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【目標値に達した】

○生活習慣病予防

① 特定保健指導実施率 (中間 % ⇒ %)

○生活習慣改善

① 歳児の肥満者の減少 (中間 % ⇒ %)

② 週 回以上かつ 分以上運動をしている人の増加 男性(当初 % ⇒ %)

③ 週 回以上・ 回 分以上の運動を 年以上継続している者の割合

男性(中間 % ⇒ %)、女性(中間 % ⇒ %)

④ 公共の場、職場における分煙の徹底 (中間 % ⇒ %)

⑤ 喫煙率の減少 男性(中間 % ⇒ %)、女性(中間 % ⇒ %)

⑥ 多量飲酒( 日平均純アルコールで約 g=日本酒で 合以上飲酒する人)の減少 男性(中間 % ⇒ %)、女性(中間 % ⇒ %)

○こころの健康

① 自分にあったストレスの対処法を知り実践している人の増加

(中間 % ⇒ %)

評 価 区 分 記号 該当指標項目数(割合%)

目標値に達した A 15項目( 16.5%)

目標値に達していないが改善傾向にある B 10項目( 11.0%)

変わらない C 37項目( 40.6%)

悪化している D 4項目( 4.4%)

中間評価時に新たに設定した指標又は把 握方法が異なるため評価困難

E 25項目( 27.5%)

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4節 第1次計画取組み状況の評価

1 評価状況

第1次東御市健康づくり計画「健康とうみ21」の評価においては、目標を達成でき たかの判断をするための指標を設けましたが、その達成状況は下記のとおりです。

なお、指標項目が全91項目と数が多いことで細かく分析できる反面、目標に対して 複数の指標を設けたため、一つの指標は達成できても別の指標は悪化してしまっていた 場合などがあり、また、中間評価時に法律の改定等に合わせて項目の変更等もあり、目 標が達成できたかどうかは、総合的に判断する結果となりました。

第 次計画の目標値と評価一覧については、資料編をご参照ください。

2 項目別評価

【目標値に達した】

○生活習慣病予防

① 特定保健指導実施率 (中間22.4% ⇒ 61.5%)

○生活習慣改善

① 3歳児の肥満者の減少 (中間25.8% ⇒ 17.4%)

② 週3回以上かつ20分以上運動をしている人の増加 男性(当初18% ⇒ 22.5%)

③ 週2回以上・1回30分以上の運動を1年以上継続している者の割合

男性(中間39.7% ⇒ 42.6%)、女性(中間31.8% ⇒ 40.9%)

④ 公共の場、職場における分煙の徹底 (中間100% ⇒ 100%)

⑤ 喫煙率の減少 男性(中間41.1% ⇒ 22.4%)、女性(中間11.3% ⇒ 4.6%)

⑥ 多量飲酒(1日平均純アルコールで約60g=日本酒で3合以上飲酒する人)の減少 男性(中間6.9% ⇒ 2.4%)、女性(中間3.6% ⇒ 0.9%)

○こころの健康

① 自分にあったストレスの対処法を知り実践している人の増加

(中間73.9% ⇒ 82%)

評 価 区 分 記号 該当指標項目数(割合%)

目標値に達した A 15項目( 16.5%)

目標値に達していないが改善傾向にある B 10項目( 11.0%)

変わらない C 37項目( 40.6%)

悪化している D 4項目( 4.4%)

中間評価時に新たに設定した指標又は把 握方法が異なるため評価困難

E 25項目( 27.5%)

23 ○母子保健計画

① 早寝早起きの生活リズムをしている親の増加 (中間83% ⇒ 92.9%)

② やせの減少 小学生(中間 1.7% ⇒ 0.7%)、中学生(中間 2.5% ⇒ 1.3%)

【悪化している】

○生活習慣病予防

① 糖尿病有病者(受診者)の減少 (中間9.5% ⇒ 11.6%)

② 60歳未満の脳血管疾患・虚血性心疾患の受診者減少 (中間42人 ⇒ 113人)

③ メタボリックシンドローム該当者・予備群の減少 男性(中間29.5% ⇒ 48.5%)

○生活習慣改善

① 朝食欠食者の状況 小学生(中間6.3% ⇒ 9.3%)

