表8 移植ヤツマタモク葉体の藻礁への着生 Table 8 Nユmb⊂ of i海dividuals of もrans−
Planted Sargassum paちe葺s settled on the artifieiaま reet
E区
(単位㎝)直 接 移 植 種 苗 中間育成種蓄
年 月 日
南 側 面 礁 上 面 北 側 面 (礁上面)
58,
T9.
U0,
(0 ) i11.D i18.3)
i1L7)
i3.6)
i32.3)
i21.9)
i16.1)
(0 ) i25.1)
i41.6)
i16.4)
i40.9)
i58.3)
i20.4)
i40.9)
(0 ) i2.0)
i0 )
i2.4)i2,2)
i0 ) i0 ) i0 )
00000000
(0)
i0)
i0)
i0)
i0)
i0)
i0)
i0)
W区
(単位απ)直 接 移 植 種 苗
中間育成種苗
年 月 臼
南 測 麟 礁 上 面 北 側 面 (礁上面)
58, 8. 4 0
(0)
0(0)
0(0)
0 ( 0)王0. 至3 1王.0 (45) 3王.0 (王4,4) 7.5 (7.0) 1 ( 1ユ)
11. 30 7.0 (7涯) 21.8 (31.1) 0.5 (0.7) 1 ( 1.5)
59. 2, 15 7.5 (9.7) 22.3 (30.5) 2.0 (3.1) 3 (37.5)
4. 王2 6.5 (92) 13.0 、i32.5) 6.5 (10.5) 0 ( 0)
9. 7 0
(0)
17.0 (77.3) 0(0)
0 ( 0)12. 20 0
(0)
9.7 (42.2) 1.0 (ユユ.ユ) 0 ( 0)60. 2. 14 10 (71.4) 8.5 (37.G) 1.0 (5.6) 一
( 一)
(注) 三糸1本75伽当りの着生個体数(着生率)
一一
V1一
i
鳶
表9 C区オオバモクの生育
Table 9. growth of Sargassurn ringgIdianu鵜
(58.12.13移植 孚.P5挽 砂泥域)
葉 体 長 魑生個体数
年 月 β 記 事
藻礁一1正型
藻礁一1型
藻礁一∬型 藻礁一}型58.12.13 (移植) 0,1伽 0.1αノz 270本(100%) 450本(100%) 移植時, 瑳藻多く,軟弱化で芽いたみ気味
59.2.15 0.3(0.1−0.5) 0.3(α2−0.5) 19.5(7.2) 18.0(4,0) 初鈍1}葉(イチョウ型) 2〜4放,葉巾1〜37πη,主註=湛長0.57π版 4.12 0,5(0.4−0.6) 0.3(0.2−0.5) 6,5(2,4) 8.5(1,8) 〃 3〜4放,〃 2〜3η島多毛類棲管多い
6.20 0.4(0.2−0,7) 0.5(0.2) 6,5(1.4) 葉体縁辺食害
9.7 2.9(2.8−3.0) 2.5 1.0(0.4) 0.5(0.1) 〃 2〜5枚, 〃 5篇
10.18 6.9(0,6−12,0) 5.3(3.4−12.7) 1,5(0.6) 4.5(1.0) 〃 2〜6放 ,葉巾ma × 107π規, 葉馨ζ乗蓑51πη1, 根径5〜87π
12.20(璃三後) 2.4(1.8−2,8) 3.6 1,5(0.6) 0.5(0.1) へら型葉3〜4枚謙i長12翻で糸巻き込み
60.2.14 17.2 7、5(0.7−26.0) 0.5(0.2) 4.0(0.9) 最大1置体17Llg ,3〜6枚, 茎長2磐7御π,根径202πηゴで巻き込み活着 4.11 5.9(4,0−10.0)
一 2.0(0,7) 0
5.15 一 1.5 0 1.0(0.2)
7.12 欠測 〃 〃 〃
8.22 一 一 0 0
9.25 一 r〜 o 0
