(1) 業務コ-ド番号
最初の下書保存または掲載・保存時に、自社内の登録順に自動連番で付定されます。プログラムに おいて自動的に付加する番号です。PUBDIS では、会社コ-ド+業務コ-ドでひとつの業務を特定して います。
なお、多棟施設や合併業務の場合には、「建物」単位に個別に枝番がついています。
PUBDIS2007では、業務実績情報と業務カルテ情報とは別々に業務コ-ドを持っています。
(2) 事務所名称
プルダウンメニューより、受注した「本社」、「支社」等を選択します(事前に、事務所情報登録画 面で、支社情報等を登録しておく必要があります)。
業務カルテ情報ではプルダウンメニューから選ぶと、下の欄に事務所名称が表示されます。
には個人名が特定されないような表記(発注者名称:「A氏」、業務名称:「A氏邸新築工事設 計委託業務」等)とするようにしてください。
2)市町村は、都道府県名を冒頭に付加してください。
3)「発注者コ-ド一覧表」に、コ-ドが付定された発注機関のリストがありますので、参考にしてくださ い。
4)発注者コ-ド表にない発注者名は、文字入力してください。
5)なお、業務カルテ登録時は、「3-3-6 業務カルテ情報(特有部分)の入力」の「1.発注者コ-ドの入力」
の要領で発注者コ-ドを選択すると、発注者コ-ドとマッチした発注者名称と発注者種別が自動的に入 力されます。
(5) 発注者種別 発注者種別区分表
・これまでの「第 3 セクタ-」は「地方出資機関」に含めます。 2016/08/08
発注者種別 定義 具体例
国 国の省庁、機関 国会、裁判所、国土交通省など
都道府県 47都道府県 東京都、北海道、京都府、大阪府、各県 政令指定都市 政令で指定する人口50万人
以上の市(計20市)
札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、横浜市、
川崎市、相模原市、新潟市、静岡市、浜松市、名 古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、岡山 市、広島市、北九州市、福岡市、熊本市 市区町村 東京都特別区(計23区)お
よび全国の市町村(政令指定 都市を除く)
東京都千代田区、奈良県奈良市、山口県田布施 町、沖縄県宜野座村など
(所在の都道府県名を明記)
政府出資機関 国が設置し、予算や資本金を 拠出している機関。
国が株主となっている機関。
独立行政法人、国立研究開発法人、国立大学法 人、大学共同利用機関法人、特殊法人※(民営化 した高速道路株式会社、成田国際空港㈱などの空 港株式会社、JR各グル-プ会社、東京メトロなど の民営化した公団・事業団など)、国家公務員共 済組合。
地方出資機関 都道府県、政令指定都市、市 区町村が設置し、予算や資本 金を拠出している機関。同 株主となっている機関。
都道府県、政令指定都市、市区町村の「公団、公 社、財団」、公立学校法人、各共済組合など。
地方住宅供給公社、地方独立行政法人。港湾管理 会社、地方空港会社、㈱ゆりかもめなどの第 3 セ クタ-。都市整備公社、都市建設公社、農林水産公 社、農業開発公社、一部事務組合※(消防組合、
その他 上記以外の非営利法人、認可 法人。または判断がつきづら いもの(登録時にPUBDISセ ンタ-で分類する)。
商工会議所、一般学校法人、社会福祉法人、土地 改良区、公益財団法人、公益社団法人、一般財団 法人、一般社団法人、再開発組合、農業協同組 合、漁業協同組合、生活協同組合、宗教法人な ど。
PFI 事業者 PFI事業の事業者 顧客は、国、都道府県、政令指定都市、市区町村 ESCO 事業者 ESCO事業の事業者 顧客は、国、都道府県、政令指定都市、市区町村
※特殊法人:法人を設立する旨の具体的な法令の規定に基づいて設立され、独立行政法人等に該当し ないもの。
※一部事務組合:複数の普通地方公共団体や特別区が、行政サ-ビスの一部を共同で行うことを目的 として設置する組織で、地方自治法284条2項により設けられる。長は管理者(企業団 の場合は企業長)または理事会。
(注)「民間」、「その他」は、業務実績情報と業務カルテ情報で選択項目を共通にしているため区分 表にあげているが、例えバー「民間」は業務実績情報のみに該当するものなのでご注意願いま す。
PFI 業務を登録する場合の注意点
① 発注者機関名称
・ PFI業務の場合、通常発注者は民間ですが、公共発注機関から登録の要請がある場合があ ります。設計業務という単位では、民民契約として完結するため、PFI事業自体の公共発 注者名称を記入する場所がありません。
