IM
2.1 配線上の注意事項
危険
禁止
・通電中は正面カバーを外さない(盤扉を開けない)こと。
内部には電圧の高い部分があり、感電の原因となります。
強制
・正面カバーを取り付けてから(盤扉を閉めてから)、入力電源を投入(0N、入)すること。
正面カバーを取り付けずに(盤扉を閉めずに)、入力電源を投入(ON、入)すると、感電の 原因となります。
・電気工事は専門家が行うこと。
専門知識のないかたが入力電源を接続すると火災や感電の原因となります。
・出力(モータ側)端子の相順は正しく接続すること。
誤った相順で接続するとモータが逆回転することがあり、けがの原因となります。
・据え付けてから、配線すること。
据え付ける前に配線すると、感電、けがの原因となります。
・配線する前に、次の作業をすること。
①入力電源を遮断(OFF、切)する。
②10分以上経過してから、チャージランプが消灯していることを確認する。
③直流高電圧(DC800V以上)が測定可能なテスタ等を使用して、直流主回路電圧 (PA−PC間)が45V以下であることを確認する。
これらの作業をせずに、配線すると、感電の原因となります。
・端子台ネジは指定の締め付けトルクで締めること。
指定の締め付けトルクで締めないと、火災の原因となります。
必ずアース線 を接続せよ
・アース線を確実に接続すること。
確実に接続しないと、故障、漏電のときに、感電、火災の原因となります。
2.機器の接続
!
!
B−2
注意
禁止
・出力(モータ側)端子にはコンデンサを内蔵した機器を(ノイズフィルタやサージ吸収器な ど)を取りつけないこと
火災の原因となります。
■ラジオノイズの防止について
ラジオノイズなどの電波障害などを防止するために、主回路の電源側端子(R/L1,S/L2,T/L3)への 配線とモータ側端子(U/T1,V/T2,W/T3)への配線は、別々に束線してください。
■制御電源と主電源について(22kW以下)
故障やトリップで主回路が遮断されたときでも、制御電源を生かしておきたい場合は、オプションの制御 電源ユニットを使用して別電源とすることができます。
■配線上のお願い
・主回路端子台は間隔が狭いため、端子にはスリーブ圧着端子を使用してください。また、隣の端子に接 近しないように整然と接続してください。
・接地端子G/Eは下記の電線サイズ以上(UL規格対応時)を使用し、必ず接地(電圧200Vクラス:D種接 地(旧第3種接地),400Vクラス:C種接地(旧特別第3種接地))してください。
接地線はできるだけ太いものを使用し、インバータの近くで極力短く配線してください。
電圧クラス 適用モータ容量 アース線サイズ
(mm2)
0.4〜5.5kW 3.5
7.5kW 5.5
11〜15kW 14
18.5〜22kW 22
30〜37kW 38
45〜55kW 60
200V
75〜90kW 100
0.75〜11kW 3.5
15kW 5.5
18.5kW 8
22〜30kW 14
37〜55kW 22
75kW 38
110〜132kW 60
160〜220kW 100
400V
280kW 150
・配線用の電線サイズは、9.1項の表を参照してください。
・9.1項の主回路電線サイズは、30m以下でご使用ください。30mを超える場合には電線サイズ のアップが必要です。
・端子台ネジは指定の締め付けトルクで締めること。
*200V 0.4〜7.5kW,
400V 0.75〜7.5kWの 機種は、端子台の他に配線口 カバーにアース用ネジ(M5)
があります。
端子台推奨締め付けトルク
N・m Ib・ins M 3 0.5 4.4 M 4 1.2 11 M 5 2.4 21 M 6 4.0 35 M 8 8.0 71
M10 16 142
M12 32 283
B−3
2.2.標準的な接続
危険
禁止
・出力(モータ側)端子(U/T1,V/T2,W/T3)に入力電源を接続しないこと インバータが壊れ、火災の原因となります。
・直流端子(PA-PC間またはPO-PC間)には、抵抗器を接続しないこと 火災の原因になります。
抵抗器は「別置き抵抗器の設置」に従って接続してください。
・入力電源を遮断(OFF、切)した後、10分以内はインバータの電源側に 接続されている機器(MCCB等)の配線を触らないこと
感電の原因となります。
必ずアース線を接続せよ
・アース線を確実に接続すること
確実に接続しないと、故障、漏電の時に、感電、火災の原因となります。
[標準的な接続図−シンク(コモン:CC)]
22kW以下の標準的な主回路の配線の例を示します。
!
