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Operating Systems

A.7 HugePagesの概要

A.7.6 透過的なHugePagesの無効化

インストールを開始する前に、透過的なHugePagesを無効にすることをお薦めします。

透過的なHugePagesメモリーが標準のHugePagesメモリーと異なるのは、カーネル

のkhugepagedスレッドが実行時にメモリーを動的に割り当てるためです。標準のHugePagesメモ リーは起動時に事前割当てされ実行中には変更されません。

注意: 透過的なHugePagesがUEK2カーネルおよびそれ以降のUEKカーネルで無効になっ

ていても、Linuxシステムでは透過的なHugePagesをデフォルトで有効にすることができ ます。

Red Hat Enterprise Linux 6、Red Hat Enterprise Linux 7、SUSE 11、Oracle Linux 6および以前のリリ ースのOracle Linux用のUnbreakable Enterprise Kernel 2 (UEK2)カーネルに付属するOracle Linux 7で は、透過的なHugePagesメモリーがデフォルトで有効になっています。

透過的なHugePagesを使用すると、実行中にメモリー割当ての遅延が生じます。パフォーマンスの

問題を回避するために、透過的なHugePagesはすべてのOracle Databaseサーバーで無効にすること をお薦めします。かわりに標準のHugePagesを使用すると、パフォーマンスが向上します。

透過的なHugePagesが有効かどうかを確認するには、rootユーザーとして次のコマンドのいずれか

を実行します。

Red Hat Enterprise Linuxカーネルの場合:

# cat /sys/kernel/mm/redhat_transparent_hugepage/enabled

その他のカーネルの場合:

# cat /sys/kernel/mm/transparent_hugepage/enabled

次に示すのは、[always]フラグを有効にして透過的なHugePagesを使用している場合を示す出力例 です。

[always] never

注意: 透過的なHugePagesをカーネルから削除した場

合、/sys/kernel/mm/transparent_hugepageと/sys/kernel/mm/redhat_tra nsparent_hugepageのどちらのファイルも存在しません。

透過的なHugePagesを無効にするには、次の手順を実行します。

1. Oracle Linux 6以前のリリースでは、/etc/grub.confファイルで、カーネル・ブートの行 に次のエントリを追加します。

transparent_hugepage=never

次に例を示します。

title Oracle Linux Server (2.6.32-300.25.1.el6uek.x86_64) root (hd0,0)

kernel /vmlinuz-2.6.32-300.25.1.el6uek.x86_64 ro root=LABEL=/ transparent_hugepage=never

initrd /initramfs-2.6.32-300.25.1.el6uek.x86_64.img

Oracle Linux 7以上では、ファイル名はオペレーティング・システムにより異なります。使用

するオペレーティング・システムのドキュメントで正確なファイル名および透過的

なHugePagesを無効化するステップを確認します。

例えば、Oracle Linux 7.3では、透過的HugePagesを無効化する手順に

は/etc/default/grubファイルの編集およびコマンドgrub2-mkconfigの実行が含まれ ます。

2. システムを再起動して変更を確定します。

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