11.6 茎のみ 3.7 3.0(三.1)
i.0(02)
ほとんど葉は流失,茎のみ残12.5(2年後) … 茎のみ 0 2.0(0.4)
※ 着生個体・数は種糸1本当り
した状態で推移するが,夏期の衰退期には再び豊幡が進み,前年度の生育の悪いもので減耗が高くなる 傾向がみられた(表7)。
移植後の生残率は造成区域,移植礁の皇別の差は少なく,また移植時の葉体が若千大きくても類似し た滅耗傾向を示し,生残率においても中間育成種苗の優位性は認められなかった。
移植葉体の藻礁への着生(表8)は,移植3ヶ月目,里長2(㎞前後で,盤状根の粒径が5〜6伽以上 で認められるのが多いが,着生に要する時間は種々条件により異なると考えられる。今圓巻きつけ時に 礁面近くに位置した葉体は糸を巻き込まないでより早く直接礁に着生し,また移植時に脱落した葉体が 糸の周辺に多数着生し,早くから小型で着生する葉体が認められている。
藻礁への着生率は,群落を形成した礁上では,移植年の繁茂期で平均36%,2年霞で約31%であった。
人工種苗葉体の生殖器床の形成は,天然と同時期であったが,4月頃に短長70翻以上の生育良好な葉 体で形成を開始し,6月には器床の長さ4〜5㈱に肥大し,雄では一部放出した器床も認めたが,器床 平成は原藻産地の長門市鉱毒におけるような器床の肥大もなく大量には形成されなかった。
これは,造成地の地形的条件から,器床形成期に波浪による主枝,側枝の切断が多いことと葉上着生 生物による葉体の汚れが多くなることの影響と考えられた。
2) 再生による群落の再現
移植翌年に再現される群落の葉体は,①盤状根中心部(茎)および周辺部からの発芽,②前年生育不 良個体からの主枝形成伸長,③前年主枝の切断残存部からの発芽体で構成されているが,①に由来する 再生葉体が最も多く,茎先端からの主枝の生長が早かった。
茎の側面および盤状根周辺部からの発芽で2年目には株数が1〜4本に増加しているが,これらの生 長は茎先端からの生長に比較して遅れを示した。再生は礁に着生していない不安定な状態下でも行い,
前年に十分な生育がみられなかった革綴5勲位の小葉体の盤状根からも発芽している。
再生発芽は,前年主枝の流失が増加する4肩頃には認められ,茎からの再生葉体は6月には平均5〜
6αη,9月に11α1z位となり,盤状根からの発芽体も5〜7翻(最大12〜17仰)に生育し,12月にはこれ らの葉体で群落を再現した。
5) 繁茂期の拡大について
繁茂期の拡大延長:をはかる方法の一つとして,繁茂期の異なるオオバモクを導入し,種の組み合せに よる拡大を検討したが,本綴は生育が非常に緩慢であり,また移植後の減耗が大きく,群落造成の見通
しはまだ得られていない。1983年度の移植例(表9)では,エ2月に平均葉長:1㎜前後の葉体を移植し,
ユ年2ケ月後に最大26餓,根径2侃に生育し,礁に着生している侮体を認めた。1年爵の生長は徳島県,
大分県での移植試験並みであったが,滅耗が激しく2年後には追跡が不可能となった。また,1984年 度に再度移植を行い,移植時期,水深,原藻移植法等により検討を重ねたが,同程度の生長は示すが,
減耗により,よい結果は得られていない。原藻移植したものが比較的生長,生残がよく,今後の追跡が 可能な程度であった。
このような不調は魚種の生育が非常に緩慢なことにもよるが,12局頃の移植時期が他の海藻類の繁茂 期であり,競合により生育がかなり影響されているように考えられ,試験地のような植生の豊かな海域 では,植生の制御などの技術開発が必要である。
また,移植時期,水深帯を変えることにより移植造成技術面から繁茂期を拡大する検討をヤツマタモ ク,マメタワラ,オオバモクについて行った。その結果(図19)ヤツマタモクの事例では,7月に移植し,