男子の間である程 度使われる「オマエ」に相当する女子の「アンタjの使用者率は,[同性後輩]に対しては大変少な い。[同性後輩]に対しては,女子は距離を置いた表現を用いるのに対し,男子は距離を縮めた表現 を用いる,という傾向的な違いが認められる。
[同性友人]に対しては「ニックネーム・あだ名」が9割近くと大変多く,この点は男子と共通す る。これに続くのが「名+チャン」であり(使用者率は6〜7割),さらに「姓呼捨て」f名呼捨て」
「姓÷サン」が続く(使用者率は4〜5割)。このうち「名÷チャン」と「姓+サン」は男子での使用 者率が少なく,女子の用法を特微づけている。女子の場合,[同性友人]と言えども多少距離を置く 相手もいることが,「姓+サン」の使用からうかがえる。
[異性同級]に対しては「姓呼捨て」が約7割と最も多く,この点は男子と共通する。かつては女 子が男子を呼ぶ場合は「姓+サン」が普通であり,やがて「姓+クン」へと移行したのだが,現在 の主流はさらに「姓呼捨て」へと移り変わってきている。これに続くのが「ニックネーム・あだ名」
(約5割)と,以前主流であったと思われる「姓÷クン」(約4割)である。女子でも「姓呼捨て」
が主流であるという点では男女差はかなり縮まったと言えるが,=男子の問で女子に対して使用者率 が低いヂ姓÷クン」を,女子は男子に対してまだある程度用いる点,および,その裏返しになるが,
女子の間で男子に対し使用者率が低い「姓+サン」を,男子は女子に対しある程度用いる点で,男 女差はまだ残る。
[同性先輩]に対しては,先にも言及したとおり,使用される表現は「センパイ」にほぼ限定され る。使用者率も9割を越え,ほとんどの女子生徒が用いている。自称詞と同様対称詞も,日本語で は非常に多様性に富むのであるが,使用者や話し相手を限定すると,このケースのように,標準化 が著しく定型性が高い場合もある。
男子と同様,根手による使い分けが著しい。使用者率が比較的高い表現について,使い分けの様 子をいくつか指摘する。
本文図ト42は,代名詞の中で使用者率の高かった「アンタ」である。使える相手は[同性友人3 と1異性岡岬にかなり限定される。この表現は男子の「オマエ」(本文図5−38)に相当するものだ が,男子の「オマエ」は[同性後輩]に対しても使われるのに対し,女子の「アンタ」はそうした
52 灼称詞(1)一枳手の呼び方 59 相手に対してはあまり使われない点が大きく異なる。女子にとって[同性後輩]は,距離を置くべ
き相手と意識されているようである。使用者率はかなり小さくなるが,女子の「オマエ」にも同様 の傾向が見られる。
D 20 4B む
6 8B ID愈%
同性後輩4,4 同性友人 異性同級
23.?
2臼.5
同性先謹1.4
p
本文図5−42 ギアンタ」の相手劉使用者率[東京中学・女子]
本文翻5−43は「姓+クン」の相手別使用者率である。使う相手は,[異性同級]である勇子にか なり集中する。本文図5−39の男子による[同性友人1の数値と比べると使用者率は倍増し,相対的 に女子がよく使う表現となっている。ただし使用者率は4割程度にとどまる。なお,数値は!割前 後と低いが,[同性後調や[同性友人]に対しても使われている点は,用法の拡大という点で注闘
される。同じ傾向は〈東京高校〉の女子にも見られる。
S 2g 4S 6g . ..8−O.1 fiE%
同性後輩 同性友人 異性同級
珂1,45.