第1次東御市健康づくり計画「健康とうみ21」の各分野の評価状況

合計

目標値に達した

目標値に達してい ないが、改善傾向 にある

変わらない 悪化している

中間評価時に新 たに設定した指標 又は把握方法が 異なるため評価困

評価困難

指標数 1 2 5 3 6 2 19

構成比 5.3% 10.5% 26.3% 15.8% 31.6% 10.5%

糖尿病・循環器疾患 指標数 1 2 5 3 11

がん 指標数 6 2 8

指標数 9 6 9 1 8 0 33

構成比 27.3% 18.2% 27.3% 3.0% 24.2% 0.0%

栄養・食生活 指標数 1 1 5 1 8

身体活動・運動 指標数 3 3 1 1 8

たばこ 指標数 3 2 5

アルコール 指標数 2 2 2 6

歯の健康 指標数 1 5 6

指標数 1 4 5

構成比 20% 80%

こころの健康 指標数 1 4 5

指標数 4 2 19 0 6 3 34

構成比 11.8% 5.9% 55.9% 17.6% 8.8%

妊娠期から家庭を基盤とした

生活習慣病予防 指標数 4 2 9 6 21

子どものよりよい発達を促し、

自尊心を高め、健全なこころと からだをもつ人づくり

指標数 8 2 10

安心して子育てができる地域

環境づくり 指標数 2 1 3

指標数 15 10 37 4 20 5 91

構成比 16.5% 11.0% 40.6% 4.4% 22.0% 5.5% 100.0%

全体 生活習慣病予防

生活習慣改善

こころの健康

目標達成度の区分

項目 区分

母子保健計画

5節 東御市の健康課題

<国の取組み状況>

国全体の状況として、急速な人口の高齢化や生活習慣の変化により疾病構造も変化し疾病 全体に占める、がん、虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病等の生活習慣病の割合が増加してい ます。それに伴い、住民個々の生活の質の低下や負担の増大、さらには社会全体にかかる医 療・介護の費用負担の増大等が大きな課題となってきました。

国ではこうした疾病構造の変化に対応し、全ての国民が健やかで心豊かに生活できる活力 ある社会とするために、壮年期死亡の減少、健康寿命の延伸及び生活の質の向上の実現を目的 とした「健康日本21」を策定して、国民の自由な意思決定に基づく健康づくりに関する意識 の向上及び取り組みを促そうと、平成24年度までの12年間にわたる取り組みを進めてきま した。

その結果、①壮年期死亡の減少は見られるものの、生産年齢人口の減少をふまえた当該世 代の罹患および重症化の予防の一層の推進が重要であること、②平均寿命が延伸する一方で、

算出可能となった健康寿命との差、並びに地域間格差があること、の 2 点が総括的に示され ました。

(*「健康日本 21」最終評価から抜粋)

<市の現状>

本市の現状を見ると65歳未満の死因として、がん、脳血管疾患が多い状況です。また医療 費では、壮年期・高齢期に男女とも精神疾患にかかる費用が高く、壮年期から高齢期に向かっ て、がん、糖尿病、高血圧症が増え、高齢期には筋・骨格系疾患や脳血管系疾患が高い割合を 占めています。

さらに介護が必要となる原因疾患に関しては、高齢者を含む全体では認知症、筋・骨格系 に続いて脳血管疾患が3つの大きな原因となっていますが、介護保険第2号被保険者(40歳 以上 65 歳未満)の原因疾患としては、脳血管疾患等生活習慣病によるものと、がん(末期)

が増えている状況です。

<第 1 次計画の取り組み評価>

第1次東御市健康づくり計画に沿った取り組みを平成18年度から10年間にわたって進め てきました。生活習慣病の項目の中で、平成20度年から始まった国民健康保険被保険者の特 定健診・特定保健指導については、受診率が向上してきていますが、糖尿病有病者(受診者)、 60歳未満の脳血管疾患・虚血性心疾患の受診者、男性のメタボリックシンドローム該当者・

予備群は増加しており、悪化した項目もありました。

一方、生活習慣改善に関する項目の中で、運動を継続的に実施している者の増加、喫煙率 の減少、多量飲酒率の減少などは改善がみられ、日々取り組みを実践している市民が増えてき ていることが伺えました。しかし、子どもの栄養・食生活、運動を見ると、朝食欠食者の状況 は悪化しており、肥満者や運動がとても「好き」と答える子どもの割合については10年前と は変わらない状況にありました。

全体の目標達成度でみると、「目標値に達した」、「目標値に達していないが改善傾向にある」

という指標が全体の27.5%、「変わらない」が40.6%となっており、項目別でみると、生活習 慣病予防、栄養・食生活改善、こころの健康などに課題が残る結果となりました。

<健康課題>

改めて、死因・医療費・介護費の現状や、第 1 次計画の取り組み状況及び評価等から総合 的に見ると、本市が取り組むべき健康課題は、引続き糖尿病・高血圧症及びその重症化による 脳血管疾患等の生活習慣病対策、がん対策、こころの健康づくり対策であり、これらの予防・

改善に向けて有効な取り組みを展開することが求められます。

健康づくり宣言では、「自らの健康は自らつくる」ことを基本に掲げていますが、行政等が 健康づくりの環境を整えるのはもちろんのこと、市民、地域、医療機関、事業所等がそれぞれ 役割を果たし、一丸となって健康づくりを進めることが必要です。

さらに発症予防として、食生活や身体活動・運動等の生活習慣の改善や、こころの健康づ くり等に関しては、市民がライフスタイルの一部として気軽に取り入れやすい工夫が求めら れます。

また、幼少期から好ましい生活習慣を身につけることが重要なことから、次の世代を健や かに育てるための基盤づくりとして母子保健においての健康づくりも重要です。

これらの健康課題をふまえたうえで、第2次東御市健康づくり計画を策定します。