m) デリバティブ及びヘッジ会計
2.4 会計方針及び開示における変更 続き 資本に対する影響(純資産の増加/(減少))
2012年12月31日 2012年1月1日
€000 €000
有形固定資産(非流動) (1,482) (1,445)
ジョイント・ベンチャーに対する投資 1,835 1,278
非流動資産合計 353 (167)
棚卸資産(流動) (1,404) (1,088)
資産合計 (1,051) (1,255)
利付金融負債(非流動) 500 505
営業債務(流動) 551 750
負債合計 (1,051) 1,255
資本に対する正味影響 - -
キャッシュ・フロー計算書に対する影響(キャッシュ・フローの増加/(減少))
2012
€000
営業活動によるキャッシュ・フロー (125)
投資活動によるキャッシュ・フロー -
財務活動によるキャッシュ・フロー 125
現金及び現金同等物の純増 -
注釈
新たな基準を当初適用する場合、IAS 8.28(f)に基づき、財務諸表の各表示項目及びEPSに対する影響を開示しなければ ならない。この影響に関する開示は、実務上可能な範囲で、当期及び表示する過去の各期間について求められている。し かし、IFRS 11.C1Bで、この規定は一部緩和が行われている。IFRS 11.C1Bでは、 IAS 8.28(f)に基づき求められる定量 的情報は、IFRS 11を初めて適用した年度の直近比較年度についてのみ表示すればよいことが定められている。企業は、
同様の情報を当期又は直近比較年度より前の比較年度について表示することもできるが、要求はされていない。この緩和 規定により、企業はIFRS 11への移行の影響を、当期及び直近比較年度より前の比較年度について、開示することを求め られていない。当グループは、IFRS 11の適用による定量的情報の開示を、直近比較年度(すなわち2012年12月31日に 終了する期間)についてのみ行い、当期については開示しないことを選択した。
IFRS 12「他の事業体への関与の開示」
IFRS 12は、子会社、共同契約、関連会社及びストラクチャード・エンティティに対する事業体の関与についての開示規定 を定めている。IFRS 12の規定は、子会社に関するこれまでに存在していた開示規定よりも、より包括的なものとなってい る。たとえば、議決権の過半数を有しなくても子会社を支配している場合がある。当グループは重要な非支配持分を有す る子会社を有しているが、非連結のストラクチャード・エンティティは有していない。IFRS 12に関する開示は、注記6-10に 記載している。
注釈
IFRS 12.C2Aでは、IFRS 12を適用した最初の年度の直近比較年度より前の期間については、IFRS 12に関する開示を行 う必要はないことが定められている。当グループは当該免除規定を利用していない。
当グループは、非連結のストラクチャード・エンティティを有していない。非連結のストラクチャード・エンティティを有する場合 には、IFRS 12.24-31の開示を行う必要がある。非連結のストラクチャード・エンティティに関する開示例は、新日本有限責 任監査法人の刊行物「IFRS第12号-非連結のストラクチャード・エンティティへの関与に関する開示例」
(http://www.shinnihon.or.jp/から入手可)を参照されたい。
IFRS 13「公正価値測定」
IFRS第13号は、IFRSに基づくすべての公正価値測定に関する単一のガイダンスを設けている。なお、IFRS第13号は、ど のような場合に公正価値で測定する必要があるのかを変更するものではなく、IFRSに基づき、どのように公正価値測定を 行うべきかについてのガイダンスを定めている。IFRS第13号は、公正価値を出口価格として定義している。当グループ は、IFRS第13号のガイダンスを踏まえ、公正価値測定に関する会計方針、特に負債の公正価値測定に関する不履行リス
IFRS 13.1
連結財務諸表の注記
2.4 会計方針及び開示における変更 続き
IAS 1の改訂「その他の包括利益の項目の表示」
IAS 1の改訂は、その他の包括利益(OCI)に表示される項目の区分表示を新たに求めるものである。将来の一定時点で、
純損益に組替えられる(又はリサイクルされる)項目(たとえば、売却可能金融資産に係る正味損失又は利得)は、組替え られない項目(たとえば、土地及び建物の再評価額)とは区分して表示される。本改訂は表示のみに影響を及ぼすもので あり、当グループの財政状態及び財務業績への影響はない。
IAS 1の改訂「比較情報に関する規定の明確化」
本改訂は、自発的に追加で表示される比較情報と最低限要求される比較情報との違いを明確にしている。企業が、最低 限要求される比較期間に加えて、その前の期間に係る比較情報を自発的に表示する場合、関連する注記においても比較 情報の開示が求められる。本改訂では、財務諸表項目の遡及的修正再表示又は組替えを行った結果、表示が求められる 開始財政状態計算書(当グループの場合2012年1月1日時点)では、関連する注記において比較情報を開示することは 要求されないことが明確化された。したがって、当グループは2012年1月1日時点の開始財政状態計算書に関連する注 記を行っていない。本改訂は開示にのみ影響を及ぼすものであり、当グループの財政状態及び財務業績への影響はな い。
