受注形態により技術者情報の入力方法が異なるため、パタ-ンを分けて説明します。
技術者 施設区分
① 自社技術者 協力事務所なし 単独施設
または複合用途施設
-② 自社技術者 協力事務所なし - 多棟施設
または合併業務施設
③ 自社技術者および協力事務所技術者 単独施設
または複合用途施設
-④ 自社技術者および協力事務所技術者 - 多棟施設
または合併業務施設
⑤ JV で受注 ※ 単独施設
または複合用途施設
-⑥ JV で受注 ※ - 多棟施設
または合併業務施設
情報の管理
入力する技術者情報について、協力事務所や JV 構成員事務所の当該技術者に対し、PUBDIS に情報登録 することを説明し、了解を得ているものとします。(個人情報保護法の主旨より、入力のために得た情報 の管理は、入力者の責任において行うものとし、当協会では一切の責任を負いません。)
①の場合:
管理技術者、主任担当技術者、担当技術者などは、「検索」を押し「技術者検索画面」に表示さ れる技術者リストから選択します。(検索も可能)
②の場合:
管理技術者は、全体概要登録画面でプルダウンメニューに表示される技術者リストから選択し ます。
多棟施設や、合併業務の場合には、棟別デ-タが 5 棟分まで作成できますので、主任担当技術 者、担当技術者も棟別に入力できます。棟別詳細情報登録画面において棟別に、プルダウンメ ニューに表示される技術者リストから選択します。(検索も可能)
各棟を、同じ技術者が担当した場合には、棟別に同じ技術者を入力してください。
この場合、「コピ-」ボタンを押すことで、技術者名と担当業務分野を新たな施設概要ペ-ジに貼 り付けます。張り付けたあとに技術者名や担当業務分野を変更することもできます。
③の場合:
主任担当技術者、担当技術者に協力事務所など他社の技術者を登録する場合は、以下の(イ)
(ロ)の2通りの方法があります。
(イ)協力事務所の相手方が、「会員事務所」である場合には、その事務所の技術者情報に技術 者を登録している場合がありますので、相手方事務所に照会し、技術者コ-ドを教えても らい、技術者コ-ドを打ち込みます。(該当する技術者の詳細を確認することができます。)
「会員事務所」が該当する技術者を技術者情報に登録していなかった場合は、相手方事務 所に依頼して、その技術者情報を登録してもらってください。
(ロ)協力事務所の相手方が、「非会員事務所」の場合には、あらかじめ JV/協力事務所情 報入力欄において、「追加/編集」により、事務所名称、所在地等の「協力事務所情報」を 入力しておきます。
(この場合、会社コ-ドは「J0000XXXX」と「J」で始まります。)
協力事務所の技術者名等は、主任担当技術者登録欄等の「追加/編集」により、技術者氏 名、フリガナ、生年月日等をワ-プロ入力し、所属会社のプルダウンメニューに「非会員事 務所」も表示されていますので、当該事務所名を選択した場合も同様に作業します。
(イ)(ロ)で一度登録した技術者を「検索」できるようになりました。
以下は「追加/編集」ボタンによる入力画面で、担当業務分野は 1 種類しか選択できません。
一人で複数の業務を担当した場合には、担当した業務の分、同一人物の情報を入力します。
選択した技術者情報の詳細は、「詳細確認」または「追加/編集」で確認できます。
<図 3-1> 追加・編集で入力した技術者をリストから選択し「追加/編集」で確認
氏名、フリガナ、生 年 月 日 の 修 正 は で きません
<図 3-2> PUBDIS 年間利用事務所で入力した技術者又は、「自社技術者」をリストから選択 し、「追加/編集」で確認した場合
・「PUBDIS 年間利用事務所」技術者デ-タの編集はこの画面ではできません。修正したい場合には、所属 会社に連絡し、技術者情報の修正をお願いしてください。修正が終わったという連絡を受けたら、再 度技術者の入力を行ってください。 (事前に所属会社に確認いただたくとより確実です)
・「自社技術者」のデ-タもこの画面では編集できません。
メインメニュー の(2)技術者情報 の変更 または、メイン画面の「技術者」情報にて修正したう えで、再度選択してください。
④の場合:
・管理技術者は、全体概要登録画面で「検索」により表示される技術者リストから選択します。
・主任担当技術者、担当技術者が自社技術者の場合:
棟別詳細情報登録画面において棟別に「検索」により表示される技術者リストから選択し ます。
・主任担当技術者、担当技術者が協力事務所技術者の場合:
【協力事務所情報の(A)入力方法の場合】
協力事務所情報に連絡し、技術者コ-ドを教えてもらい、その技術者コ-ドを棟別詳細情 報入力画面において棟別に打ち込みます。(初めて入力する場合のみ)
