7.1 外部からの運転方法
外部からインバータを自在にコントロールすることができます。
運転方法によって、パラメータ設定内容が異なります。パラメータ設定をする前に、運転方法(運転信号の入力方 法、速度指令の入力方法)をご確認いただき、下記手順にてパラメータ設定をしてください。
[パラメータ設定手順]
外部信号条件の確認
パネルによる周波数指令の場合
=(設定ダイヤル1)
外部入力による周波数指令の場合
=(端子台 V I)
(RS485 通信)
運転信号:パネル 速度指令:パネル
3. 3:運転方法 運転例1)参照
運転信号:パネル 速度指令:端子台
運転信号:端子台 速度指令:パネル
運転信号:端子台 速度指令:端子台
外部入力による運転/停止の場合
=(端子台) * (RS485 通信)
*シンクロジック/ソースロジック
(入出力端子の論理)切換えが可能です。
詳細は 6. 3. 1 項を参照ください。
パネルによる運転 / 停止の場合
=(パネル)
3. 3:運転方法 運転例3)参照
3. 3:運転方法 運転例2)参照
3. 3:運転方法 運転例4)参照
RUN STOP
+
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7.2 入出力信号による応用運転(端子台からの運転)
・入力端子のシンク/ソースロジックは、セットアップメニューの選択により設定されます。(3.1 項参照)
7.2.1 入力端子機能
外部のプログラマブルコントローラなどから制御入力端子に信号を送り、インバータの運転や設定を行うときに使 用します。
接点入力端子の機能は、複数の機能から選択できるため、システム設計する上で柔軟に対応することができます。
[制御端子台]
■接点入力端子の機能設定
端子記号 タイトル 機 能 調整範囲 標準出荷設定値
入力端子選択1A(F) 2(F)
入力端子選択1B(F) 0(機能なし)
F
入力端子選択1C(F)
0~201 注 1)
0(機能なし)
入力端子選択2A(R) 4(R)
入力端子選択2B(R) 0(機能なし)
R
入力端子選択2C(R)
0~201 注 1)
0(機能なし)
入力端子選択3A(S1) 10(SS1)
S1 入力端子選択3B(S1) 0~201 注 1)
0(機能なし)
入力端子選択4A(S2) 12(SS2)
S2 入力端子選択4B(S2) 0~201 注 1)
0(機能なし)
アナログ/接点入力 選択(V I 端子)
0:電圧信号入力(0-10V)
1:電流信号入力(4-20mA)
2:接点入力
3:電圧信号入力(0-5V)
V I 0
入力端子選択 5 8~55 注 3) 14(SS3)
注 1)1つの端子に複数の機能を設定した場合、割付けた機能が同時に動作します。
注 2) 常時動作機能を設定する場合は、または(常時動作機能選択)に割付けます。
注 3) V I を接点入力(シンクロジック)にて使用する場合、P24 端子との間に必ず抵抗を接続してください。
OUT NO CC F R S1 S2 P24
FLA FLB FLC CC VI P5 FM
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■接続方法
1)a接点入力の場合
CC 入力端子
★入力端子とCC(コモン)を短絡させることで 動作します。正転・逆転,多段速等に使用 します。
インバータ
a接点スイッチ シンク設定の場合
2)トランジスタ出力による接続(シンクロジック)の場合
★入力端子とCC(コモン)をプログラマブルコ ントローラの出力(無接点スイッチ)と接続 して、制御できます。正転・逆転,多段速等 に使用します。トランジスタは、24Vdc-
5mAで動作するものを使用してください。
CC 入力端子
インバータ プログラマブルコントローラ
※プログラマブルコントローラとのインターフェースについて
オープンコレクタ出力のプログラマブルコントローラで制御する場合、インバータの電源がONのままでプロ グラマブルコントローラをOFFすると、制御電源電位の高さの違いにより、以下のような誤った信号がイン バータに流れます。インバータの電源がONのときには、プログラマルコントローラをOFFできないように インターロックを必ずとってください。
外部
+24V電源
P24
COM
ヒューズ ヒューズ切れ
検出回路
インバータ内部
+24V電源
+24V
プログラマブルコントローラ インバータ
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■使用例 1・・・
3 ワイヤ運転(ワン・プッシュ運転)
3 ワイヤ運転機能を使用すると、外部信号(復帰形接点信号)の入力により、シーケンス回路を組まずに運転を 自己保持してインバータを運転することができます。
F
CC S2
正転