次の例などのように、発注者名の記入に工夫が必要ですので、公共発注機関にご相談く ださい。
例:○○PFI事業特別目的会社(国土交通省)
② 選定方式、契約方式
・ PFI 業務の場合は、PFI 事業の発注者と受注者の間の選定方式・契約方式を選択してくだ さい(随意契約ではありません)。
(6) 選定方式・契約方式
「選定方式」及び「契約方式」の標準的な組み合わせは、以下の表のように想定しています。
主な発注(受注)方式 選定方式 契約方式
一般競争入札 ⇒ 公募方式 価格競争方式
指名競争入札 ⇒ 指名方式 価格競争方式
標準型プロポ-ザル ⇒ 指名プロポ-ザル方式 随意契約方式 簡易公募型プロポ-ザル ⇒ 公募プロポ-ザル方式 随意契約方式 公募型プロポ-ザル ⇒ 公募プロポ-ザル方式 随意契約方式
設計競技 ⇒ 設計競技方式 随意契約方式
特命随意契約 ⇒ 特命方式 随意契約方式
QBS 方式 ⇒ QBS(資質評価)方式 交渉方式
一般競争総合評価 ⇒ 公募方式 総合評価方式
指名型総合評価 ⇒ 指名方式 総合評価方式
※ 国土交通省営繕部などが行っている「標準型プロポ-ザル」は、「指名プロポ-ザル方式」を選択 してください。
※ 「簡易公募型プロポ-ザル」は、「公募プロポ-ザル方式」の略式と解釈します。
(7) 契約金額
消費税込みで千円単位(千円未満切り捨て)での金額です(0~9 までの数字のみ入力できます)。
7 桁(99 億円)まで入力できます。0 の過不足等、入力桁数に間違いがないか確認してください。
※ 位どりのカンマなどは付けないでください(付けるとエラ-になります)。
※ PFI 事業の場合は、総委託契約額ではなく、その内訳にある設計業務又は監理業務に係る委託 契約額を入力してください。
(8) 履行期間(契約年月日・完了年月日)
契約書上に記載されている日付をプルダウンメニューより選択します(西暦)。
※ 契約年月日は、着手年月日ではありません。また、完了年月日は、実際に業務が完了した日で はありません。あくまで契約書上の日付としてください。
※ 契約書上の表記が「当該業務の検査に合格する日まで」などとなっている場合は、確定した日 付を入力してください。
(9) 関連業務の有無・前業務の業務コ-ド(業務カルテの場合)
業務カルテとしての前業務が PUBDIS に登録されている場合には「有」を選択します。
前業務が業務カルテではなく任意登録の場合には「無」を選択します。
※ 前業務とは、基本設計、実施設計と段階を追った業務を受注した場合や、「業務その 1」、「業務 その 2」などと、何回かに分割して業務を受注した場合に、前の業務との関連付けを行うため に設けた項目です。
※ 業務カルテの場合は、前業務の PUBDIS 業務コ-ドを記入します(前の業務が業務カルテと
(11)確認申請または計画通知の必要性の有無
新築・改修・増改築について、建築基準法上で確認申請または計画通知が必要なものは「有」です が、基本設計のみを行った場合等には申請等はしませんので「無」となります。
(12)業務種別・業務内容
業務種別と業務内容の組み合わせは以下の表から選択してください。単独でない複合した業務の場 合は、業務特性や金額的な面を考慮の上、主たる業務を選択してください。5つまで入力できます。
※ 空欄では、どのような業務を行ったのか判らなくなるため、メニューにない業務はすべて「その 他」を選択してください。
※ 調査系(施設現況調査など)業務は「その他」に分類して登録してください。
※ 「建築(総合)」の場合は、表の「*」を選択してください(<注>の読み替え規定参照)。
【 業務種別と業務内容の標準的な組合せ 】
業務種別項目 業務内容項目
地域計画
基本構想・基本方針等策定検討 / 基礎調査 /
計画・整備手法検討 / 整備計画策定検討 / 整備計画策定検討 / 事業計画策定検討 /土地利用計画検討 /景観形成計画検討 / その他
建築計画(群建築)
建築計画(住宅団地等)
建築計画(単体建築)
基本構想 / 配置計画等 / 意匠計画* / 構造計画 / 電気設備計画 / 機械設備計画
建築設計(基本+実施設計)
*
建築設計(基本設計)*
建築設計(実施設計)*
意匠設計* / 構造設計 / 電気設備設計 / 機械設備設計
積算 建築積算 / 電気設備積算 / 機械設備積算 工事監理等(工事監理+設計
意図伝達)
工事監理
建築工事監理 / 電気工事監理 / 機械工事監理 / 建築設計意図伝達 / 設備設計意図伝達