* 外部制動抵抗器(詳細シーケンスは、6.13.4項を参照ください。) 3.7kW以下で外部制動抵抗器を使用する場合は、内蔵抵抗の 接続変更(PB1)→(PR1)をして下さい。
*3 主回路電源
200Vクラス(0.4〜7.5kW):
三相200〜230V-50/60Hz 200Vクラス(11〜22kW):
三相200〜220V-50Hz 三相200〜230V-60Hz 400Vクラス(0.75〜22kW)
三相380〜460V-50/60Hz
制御回路
モータ
IM
FL
G/E
CC RX VI RR PP F
RES
CC R/L1
S/L2 T/L3
U/T1 V/T2 W/T3
操作パネル FLC
FLB FLA
外部ボリューム
(または、RR-CC端子間に電圧信号:0〜10V入力) 電圧信号:-10〜+10V
電圧信号:0〜10V 正転信号
S1 多段速1
多段速4 ST
R
S2 S3 OUT2 S4
P24 OUT1
Ry Ry
AM FM FP
周波数計 電流計 デジタル計
PO PA PB PC (PA1)(PB1)
主回路
(PR1)
内蔵制動抵抗器
逆転信号 運転準備 リセット
多段速3 多段速2
標準出荷設定
電流信号:4〜20mA II
MCCB
+
−
+
−
+
− 電流計または電圧計
R0
*1 S0
3.7kW以下に のみあります。
共通シリアル通信用 コネクタ シリアル通信 RS485用コネクタ
S I N K (シンク) SOURCE
(ソース) コモン
CN21
☆制御電源を使用する場合 22kW以下の機種では制御電源を内部から 供給しているため別電源とする場合は、オ プションが必要となります。(端子のみ有り ます) CN21
制御回路
オプション
直流リアクトル(DCL)
*2(オプション)
*1:制御電源端子R0,S0は、
22kW以下オプションとな ります。標準で22kW以下 の機種はR0,S0端子があ りますが、内部で接続されて いません。
*2:出荷時PO−PA端子間は、
バーで短絡されています。
直流リアクトル(DCL)を 取り付ける場合には、バーを 取り外してください。
B−4
[標準的な接続図−シンク(コモン:CC)]
30(30)〜55(75)kWの標準的な主回路の配線の例を示します。
( )内は400Vクラスの容量範囲です。
主回路電源
200Vクラス(30〜55kW):
三相200〜220V-50Hz 三相200〜230V-60Hz 400Vクラス(30〜75kW):
三相380〜440V-50Hz 三相380〜460V-60Hz
制御回路
モータ
IM
FL
G/E
CC RX VI RR PP F
RES
CC R/L1
S/L2 T/L3
U/T1 V/T2 W/T3
操作パネル FLC
FLB FLA
電圧信号:-10〜+10V
電圧信号:0〜10V 正転信号
S1 多段速1
多段速4 ST
R
S2 S3 S4
OUT2 P24 OUT1
Ry Ry
AM FM FP
周波数計 電流計 デジタル計
PO PA PB PC
主回路
逆転信号 運転準備 リセット
多段速3 多段速2
標準出荷設定
電流信号:4〜20mA II
MCCB
+
−
+
−
+
− R0 S0
共通シリアル通信用 コネクタ シリアル通信 RS485用コネクタ
S I N K (シンク) SOURCE
(ソース) コモン
外部ボリューム
(または、RR-CC端子間に電圧信号:0〜10V入力) (R20)
(S20)
*1:制御電源を入力してください。
*2:出荷時PO−PA端子間は、
バーで短絡されています。
直流リアクトル(DCL)を 取り付ける場合には、バーを 取り外してください。
*3:操作回路用電源出力です。
400Vクラス37kW以上 にのみあります。
単相207.5〜220V−50Hz 207.5〜230V−60Hz (10VA)
*1
*3
*4
電流計または電圧計
制御回路 R46
S0 R20 S20
単相415〜440V-50Hz 415〜460V-60Hzの場合