逆転 HD
正転(F):正転(F)を押すと指定された周波数指令値で正転運転します。
逆転(R):逆転(R)を押すと指定された周波数指令値で逆転運転します。
HD(S2):HD(S2)を押すと減速停止します。
R
R F HD
電源
注2)
ON OFF ON OFF ON OFF ON OFF 正転
逆転 0
注3)
出力周波数
注1) 3ワイヤ運転時は、=(ST:運転準備)、=(端子台)に設定してください。
入力端子選択で、いずれかの入力端子に HD(運転保持)を割付けてください。上図のように S2 端子に割付ける場合は、=(HD:運転保持)に設定してください。
注2) 電源を入れる前に、各端子を ON している場合、電源 ON 時には、端子入力は無視されます。(突 然動き出すと危険なため。)電源 ON 後に改めて、端子入力を ON して下さい。
注3) HD が OFF 時に、F または R を ON しても、無視されます。R が ON 時に HD を ON しても運 転しません。その状態のまま、さらに、F を ON しても運転しません。一旦、F および R を OFF
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注4) 3ワイヤ運転中に、ジョギング運転の指令をすると、停止します。
注5) 直流制動中に起動信号を入力しても、直流制動を継続しますので、ご注意ください。
注6) HD(運転保持)が保持するのは、F と R のみです。F または R が他の機能と組合せて使用する場 合、他の機能は保持されませんので、ご注意ください。
例えば、F と SS1 を割付けた場合、F は保持されますが、SS1 は保持されません。
[パラメータ設定]
端子記号 タイトル 機 能 調整範囲 設定例 S2 入力端子選択 4A (S2) 0~201 50
(HD 運転保持)
■使用例2…ジョギング運転
ジョギング運転は、モータを寸動運転させる場合に使用します。
ジョギング運転信号を入力すると、設定した加速時間とは無関係にジョギング運転周波数を直ちに出力します。
いずれかの入力端子にジョギング運転機能を割付けてください。例えば、S2 端子に割付ける場合、=
に設定します。ジョギング用入力端子(S2 端子)と F または R が ON している間、ジョギング運転が行え ます。
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・ジョギング周波数は、5Hz 固定です。
・停止パターンは、減速停止です。
・ジョギング運転設定端子は運転周波数がジョギング周波数以下で有効となります。
ジョギング周波数より運転周波数が高い場合動作しません。
・途中で運転指令が入力された場合でも、ジョギング運転が優先されます。
・ジョギング周波数は、上限周波数(パラメータ)に制限されません。
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■接点入力端子機能設定一覧
パラメータ設定値 パラメータ設定値
正論理 負論理 機 能
正論理 負論理 機 能 割付機能なし PID制御禁止
正転運転指令 通信からローカルへの切換え 逆転運転指令 運転保持(3 ワイヤ運転の保持)
運転準備 PID積分・微分クリア リセット指令 PIDの特性切換え
多段速指令1 外部接点アップ周波数入力 *1
多段速指令2 外部接点ダウン周波数入力 *1
多段速指令3 外部接点アップ/ダウン周波数クリア *1
多段速指令4 フリーラン指令
ジョギング運転モード 周波数指令端子台
外部入力トリップ停止指令 コマンドモード端子台
直流制動指令 パラメータ編集許可
第 2 加減速選択 強制減速指令
第 2V/F設定切換え パラメータ編集禁止
第 2 ストール防止動作レベル
*1:(周波数設定モード選択)=(アップダウン周波数)設定時に有効となります。
周波数設定範囲は、~(上限周波数)です。設定周波数に対する加減速時間は、加減速切換しない 限り、/になります。
☆入力端子機能の詳細は、11.6 項を参照ください。
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7.2.2 出力端子機能(シンクロジックの場合)
インバータから外部の機器へいろいろな信号を出力するときに使用します。
接点出力端子の機能は、複数の出力端子機能から選択することができます。OUT 端子は 2 種類の機能を設定し、
同時にONまたはどちらかがONした時に出力させることができます。
[制御端子台]
■使用方法
FLA,B,C の機能 :パラメータで設定
OUT-NO の機能:パラメータ,で設定 FLA FLB FLC FL
OUT
NO
■出力端子に1種類の機能を割付ける
端子記号 タイトル 機 能 調整範囲 標準出荷設定値