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第4章 自らの健康は自らつくる

⑥ 前立腺がん検診

前立腺がん検診は、平成 17 年度から本市独自の検診として 50 歳以上の男性を対象 に4PSA腫瘍マーカー検査を実施しています。

平成 23 年度からは検診の受診間隔を PSA 値が 1.0ng/ml 未満であれば 3 年ごとに、

1.1ng/ml~基準値上限では毎年の検診と変更したこともあり、年度により受診者数にばら つきがあります。

年代別受診状況は、60歳代・70歳代が多く、50歳代が少ない状況です。精密検査受診

率は50%前後と低い状況ですので、精密検査受診率を増加させる必要があります。

(「東御市保健衛生」より)

4 PSA腫瘍マーカー検査:血液検査によりPSAの値を調べる検査です。

PSAは、前立腺でのみ生成される特異的なたんぱく質の一種です。健康なと きにも血液中に存在していますが、前立腺がんが発生すると、大量のPSAが 血液中に流れ出します。

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上 40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上 40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上

胃がん検診 大腸がん検診 肺がん検診 前立腺がん検診

がん検診受診状況(男性)

受けた 受けない 医療機関で経過観察等 検診対象年齢でない

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上 40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上 40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上 30歳未満 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上 40歳代 50歳代 60歳代前 60歳代後 70歳以上

胃がん検診 大腸がん検診 肺がん検診 子宮がん検診 乳がん検診

がん検診受診状況(女性)

受けた 受けない 医療機関で経過観察等 検診対象年齢でない

<平成

25

年度保健事業についてのアンケート結果から>

がん検診受診についての質問では、職域や人間ドック等を含めると5~6割の市民が、が ん検診を「受診している」と回答しています。全体的に男女とも 30 歳代・40 歳代の若い 世代の受診率が低い状況です。

がんに対する正しい知識の周知と検診受診率を増加させる必要があります。

70以上

70

70

70

70 70

70以上 70以上 70以上

60代後半

60

60

60

60 60

60代後半 60代後半 60代後半

60代前半

60

60

60

60 60

60代前半 60代前半 60代前半

50

50 50 50 50 50

50 50 50

40

40 40 40 30 30 40 40

40 40

②【 課題 】

・がん検診の受診率が低く、特に若い世代の受診率向上を図ることが必要です。

・精密検査受診率が低く、精密検査未受診者に受診を勧めることが必要です。

・がんに対する正しい知識を身につけるため、がん検診の必要性を広く周知する必要があ ります。

③【 取組み方向 】

個人

・定期的にがん検診を受けて、自分のからだの状態を知ります。

・がん検診の結果を理解し、必要に応じて精密検査を受けます。

・がんに対する正しい知識を身につけて、予防に努めます。

行政

・国指針で定められているがん検診の実施をします。

・血液の検査で早期発見が期待できる前立腺がん検診を実施します。

・がん検診受診について市民や企業等に広く周知します。

・がんに対する正しい知識を身につける機会を設けます。

・精密検査未受診者に対して受診勧奨を行います。

・がん検診受診機会の向上を図るため、医療機関と連携します。

④【 目標 】

がん検診受診率は、40歳から69歳まで(子宮頸がんは20歳から69歳まで)

評 価 項 目 現 状 値 目標(H31) 目標の考え方 がん検診の受診率 胃がん 62.2%

肺がん 60.8%

大腸がん 56.6%

子宮頸がん 55.0%

乳がん 48.1%

前立腺がん 47.2%

(H25保健事業についての アンケート)

増加 市

がん検診精密検査の 受診率(胃・肺・大 腸・乳・子宮頸がん 検診精密検査受診率 の平均値)

74.4%

(H26 胃・肺・大腸・

乳・子宮頸がんの平均値)

100% 県計画(H29)に準

ずる