15. 1株当たり利益
20. 金融資産及び金融負債 続き 重要な観察可能でないインプットの説明
評価技法 重要な観察可能でな いインプット
範囲(加重平均) 公正価値に対するインプットの 感応度
売却可能金融資産
(非上場株式)
-電力セクター
DCF法 将来キャッシュ・フロー
の長期成長率
3.1% - 5.2%
(4.2%)
長期成長率が5%上昇(下落)
すると公正価値が17,000CU 上昇(下落)
長期営業利益率 5.0% - 12.1%
(8.3%)
営業利益率が15%上昇(下落)
すると公正価値が21,000CU 上昇(下落)
WACC 11.2% - 14.3%
(12.6%)
WACCが1%上昇(下落)すると 公正価値が10,000CU下落
(上昇)
市場性の欠如による ディスカウント
5.1% - 15.6%
(12.1%)
ディスカウントが上昇(下落)す ると公正価値が下落(上昇)
売却可能金融資産
(非上場株式)
-エレクトロニクス・セ クター
DCF法 将来キャッシュ・フロー
の長期成長率
4.4% - 6.1%
(5.3%)
長期成長率が3%上昇(下落)
すると公正価値が23,000CU 上昇(下落)
長期営業利益率 10.0% - 16.1%
(14.3%)
営業利益率が5%上昇(下落)
すると公正価値が12,000CU 上昇(下落)
WACC 12.1% - 16.7%
(13.2%)
WACCが1%上昇(下落)すると 公正価値が21,000CU下落
(上昇)
市場性の欠如による ディスカウント
5.1% - 20.2%
(16.3%)
ディスカウントが上昇(下落)す ると公正価値が下落(上昇)
関連会社及び取締役 への貸付金
DCF法 年率換算期限前償還
率
1.5% - 2.5%
(2%) 不履行リスクに係るデ ィスカウント
0.08%
金融保証債務 DCF法 カウンター・パーティー による不履行リスクに 係るディスカウント
3.0%
当グループの不履行 リスク
0.05%
IFRS 13.93(d) IFRS 13.93(h)(i) IFRS 13.93(h)(ii) IFRS 13.97
市場性の欠如によるディスカウントとは、市場参加者が投資の価格付けを行う際にプレミアム又はディスカウントとして考慮 するものと当グループが考える金額である。
売却可能金融資産の場合、純損益に認識される減損損失の金額は、公正価値の下落が著しい又は長期にわたるもので あるかどうかに依存する。なお、公正価値の上昇は、(その他の包括利益を通じて)資本にのみ影響し、純損益に影響を与 えることはない。
連結財務諸表の注記
20. 金融資産及び金融負債 続き
売却可能金融資産(非上場株式)の公正価値測定に関する調整表
電力 エレクトロニクス 合計
CU000 CU000 CU000
2013年1月1日現在 498 400 898
その他の包括利益に認識された公正価値の変動 150 (175) (25)
購入 628 188 816
非継続事業に振替 (503) — (503)
売却 (98) (50) (148)
2013年12月31日現在 675 363 1,038
IFRS 13.93(e)(ii) IFRS 13.93(e)(iii)
注釈
開示されている定量的情報に対し財務諸表利用者が行う評価に資する追加の情報を開示する必要がある。IFRS 13.92の規定を 充足するため、以下の情報の一部又はすべてを開示することが考えられる。
► 関連するインプットを決定する際に考慮した測定対象項目の特徴など、公正価値で測定される項目の性質。たとえば、住宅ローン担 保証券に関して、以下を開示することが考えられる。
► 裏付けとなるローンの種類(例:プライム・ローン又はサブプライム・ローン)
► 担保
► 保証又はその他の信用補完
► 証券のトランシェの順位
► 発行年度
► 裏付けとなるローン及び証券の表面金利の加重平均
► 裏付けとなるローン及び証券の満期期間の加重平均
► 裏付けとなるローンの地理的集中
► 証券の信用格付に関する情報
► ブローカーの建値、価格情報サービス、純資産価値、関連する市場データなどの第三者から入手した情報が、公正価値測定時にど のように考慮されていたか
公正価値で測定され、かつ、分離不能な第三者による信用補完が付与されている負債について、IFRS 13.98は、信用補完の存在 と、それが当該負債の公正価値測定に反映されているかどうかについて開示することを求めている。
IFRS 13.99は、他の形式がより適切である場合を除き、表形式によりIFRS 13に基づく定量的情報を開示することを求めている。
当グループは、上記のとおり、定量的情報を表形式で開示している。
IFRS 13.93(h)(ii)は、経常的に公正価値で測定される金融資産及び金融負債について、定量的な感応度分析を行うことを求めて いる。公正価値ヒエラルキーのレベル3に区分された、その他すべての経常的な公正価値測定について、企業は以下を開示する必 要がある。