ユ5・
3g.8
同性先as2.9
本文博5−43 r姓+クン」の相手別使用者率[東京中学・女子]
本文図5−44は「姓+サン」について見たものである。おもに[同性後輩]に対して使われる表現 である。女子は[異性同細である男子に対しても「三十サン」を用いるべきだとする規範意識が かつてはあったようだが,現在そのようにこの表現を用いる女子は非常に少ない。つまり,女子に おいて「姓÷サン」は,丁寧語的な用法から距離を置くべき年下の彬手に対し用いる隔ての用法へ
とシフトしていると言えそうだ。
g 2B 4g 60 sg log%
剛生後輩t 襯 =団 72.?:同性友人 異姓同級 同性先輩
4D. g
5. 6
12. 3
本文楽5−44 「姓十サン」の相手別使用者率[東京中学・女子]
60 5 敬語の使用
本文図5−45は「姓呼捨て」について見たものである。[同性先賢に対し用いにくい点は先の「姓÷
サン」と共通だが,それ以外の相手に対しては,距離が近い相手ほど用いられ,先の「姓÷サン」
とほぼ相補的な関係にある。
本文図5−46は「名十サン」について見たものである。全般的に使用者率は低いが,使う場合はお もに[同性後輩](や洞性友人])に対してである点は,先の「姓+サン」(本文図5−44)と共通す る面がある。また,ヂ姓+サン」と同様,「名+サン」も,かつては[異性同級]に対しても用いる べきだとする規範意識があったようだが,現在そのようにこの表現を用いる女子は極めて少ない。
なお,ある程度以上の年齢の女性であれば,[同性友人]に対しr名+サン」を使うことは少なから ずあるように観察するが,中学生の女子の問では1〜2調にとどまる(〈東京高校〉の女子もほぼ同
じ)。
g 2g 4e 6D 80 lgD%
同牲後輩 窺一 岡性友人
異性同級
48.?
71.S一
同性先輩LS
本文図5−45 r姓呼捨て」の相手別使用者率[東京中学・女子]
e 2e 4e 6g 8S leD %
同性後輩 同性友人 異性同級 .5 岡牲露盤 3.S
16.?
6 4
本文図5−46 萱葺÷サン」の相手別使用者率こ東京中学・女子]
e 2e 4e 6g se log %
岡性後輩 同性友人 異性同級
謝一
65.2
富
岡性先as 2.8
p
本文図5−47 ド名+チャン」の相手別使用者率[東京中学・女子コ
本文図5−47は「名+チャン」について見たものである。[同性友人]での使用が他よりも際立っ て高いのが特徴的である。グラフは省略するが,「名呼捨て」や「ニックネーム・あだ名」にも同じ ような傾向が認められる。こうした表現は,主として近しい同性に対し用いられている(男子にも
5.2.対称詞(1)一相手の呼び方 61
こうした傾向が見られる)。
(3>〈東京高校〉の男子
相手男目に集計した結果は資料表5−2−3−a〜dおよび資料図5−2−3一 a〜dのとおりである。高校で は調査対象校に男子校も含むため[異性同級1の場函で該当なし(凡例では「男子校」)が2割近く を占める。
集計結果は全体的にく東京中掌〉の男子とよく似ている。特に[同性後輩1に対してはそうであ る。基本的に中学生と大きく変わるところがない。
ただしこまかく見ると中学生との異なりもある。おもな点を指摘する。
[同性友人]の場面ではヂ姓呼捨て」が増え,逆に「ニックネーム・あだ名」が減る。いずれも題 離の近さを現わす表現であるが,子供的な表現からの脱却かもしれない。
[異性同級]の場颪では「姓十サン」が増え,中学生で第一位であった「姓呼捨て」を抜いて第一 位となる。逆に「オマエ」「オメェ」「姓呼捨て」「ニックネーム・あだ名」は減少する。非常に簡賂 化して言えば,中学生の男子はr姓呼捨て」が主流であるのに対し,高校生の男子は「姓+サン」
が主流と需える。
[同性先輩]の場衝では「姓+サン」と「センパイ」が増え,逆に「姓+クン」が減る。特に「姓÷
サン」は,成人社会では男性から男性に対しても用いられる一般的な呼称であることを考えると,
成人的な言語使用へ変化しつつあることの現われと考えられ注目される(中学生と高校生の男子を 比較した本文図5−48を参照)。こ同性先輩]を「姓+クン」で呼ぶことが高校生では減ることも,同
じ変化傾向の裏面からの現われと言えよう。
〔〕 20 40 60 80 IBO%
同性後輩 同性友人
醐u
層6.91
羅聴韓
躍油島絞
異性同級聾
S2. 7:・
本文図5−48「姓十サン」の相手別使用者率の中高生比較〔男子]
相手による使い分けで中学生の男子と異なる点について,
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同姓後輩 同性友人 異性同級 同性先輩
もう一一つ指摘する。
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本文騒5−49 「姓呼捨て」の相手別使用者率の中高生比較[男子]
本文翻5−49は「姓呼捨て」の使い分けであるが,[異性同綴に対する使用者率が中学生と高校