R41 制御回路
R46
S0 R20 S20
単相380〜415V-50/60Hzの場合
R41
*4:400Vクラス37kW以上の電圧別の制御電源接続方法 直流リアクトル(DCL)
*2(オプション)
*4
外部制動抵抗器(オプション)
(詳細シーケンスは、6.13.4項を参照ください。)
※発電制動駆動回路の内蔵加工が必要です。
B−5
[標準的な接続図−シンク(コモン:CC)]
75(110)〜90(280)kWの標準的な主回路の配線の例を示します。
( )内は400Vクラスの容量範囲です。
*5:インバータの保守・点検上、制御電源R0,S0は主回路MCの一次側に接続し、制御電源がON状態のみで、操作パネルの確認ができるようにしてください。
※直流リアクトルは、 必ず取付けて下さい
*1:制御電源を入力してください。
*2:出荷時PO−PA端子間は バーで短絡されていますが、
直流リアクトル(DCL)を 必ず取り付け、バーを 取り外してください。
*3:操作回路用電源出力です。
400Vクラス37kW以上 にのみあります。
単相207.5〜220V−50Hz 207.5〜230V−60Hz (10VA)
FLC FLB FLA (S20)
RUN サージキラー ON OFF
(R20)
RUN
※400Vの場合のRUNリレー接続方法 外部ボリューム
(または、RR-CC端子間に電圧信号:0〜10V入力) 電流計または電圧計
制御回路 R46
S0 R20 S20
単相415〜440V-50Hz 415〜460V-60Hzの場合
R41 制御回路
R46
S0 R20 S20
単相380〜415V-50/60Hzの場合
R41
*4:400Vクラス37kW以上の電圧別の制御電源接続方法
主回路電源
200Vクラス(75,90kW):
三相200〜230V-50/60Hz 400Vクラス(110〜280kW):
三相380〜460V-50/60Hz
制御回路
モータ
IM
FL
G/E
CC RX VI RR PP F
RES
CC R/L1
S/L2 T/L3
U/T1 V/T2 W/T3
操作パネル FLC
FLB FLA
電圧信号:-10〜+10V
電圧信号:0〜10V 正転信号
S1 多段速1
多段速4 ST
R
S2 S3 S4
OUT2 P24 OUT1
Ry Ry
AM FM FP
PO PA PB
主回路
逆転信号 運転準備 リセット
多段速3 多段速2
標準出荷設定
電流信号:
II MCCB
周波数計 電流計 デジタル計
+
−
+
−
+
− R0 S0
共通シリアル通信用 コネクタ シリアル通信 RS485用コネクタ
S I N K (シンク) SOURCE
(ソース) コモン
(R20) (S20)
*4
4〜20mA 直流リアクトル(DCL)
*2(オプション)
制動抵抗器 (オプション)
(詳細シーケンスは、6.13.4項を参照ください。)
MC
RUN サージキラー ON OFF
RUN 過負荷継電器 のb接点
RUN
*3
*1
PC
MC
*4
B−6
2.3.端子の説明
2.3.1.主回路端子
主回路の配線の例を示します。必要に応じてオプションをご利用ください。
■電源及びモータの接続
■周辺機器との接続
■主回路
端子記号 端子の機能
G/E インバータケースの接地端子です。
R/L1,S/L2,T/L3
200Vクラス:0.4〜7.5kW,75kW以上 三相200〜230V-50/60Hz
11〜55kW 三相200〜220V-50Hz,200〜230V-60Hz 400Vクラス:0.75〜22kW,110kW以上 三相380〜460V-50/60Hz
30〜75kW 三相380〜440V-50Hz,380〜460V-60Hz U/T1,V/T2,W/T3 モータ(三相誘導電動機)に接続してください。
R0,S0
(R46,R41)
制御回路用電源入力端子です。(22kW以下はオプションです。端子のみあります) 200Vクラス:0.4〜7.5kW,75kW以上 単相200〜230V-50/60Hz
