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第3章 計画の方針

基本方針 2 健康を支える環境づくり

施策(7)すこやか親子の推進

母子保健は生涯を通じた健康の出発点であり、次の世代を健やかに育てるための基盤と なるものです。妊娠期の健康づくりを行うとともに、その子らしい成長、発達ができるよ う質の高い母子保健サービスを提供する必要があります。

このため国では、地域や家庭環境等の違いにかかわらず、同じ水準の母子保健サービスが 受けられ、すべての子どもが健やかに育つ社会を目指す国民運動計画として「第 2 次健や

か親子21」を策定し、母子保健の取組の方向性と目標を示しているところです。

本市においても「第2次健やか親子21」に基づき、また、「安心して子どもを産み育てら れるまちを目指す」とした本市の「子ども・子育て支援事業計画」とも連動して、妊娠期か ら出産、子育て、思春期まで、切れ目のない母子保健事業を展開します。

施策(8)感染症対策

医療の進歩や衛生水準の向上により、多くの感染症が克服されてきましたが、新型イン フルエンザなどの新たな感染症や風しんなど再び流行する感染症も見られます。また国際 化の進展により、人の行き来が活発となり、様々な感染症が持ち込まれやすくなっています。

このようなことから、市民が感染症等についての正しい知識を持てるよう啓発を推進し ます。また、感染症の発生及び感染の拡大を防ぐため、県が発表する感染症情報に常に注意 を払い、必要に応じて保育園及び学校等へ情報提供するほか、市民への注意喚起の啓発を推 進します。

予防接種及び結核レントゲン検診については、引き続き接種率及び受診率の向上を図る ため、対象者への積極的な勧奨を推進します。

施策(9)地域保健の充実

健康的な生活を送るためには、ライフステージに応じて市民一人ひとりが主体的に健康 づくりに取り組むとともに、個人の取組みを支えるための環境づくりも重要です。最近は、

身近な地域における人と人との信頼関係やつながりの強さ(*ソーシャル・キャピタル)が 健康と密接に関係しているとして、これを強くすることが重要とされています。(平成 年 改正「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」より)

地域保健の活動は、地域の健康上の課題を明らかにし、ソーシャル・キャピタルを活用し ながら社会で支える健康づくりを改善していくことにより、地域の人々の健康を向上させ ることを目指しています。

地域の特性の把握に努め、医療機関、保健補導員会、食生活改善推進協議会、市内事業所 等と連携して、市民が健康づくりに取り組むきっかけを作るとともに、その取組みを継続す るための支援や健康地域づくりを推進します。

推進にあたっては、市民の健康づくりが効率的かつ継続的に実施されるよう、事業の企画 立案、実施、検証及び成果のフィードバックを、公益財団法人身体教育医学研究所と連携し て行います。

地域の医療機関は、市民の健康を支え、市民が安心して生活するために欠かせないもので す。医療機関との連携を図り、健診及び予防接種等の保健事業を推進するとともに、地域に おける初期救急医療体制を確保するため、市民一人ひとりが「かかりつけ」の医科、歯科、

薬局を持つことを推進します。

また、医学生等奨学金貸付制度により、将来の地域医療を支える人材の確保を図ります。

*ソーシャル・キャピタルとは

「人と人のつながり」のちからを指すもので、例えば、地域で住んでいる人が、それぞれ お互いに信頼し合っていたり、何かあった時には「お互いさま」と助け合ったり、たくさん の人に囲まれているような地域は、「ソーシャル・キャピタルが高い地域」ということにな ります。健康づくりにも効果があると考えられています。

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施策(8)感染症対策

医療の進歩や衛生水準の向上により、多くの感染症が克服されてきましたが、新型イン フルエンザなどの新たな感染症や風しんなど再び流行する感染症も見られます。また国際 化の進展により、人の行き来が活発となり、様々な感染症が持ち込まれやすくなっています。

このようなことから、市民が感染症等についての正しい知識を持てるよう啓発を推進し ます。また、感染症の発生及び感染の拡大を防ぐため、県が発表する感染症情報に常に注意 を払い、必要に応じて保育園及び学校等へ情報提供するほか、市民への注意喚起の啓発を推 進します。

予防接種及び結核レントゲン検診については、引き続き接種率及び受診率の向上を図る ため、対象者への積極的な勧奨を推進します。

施策(9)地域保健の充実

健康的な生活を送るためには、ライフステージに応じて市民一人ひとりが主体的に健康 づくりに取り組むとともに、個人の取組みを支えるための環境づくりも重要です。最近は、

