名呼捨て
ニッタ?一一ム・あだ名s.g
その他 壽
r
本文國5−80対称詞の「呼ばれる」の申高生比較(担任から)[女子]
o 20 49
3.G
6D
so log%
同性同級から
圏男子 瞬女子
担任から 2.5
本文図ト81rオマZ」の「好:き」の男女比較陳京高校コ
非代名詞のうち「名+チャン」「名呼捨て」「ニックネーム・あだ名」は心理的距離が短い表現で あるが,[同性同級]からこうした表現で呼ばれることについては,中学生・高校生ともに,女子の 方が男子よりも「好き」の数値が高い。本文図5−82〜84は,〈東京高校〉の場合について,これら の表現をヂ好き」と園庭した数値を男女で比較して示したものである。心理的距離の短い表現の使 用は,女子の問で一層評価されていることがわかる。なお,[撫任]からこうした表現で呼ばれて「好
き」とする数値は,[岡性同級]からと比べると,男女ともに少ない。[担任]は桐性同級]より も距離を置くべき相手と意識されているためなのかもしれない。
86 5.敬語の使朋
e 2g 40 6g sg 節0%
岡性岡級から1
瓢1 脚
翻男子 騒女子
⁝臨醐︸り
か
任担
本文図5−82 r名+チャン」のギ好き」の男女比較[東京高校]
同姓同級から
担任から
9 20 40 68 88 19
iiiiilii,灘、。_= iiiiiliiiiiii蕪
鯉 2
iii:難iil
靱,
190%
歴翻男子 睡鋼女子
本文図5−83 「名呼捨て」のr好き」の男女比較[東京高校]
同牲同級から
担任から
0 2g 4g 60 80
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D.,iiilii蒙i・・≡…・≡
iiiiii蓬葦::璽:liiiii・・ ・・…… ・・・…
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1214.ヒL・.㌧L・.、謳山
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醗籔男子
騒女子
本文函H4「ニックネーム・あだ名」の「好き」の男女比較〔東京高樹
5.3.5.中高生差
「呼ばれ方」のく実際〉の中高生差についても,ここでの報告はこ担任]からの「呼ばれ方」にとど める。また,「呼ばれ方」のく評価〉については,「好き」の数値に注醤しつつその違いを報告する。
まず,[担任]からの「呼ばれ方」のく実際〉の中高生差について,先に見た本文図5−79(男子)・
80(女子)で見てみる。
これによると,男女とも,中掌生と高校生の間に大きな違いはない。多少目立つ違いを指摘する と,男子の場合,ギキミjは高校生に多く,逆に「名÷クン」「名呼捨て」「ニックネーム・あだ名」
は中学生に多い。女子の場合は,やはり「キミ」は高校生に多く,逆に「姓呼捨て」「名+チャン」
「名呼捨て」「ニックネーム・あだ名」は中学生に多い。中学生から高校生になると,[担任]から心 理的距離の小さい表現で呼ばれることがやや減少し,逆に心理的距離が相対的により大きくかつぞ んざいではないfキミ」が男女とも増加するという,緩やかな変化が生じているようである。なお,
[担任3から「キミ」と呼ばれるのは男子だけでなく女子もいる点は注目される。
5.4. 肯定表現 87
次に,「呼ばれ方」のく評価〉の中高生差について,「好き」の数値に注口しつつ中学生と高校生 を比較すると,男女とも大きな違いはない。多少冒立つ違いを指摘すると,男子で「姓呼捨てjを
「好き」とする回答は,[同性同級]からにしろ[担任]からにしろ,高校生に多い(本文図5−85を 参照)。「姓+クン」にも同様の傾向が多少ある。逆に,男子で[ニックネーム・あだ名」を「好き」
とする回答は,飼性同級]からにしろ[掲任3からにしろ,高校生ではむしろ少ない(本文図5−86 を参照)。子供的な表現から成人的な表現への指向が,これらの数値の違いとして現われているのか もしれない。
g 20 40 6自 80 IDg %
岡性「司級からi
48.重,
瞳翻東京中学 睡東京高校
担任から .51.む.i
本文図5−95 「姓呼捨て」のド婦き」の中高生比較[男子]
同性同級から
担任から
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畠.二こ瓢鯉 四
難…ii}・・ii≡…i撚ii難磯照㈱i﹁ 難i…ii巽『『 奄奄沿黶C..