11〜55kW 単相200〜220V-50Hz,200〜230V-60Hz 400Vクラス:0.75〜22kW,110kW以上 単相380〜460V-50/60Hz
30〜75kW 単相380〜440V-50Hz,380〜460V-60Hz R46-S0間:単相415〜440V-50Hz,415〜460V-60Hz
R41-S0間:単相380〜415V-50Hz,380〜415V-60Hz
*最大制御電源容量:200V/400V 30kW以下…50VA、
200V 37kW以上…60VA、400V 37〜75kW…150VA、
110、132kW…200VA、160kW以上…350VA PA,PB 制動抵抗器に接続します。(制動ユニット使用時はPA-PC間に接続)
必要に応じてパラメータ,,を変更してください。
PC 内部直流主回路のマイナス電位端子です。PA端子(プラス電位)との間で直流コモ ン電源を入力できます。
モータ
零相 リアクトル 電源
インバータ
制動抵抗器 注)
モータ端サージ 抑制フィルタ
直流リアクトル 簡易形
ラジオノイズ フィルタ
高減衰形 ラジオノイズ フィルタ 入力
リアクトル 電磁
接触器 ノーヒューズ
遮断器
R/L1 S/L2 T/L3
PA P0 PA PB V/T2 U/T3
W/T1
注)制動ユニットを 取り付ける場合 は、PA-PC間に 接続します。
IM
電源
R/L1 S/L2 T/L3 モータ
ノーヒューズ ブレーカ
電源線はR,S,Tに つなぎます。
モータはU,V,Wに つなぎます。
VF−A7
E U/T1 V/T2 W/T3 G/E
B−7
端子記号 端子の機能
PO,PA 直流リアクトル(DCL:別置きオプション)の接続用端子です。出荷時短絡バーにて短絡 されています。DCLを取り付ける場合は短絡バーを外してください。
R20,S20 操作回路用電源出力(単相207.5V〜220V-50Hz,207.5〜230V-60Hz)で す。400Vクラス37kW以上にあります。(10VA)
(PR1),(PB1)
内蔵制動抵抗器に接続されています。内蔵制動抵抗器を使用しない場合、(PB 1)から(PR1)へ配線変更の上、発電制動パラメータ(,)を設定変 更してください。3.7kW以下の機種にのみあります。
(PA1) 内蔵制動抵抗器接続用ですので、取り外し及び外線接続はしないでください。
3.7kW以下の機種にのみあります。
端子記号 インバータ内部回路
R/L1,S/L2,T/L3 U/T1,V/T2,W/T3 G/E
A部回路
200Vクラス 0.4〜7.5kW,400Vクラス 0.75〜15kW・・・ノイズフィルタ回路 200Vクラス 11kW以上, 400Vクラス 18.5kW以上・・・ノイズバイパス回路 R0,S0
(R46,R41,R20,
S20)
回路図1 200Vクラス 0.4 〜22kW,
400Vクラス 0.75〜22kW
回路図2 200Vクラス 30kW以上,400Vクラス 30kW 回路図3 400Vクラス 37kW以上
PO,PA,PB,PC (PA1),(PB1),
(PR1)
回路図1 200Vクラス 0.4〜3.7kW,400Vクラス 0.75〜3.7kW 回路図2 200Vクラス 5.5kW以上, 400Vクラス 5.5kW以上
※1 突入電流抑制回路は+側または−側のどちらかにあります。18.5,22kWは整流回路部に 含みます。
※2 30kW以上の機種の発電制動駆動回路はオプション対応となります。
U/T1 V/T2 W/T3 R/L1
S/L2 T/L3 G/E
PB PA P0
PC
制動抵抗器 PR1
PA1 PB1 PA P0
PC
内蔵制動抵抗器
A部
回路図3
回路図1 回路図2
R/L1 S/L2 T/L3 R46 R41 S0 R20 S20
制御 回路 R/L1
S/L2 T/L3 R0 S0
制御 回路 R/L1
S/L2 T/L3 R0 S0
制御 回路
回路図1 回路図2
CN21
※1
※2
※3
※3