【協力事務所情報の(B)入力方法の場合】
棟別詳細情報入力画面において棟別に[追加・編集]ボタンを押し、技術者情報入力画面 を呼びだし、文字入力します。(初めて入力する場合のみ)
⑤の場合:
JV・協力事務所情報に、代表事務所を含め、JV 構成員事務所を登録します。
技術者は、JV 構成員各事務所の所属となりますので、「技術者情報」には登録せず、カルテ詳 細情報の技術者欄で「協力事務所の技術者」と同様の扱いとなります。
「技術者情報」に氏名などを登録したのち、カルテ詳細入力で選択してください。
・JV 構成員事務所登録方法(A)で登録した場合:
JV 構成員事務所に連絡し、技術者コ-ドを教えてもらい、技術者コ-ドを打ち込みます。
・JV 構成員事務所登録方法(B)で登録した場合:
「追加・編集」ボタンにより技術者情報登録画面を呼びだし、文字入力します。
⑥の場合:
⑤ と同様であり、多棟施設(または合併業務施設)の棟別(業務別)に技術者を入力します。
【下書削除について】
「下書保存」を行うと「下書削除」ボタンが表示されるようになります。
「下書」状態のカルテを削除したい場合に「下書削除」を押してください。
「下書削除」ボタンを押した後に、確認のため以下のようなメッセ-ジが表示されます。
下書削除を行ったデ-タを復活することはできませんので、ご注意ください。
34 業務カルテ情報の発注者確認・登録手続
1. 「下書保存」によるデ-タ保存
デ-タの入力が一通り終了したら、「下書保存」ボタンを押してデ-タを保存します。
発注機関の調査職員に修正等を指摘された場合に対応できます。
2.印刷
(詳細は「4.印刷の方法」を参照)(1) 業務カルテ情報一覧から印刷したいレコ-ドの会社コ-ドを選択し、詳細情報画面に切り替えます。
(メイン画面を利用した場合の画面です。)
(2) 「PDF 出力」ボタンを押すと、業務カルテ詳細情報が PDF 形式のデ-タで確認できますので印刷して ください。
印刷したい業務カルテの「詳細表示」を クリックして詳細画面に切替えます。
鉛 筆 マ - ク は 下書き中
3.発注者確認
(1) 印刷内容を確認した後、発注機関の調査職員に出力した全頁を提出します。チェック OK の場合には 調査職員の署名・捺印をもらいます。
(2) 発注機関の検査職員から指摘があった場合は、デ-タを修正し再度調査職員のチェックを受けてくだ さい。
※ 「立場」は、発注者によって呼び方が異なっていますが、総括調査職員など、業務における調査職 員の立場を書いてもらいます。
4.登録手続
A) すべての内容が完全になったら業務カルテ情報の「下書の変更」から、業務を選択し、「申請」ボタ ンを押します。
B) 「申請」ボタンを押すと、カルテ受領書ダウンロ-ド手続きのためのメ-ルアドレスを入力する画 面が表示されますので、必要事項を入力し、再度「申請」ボタンを押してください。
PUBDIS センタ-から、申請受付メ-ルが届きます。
【手順】
①入力システムメインメニュー、(3-2)業務カルテ情報の「下書の変更」をクリックします。
※ B)の手続きを踏まない場合は、業務カルテ受領書は郵送送付となり、取得まで時間がかかりま すのでご注意ください。また、B)の手続きを踏むと、受領書発行後、約 1 ヶ月間は何度でもダ ウンロ-ドできます。
② 申請する業務を選択します。(業務コ-ド番号を選択)
③ 業務カルテ詳細画面が開き、「申請」を押すとメッセ-ジが表示されますので、注意書きを確認し「O K」します。
(メッセ-ジ画面)
④ 業務カルテ受領書の返送先情報入力画面が表示されますので、必要事項を入力します。この場合、「送付 先履歴」を選択すると、過去に登録した送付先情報が選択できます。最後に「確認」を押します。
(業務カルテ受領書 送付先情報入力画面)
※ 「送付先履歴」を選択すると、過去に登録した送付先情報一覧が出ます。ここから選択すれ バー、以下の情報が自動入力できます(複数件「申請」する場合などにも便利です)。
⑤ 業務カルテ受領書送付先情報(確認画面)が出ますので、内容に間違いが無けれバー再度「申請」を押し ます。(当初画面を含め「申請」を2度押すことになりますので、ご了承ください。)
*「送付先情報の修正」で前画面に戻り、送付先情報の修正が出来ます。
*「キャンセル」を押すと、申請処理がなされず、入力内容がキャンセルされて業務カルテ詳細画面 に戻りますので、ご注意ください。
・過去に登録した送付先情報が選択できます(該当を クリックすれバー各欄に必要情報を自動入力)
・【 】内は業務コ-ドを表示しています
・先頭行を選択すれバー、送付先履歴が隠れます