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IBa e/,
璽蟄東京中学
國東京高校
本文図5−86「xックネーム・あだ名」の「好き」の中高生比較[男子]
(注1)表現そのものの好悪というよりも,その衷現が使われる状況に対する好悪で圃答したケースもあるかもしれな い。
(注2)先にも習及したように,團答考に想定させた[担任]は年齢・性別等の点で多様であることに留意する必要が ある。たとえば,男性の[担任1からと女性の[担任1からとでは,園答者の呼ばれ方はかなり異なる可能性が ある。また,たとえば「「姓呼捨て」が7喪いる」という結果を,「r姓呼捨て」で生徒を呼ぶ麗任1が7割いる」
と読み換えることができない点にも留意する必要がある。仮に,クラスの7翻の男子生徒を「姓呼捨て」で呼ぶ [担任]が全員であったとすると,ヂ姓呼捨て」で呼ぶ腿任/は7翻ではなく10割ということになる。胆任]
の調査結果は,あくまでも,そう呼ばれる生徒はどの程度いるのかという観点からのものである。これに対し洞 性岡級]の調査結果は,出席番号が直前の同性の生徒からどう呼ばれているかということであるわけだから,出 席番号が直後の同性の生徒をどう呼んでいるかと読み換えることができる。つまり,特定の相手という限定付き ではあるが,全体として生徒がどのような呼称を使うかの概観も同時に得られたデータと考えられる。
5.4.肯定表現
日常の言語生活は他者との会話として成り立つ面が少なくない。それには,自ら会話をリードし て展開する局面と,相手の発話を受けてそれに応ずる形で会話を展開する局颪とがある。本節では,
後者の局面に関連し,相手の質問的・確認的な発話に対し肯定的に(つまり「そのとおりだ」と書
88 5.敬語の使用
う意味で)応じる場合,相手によりどの表現を選択するかを調査した結果を報告する。
共通語の脊定表現には,「ハイ」等の応答詞を除く実質的意味を持つ表現としては,「ソーダ」お よびそれに丁寧語を付加した「ソーデス」くらいしか存在しないが,方言によっては,「ソーダ」に 当たる部分をさまざまに代えた表現が併存したり,あるいは末尾にさまざまな終助詞を付加する表 現が併存したりして,表現が多様性に富む。大阪や山形もそのひとつである。そこで本調査では,
〈大阪高校〉とく山形中学〉において,肯定表現の使い分けを調べることとした。
質問文と選択肢は次のとおりである。共通語形は丁寧語「デス」を含む形とし,応答詞「ハイ」
を含む場合と含まない場舎とを選択肢として掲げた。
想定させた話し相手は(1)〜⑥の6人である。本書ですでに報告した自称詞以下の項鼠と同様,話 し相手ごと,掲げた語形全てについて○か×を付けさせた。
【〈大阪高校〉】
相手の言ったことに「そのとおりだ」という同意をあらわすときは,ふつうどう醤いますか? それぞれの 相手に対して,雷う言い方には○,言わない言い方には×をつけてください。ほかに言い方があれば( )
に書いてください。
(1)同じクラスで,一番したしい岡性のともだちに対しては,……
1.ハイ,ソーデス 2. ソーデス 3. ソーヤデ 4. ソーヤ 5. ソヤ 6. セヤ 7. ホヤ 8. その他( )
② クラスで,詣をする機会のいちばん多い異性の同級生に対しては……
(選択肢は同上)
③部(クラブ)活動で,話をする機会のいちばん多い同性の先藁に対しては……
(選択肢は同上)
(4)担任の先生に対しては……
(選択肢は同上)
⑤校長先生に対しては……
(選択肢は岡上)
⑥ よそから来た知らないおとなの人(男)が,廊下で,標準語(ひょうじゅんご)で話しかけてきたとき は:……
(選択肢は同上)
質問文を比較しやすくするため,ここでは次の〈山形中学〉の調査票の順序で示した。実際の順 序は(3×4)(5×6×1×2)である。男子高校・女子高校では(2)への回答は求めなかった。順序を多少変えた のは,この男子高校・女子高校での回答に配慮したことによる。
【〈山形中学〉】
相手の言ったことに「そのとおりだ」という同意をあらわすときは,ふつうどう言いますか? それぞれの 相手に対して,奮う醤い方には○,言わない言い方には×をつけてください。ほかに言い方があれば( )
に書いてください。
(1)同じクラスで,一番したしい岡性のともだちに対しては,……
5.4. 肯定表現 89 1.ハイ,ソーデス 2. ソーデス 3. ウン,ソーダヨ 4. ソーダヨ
5.ンダ 6. ンダドモ 7.ンダヨー 8. ンダニャー 9.ンダノー 10.ンダッス 11.その他( )
② 同じクラスで,話をする機会のいちばん多い異性の同級生に対しては……
(選択肢は同上)
(3)クラブ活動で,話をする機会のいちばん多い同性の先輩(せんぱい)に対しては……
(選択肢は同上)
(4)担任の先生に対しては……
(選択肢は岡上)
(5)校長先生に対しては……
(選択肢は同上)
⑥ よそから来た知らないおとなの入(男)が,廊下で,標準語(ひょうじゅんご)で話しかけてきたとき は……
(選択肢は同上)
結果は資料表5−4一1−aおよび資料図5−4−1一 a以下のとおりであった。先に報告した自称詞や対称 詞では男女差が著しかったため男女を合計した集計は特に示さなかったが,この項霞ではそれも併 せて示すことにする(表題に「全体」とあるものが該当)。
5.4.1. 全「f本号勺概観
く大阪高校〉〈山形中学〉ともにさまざまな表現がよく用いられている。ただし,いずれの表現も,
使いやすい相手,使いにくい相手がかなり明確に分れている。[同性友人][異性同級]といった同 輩に対しては主として丁寧語「デス」を含まない衰現(それらは方言形式でもある)が使われ,逆
に[同性先輩][担任〕[校長][来客(男)]といった目上の人に対しては主として丁寧語「デス」を 含む表現(それらは共通語形でもある)が使われる。ただしく山形中学〉の男子には多少例外的な 部分があり,胴性先輩]に対しては,むしろ丁寧語を含まない衰現の使用の方が優勢である。すな わち[同性先輩]の扱いが川上よりもむしろ同輩に近いようであり,この地域(あるいは学校)の 特徴がうかがえる。
以下では調査結果をさらに詳しく見ていくが,まずはグループ溺・男女別に大きな傾向を概観し,
その後,さらに男女比較・地域比較・相手による使い分けの傾向等を見ていくことにする。
5.4.2. グループ別による概観
(1)〈大阪高校〉の全体
相手男弓に集計した結果は資料表5−4−1−a〜fおよび資料図5−4−1−a〜fのとおりである。男子校 と女子校も含むため[異性同級]の場面で該当なし(凡例では「男子校/女子校」)が約2割を占め
る。
場面による違いが大きい。[同性友人][異性同級3といった友達に対しては丁寧語を含まない方 言形式の「ソーヤ」と「ソーヤデ」が主として用いられ,丁寧語を含み共通語形でもある「ハイ,