身近な地域における人と人との信頼関係やつながりの強さ(*ソーシャル・キャピタル)が 健康と密接に関係しているとして、これを強くすることが重要とされています。(平成24年 改正「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」より)

地域保健の活動は、地域の健康上の課題を明らかにし、ソーシャル・キャピタルを活用し ながら社会で支える健康づくりを改善していくことにより、地域の人々の健康を向上させ ることを目指しています。

地域の特性の把握に努め、医療機関、保健補導員会、食生活改善推進協議会、市内事業所 等と連携して、市民が健康づくりに取り組むきっかけを作るとともに、その取組みを継続す るための支援や健康地域づくりを推進します。

推進にあたっては、市民の健康づくりが効率的かつ継続的に実施されるよう、事業の企画 立案、実施、検証及び成果のフィードバックを、公益財団法人身体教育医学研究所と連携し て行います。

地域の医療機関は、市民の健康を支え、市民が安心して生活するために欠かせないもので す。医療機関との連携を図り、健診及び予防接種等の保健事業を推進するとともに、地域に おける初期救急医療体制を確保するため、市民一人ひとりが「かかりつけ」の医科、歯科、

薬局を持つことを推進します。

また、医学生等奨学金貸付制度により、将来の地域医療を支える人材の確保を図ります。

*ソーシャル・キャピタルとは

「人と人のつながり」のちからを指すもので、例えば、地域で住んでいる人が、それぞれ お互いに信頼し合っていたり、何かあった時には「お互いさま」と助け合ったり、たくさん の人に囲まれているような地域は、「ソーシャル・キャピタルが高い地域」ということにな ります。健康づくりにも効果があると考えられています。

4 施策の体系

共に支え合い、みんなが元気に暮らせるまち

健康寿命の延伸

“生き活き長生き 健康とうみ”

関連施策 地域医療の充実・国民健康保険 介護予防・包括支援体制の充実 世界一の健康長寿

信州ACEプロジェクト Action(体を動かす)

Check(健診を受ける)

Eat (健康に食べる)

信州ACEプロジェクト推進ネットワーク

自らの健康は自らつくる 食育・適塩

の推進

生活習慣病の 発症予防・

重症化予防 健康的な生活

習慣の推進

こころの 健康づくり 身体活動・

運動の推進

健康を支える環境づくり すこやか親子

の推進 感染症対策

地域保健 の充実 Action

Eat

Check

健康とうみ 21

保育園・子育て支援

学校教育

健康教育 健康地域づくり

推進体制の充実 健康づくり意識の高揚

生涯を通じた健康増進

4 施策の体系

共に支え合い、みんなが元気に暮らせるまち

健康寿命の延伸

“生き活き長生き 健康とうみ

関連施策 地域医療の充実・国民健康保険

児童福祉・障がい者福祉・虐待防止 介護予防・包括支援体制の充実 世界一の健康長寿

信州 プロジェクト

(体を動かす)

(健診を受ける)

(健康に食べる)

信州 プロジェクト推進ネットワーク

自らの健康は自らつくる 食育・適塩

の推進

生活習慣病の 発症予防・

重症化予防 健康的な生活

習慣の推進

こころの 健康づくり 身体活動・

運動の推進

健康を支える環境づくり すこやか親子

の推進 感染症対策

地域保健 の充実

健康とうみ

保育園・子育て支援

学校教育

健康教育 健康地域づくり

推進体制の充実 健康づくり意識の高揚

生涯を通じた健康増進

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Plan

(計画)

Do

(実施)

Check

(評価)

Action

(改善)

5 推進体制

本計画を推進するに当たっては、本市が主体的に推進していくほか、医療機関、保健補導 員会、食生活改善推進協議会、市内事業所、そして市民も推進主体として積極的に参加する ことが必要です。

市民は、平成19 年に行った健康づくり宣言にある「自らの健康は自らつくる」という意識の もと、適切な生活習慣づくりや疾病予防に努めるとともに、かかりつけ医を持ち、定期的な健診 や早期受診により健康を維持・回復することが重要です。本市は、計画推進のため、教育や福祉 など市役所内各部署間の連携体制として連絡会を設置し推進します。

また、計画策定後の進行管理はPDCAマネジメントサイクルを取り入れます。

医療機関 市民・地域

保健補導員会

食生活改善 推進協議会 各種健康増進

施設等 ボランティア

団体等

企業・事業所

教育関係機関

(公財)身体教育 医学研究所

健康づくり 推進協議会 諮問、報告

調査審議、答申 国・県 連携 市

事 業 健康寿命

の延伸

みんなで支え合う健康づくり

進行管理:PDCAマネジメントサイクル