► 観察可能でないインプットの変動に対する公正価値測定の感応度に関する説明(それらのインプットを異なる値に変更することで公正 価値が著しく変動すると考えられる場合)
► 上記のようなインプットと、公正価値を測定する際に用いた他の観察可能でないインプットとの間に相互関係がある場合には、そのよ うな相互関係及び観察可能でないインプットの変動による公正価値測定に与える影響が当該相互関係によってどのように増幅又は 軽減されると考えられるかの説明
こうした開示を行う上で、重要性の判断は、純損益の観点及び資産合計又は負債合計の観点、あるいは、公正価値の変動 がその他の包括利益に認識される場合は、資本合計の観点から実施する必要がある。
連結財務諸表の注記
20. 金融資産及び金融負債 続き
20.5 金融リスク管理の目的及び方針
当グループのデリバティブ以外の金融負債は、主に借入金、営業債務及びその他の債務ならびに金融保証契約から構成 される。これらの金融負債の主な目的は、当グループの営業資金を調達すること及び事業をサポートするために保証を提 供することにある。当グループの主な金融資産は、貸付金、営業債権及びその他の債権ならびに事業から直接的に生じる 現金及び短期性預金である。当グループはまた売却可能金融資産を保有しており、さらにデリバティブ取引を行っている。
当グループは、市場リスク、信用リスク及び流動性リスクにさらされている。
当グループの上級取締役は、当該リスクの管理を監視している。上級取締役は、金融リスク委員会から当グループの金融 リスクに関する助言を受け、また当グループにおける金融リスク管理フレームワークに依拠している。金融リスク委員会は、
上級取締役に対して、当グループの金融リスクを伴う活動が適切な方針及び手続きによって統制されていること、ならびに 金融リスクが当グループの方針及びリスク選好度に従って識別、測定及び管理されていることを保証している。リスク管理 を目的としたすべてのデリバティブ取引は、適切な技能や経験を有する人材で構成され、監視機能を兼ね備えた専門チー ムによって運用される。当グループは、投機目的でのデリバティブ取引は行わない方針である。
以下に要約された各リスクに対する管理方針は、取締役会により検討され、承認されている。
IFRS 7.33
市場リスク
市場リスクとは、市場価格の変動により、金融商品の将来キャッシュ・フロー又は公正価値が変動するリスクである。市場リ スクは、金利リスク、為替リスク及び株価リスクやコモディティ価格リスクといったその他の価格リスクの3種類のリスクから なる。市場リスクの影響を受ける金融商品には、借入金、預金、売却可能金融資産及びデリバティブ金融商品が含まれる。
以下で開示している感応度分析は、2013年及び2012年12月31日時点でのポジションに関するものである。
感応度分析は、正味負債の金額、負債及びデリバティブの金利の固定変動比率及び外貨建金融商品の比率のすべてが 一定であり、かつ2013年12月31日現在でヘッジ指定されていることを前提として実施している。
この分析では、年金及びその他の退職後給付債務、引当金及び在外営業活動体の非金融資産及び負債の帳簿価額に対 する市場変数の変動の影響は除外している。条件付対価に係る負債に関する分析は、注記7に記載している。
なお、本感応度分析を実施するに当たり、以下の仮定を置いている。
► 財政状態計算書の感応度は、デリバティブ及び売却可能負債性金融商品に関連する。
► 対応する損益計算書項目の感応度は、それぞれの市場リスクの想定される変動による影響であり、2013年及び 2012年12月31日現在で保有する金融資産及び負債に基づいている(ヘッジ会計の影響を考慮)。
► 資本の感応度は、2013年12月31日現在における関連するキャッシュ・フロー・ヘッジ及び在外営業活動体に対する 純投資のヘッジによる影響を考慮しており、原リスクの想定される変動の影響に関するものである。
IFRS 7.33
IFRS 7.40
金利リスク
金利リスクとは、市場金利の変動によって金融商品の公正価値又は将来キャッシュ・フローが変動するリスクである。市場 金利の変動リスクに対する当グループのエクスポージャーは、主に当グループが保有する変動金利の長期債務に関連し たものである。
当グループは、借入金ポートフォリオ中の固定金利による借入と変動金利による借入のバランスを取ることで、金利リスク を管理している。当グループの方針は、非継続事業に関係する借入金を除き、固定金利による借入金の割合を40%から 60%の間に維持することである。金利リスクを管理するため、当グループは金利スワップ契約を締結し、合意された想定元 本を参照して計算された固定金利と変動金利との差額を一定の期間ごとに交換している。2013年12月31日現在で、当グ ループの借入金のおよそ44%(金利スワップによる影響を考慮後。2012年:51%)が固定金利となる。