IAS 19「従業員給付」(2011年改訂)
当グループは、IAS 19(2011年改訂)に定められる経過措置に従い、当期から同基準を遡及適用した。そのため、表示し ている比較対象年度のうち最も早い期間の開始財政状態計算書(2012年1月1日時点)及び比較情報を修正再表示して いる。
IAS 19 (2011年改訂)は、特に確定給付制度の会計処理を変更している。当グループの財務諸表に影響を及ぼした主な 変更には、以下のものがある。
► 過去勤務費用は、制度改訂/縮小が発生した時点又は関連するリストラクチャリング費用/解雇給付を認識した時点 のいずれか早い時点で全額認識する。その結果、権利未確定の過去勤務費用を、将来権利が確定するまでの期間に わたり遅延認識することはもはや認められない。2012年1月1日の時点で、当グループの未認識過去勤務費用の残 高は、590,000CU(税引後412,000CU)であった。IAS 19(2011年改訂)への移行に伴い、2012年1月1日時点で 当該残高は、税効果を考慮の上、資本(利益剰余金)に計上された。 2012年12月31日に終了した年度に計上され た過去勤務費用の償却費107,000CU(税引後75,000CU)は戻し入れられている。
► 改訂前IAS 19で使用されていた利息費用及び制度資産に係る期待収益という概念に代わり、IAS 19(2011年改訂)
では純利息費用(収益)という概念が用いられている。純利息費用(収益)は、各年次報告期間の期首時点の正味確 定給付負債(資産)に割引率を乗じて算定される。この改訂を反映するため、 2012年12月31日に終了した年度につ いて、12,000CUの費用が純損益で認識されるとともに、改訂前IAS19の下で認識されていた金額との差額が利得と してその他の包括利益に計上された。全体として、当グループの資本に対する影響はない。
また、IAS 19(2011年改訂)では開示の拡充が図られている。これらについては注記29で開示している。
当グループはIAS 19 (2011年改訂)を遡及適用しているものの、以下の免除規定も適用している。
► IAS 19の適用対象外である資産の帳簿価額に2012年1月1日より前の期間に発生した従業員給付費用が含まれて いる場合、当該費用の変動について調整しない。
► 比較期間(2012年12月31日に終了した年度)について、確定給付債務の感応度分析を開示しない。
IAS 19.173(a) IAS 19.173(b)
連結財務諸表の注記
2.4 会計方針及び開示における変更 続き
純損益及びその他の包括利益に対する影響(純利益/その他の包括利益の増加/(減少))
2013年 2012年
損益計算書 €000 €000
売上原価 (1) 24
売上総利益 (1) 24
販売費 (1) 38
管理費 (1) 33
営業利益及び継続事業からの税引前利益 (3) 95
法人所得税 1 (29)
継続事業からの当期純利益 (2) 67
継続事業からの当期純利益の帰属
親会社株主 (2) 67
非支配持分 - -
その他の包括利益計算書
確定給付制度の再測定に係る利得 58 12
上記の税効果 (18) (4)
当期その他の包括利益(税引後) 40 8
当期包括利益合計 38 75
当期包括利益合計の帰属
親会社株主 38 75
非支配持分 - -
改訂後基準への移行によるキャッシュ・フロー計算書への影響はない。当グループの基本的及び希薄化後EPSへの重要 な影響はない。
資本に対する影響(純資産の増加/(減少))
12月31日時点 1月1日時点 2013年 2012年 2012年
€000 €000 €000
未認識過去勤務費用の認識 (428) (483) (590)
上記の税効果 129 146 178
資本の純減 (299) (337) (412)
資本の純減の帰属
親会社株主 (299) (337) (412)
非支配持分 - - -
注釈
IAS 8.28(f)は、新基準が当期及び表示する過去の各期間に及ぼした影響を開示することを求めている。IFRS 10及び IFRS 11については、当期に関して当該開示を免除する規定が設けられているが、同様の免除規定はIAS 19 (2011年改 訂)には定められていない。
「非金融資産の回収可能価額の開示」(IAS 36「資産の減損」の改訂)
本改訂は、IFRS 13の公表により、IAS 36に定められる開示規定に生じた当初の意図とは異なる影響を排除するものであ る。さらに、本改訂では、当期中に減損損失を認識(戻入れ)した資産又は資金生成単位について、回収可能価額を開示す ることを求めている。本改訂は、2014年1月1日以後開始する事業年度から遡及適用される。IFRS第13号も適用すること を条件に早期適用も認められる。当グループは、IASBが本来意図していた有用な情報が提供されることから、IAS 36に対 する本改訂を当期に早期適用している。したがって、注記19に記載される非金融資産の減損に関する開示を行う際に、本 改訂が考慮されている。本改訂は、将来の開示においても引き続き考慮される。
IAS 8.28 IAS 8.29