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構成概念

概念

調

・高齢者の個人特

年齢 性別 続柄

・高齢者の健康障 害の程度 認知症診断の有無 認知症の種類

・高齢者の日常生 活障害の程度 要介護度 B PSD

認知症高齢者の日 常生活自立度

・家族の個人特性 年齢 性別 続柄 同居者 介護期間

・ 介護保険 制度の利用 内容

SF-8 J-ZB I

予備調査 項目数(=

問いの数)

11 5 5 7 11 6 5 5 6

本調査項 目数(=問

いの数)

11 5 5 6 10 6 2 5 6 8 8

尺度 名義尺度 名義尺度

比例尺度 名義尺度 順序

尺度 順序 尺度 [在宅で生活する認知症高齢者家族のソーシャルサポート尺度]

名義尺度

在宅で生活する認知症高齢者家族のソーシャルサポート

『先行要因』 『在宅で生活する認知症高齢者家族のソーシャルサポート』 『ソーシャルサポートのアウトカム』

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表 7 認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度-アイテム(Version1)

概念

1 あなたの話を聴いてくれる人は誰ですか

2 あなたにとって時間を問わず何でも相談できる人は誰ですか 3 あなたにとって気兼ねなく相談できる人は誰ですか

4 あなたにとって信頼できる身近な専門職(看護師・医師・ケアマネージャーなど)は誰ですか 5 あなたの健康を気遣ってくれる人は誰ですか

6 認知症高齢者の病気は安定していますか

7 あなたが同居している家族の健康状態は安定していますか

8 家族同士の喧嘩を仲介してくれる人は誰ですか

9 家族が休息できるサービス(デイサービス・ショートステイなど)利用の手続きをサポートしてくれる人は誰ですか 10 あなた自身が休息できるサービス(デイサービス・ショートステイなど)を利用していますか

11 介護用品を譲ってくれる人は誰ですか 12 認知症高齢者の症状が安定するような

ケアを提供してくれる専門家(看護師・医師・ケアマネージャー・介護士など)は誰ですか 13 認知症高齢者の健康状態が悪化したとき、

適切な助言をしてくれる専門家(看護師・医師・ケアマネージャー・介護士など)は誰ですか 14 あなたの家事を手伝ってくれる人は誰ですか

15 あなたの介護を手伝ってくれる人は誰ですか

16 近隣に家族が認知症であることを理解してもらえ、困ったときには手助けしてくれる人は誰ですか 17 あなた自身が健康でいられるようにサポートしてくれる人は誰ですか

18 認知症高齢者の年金を介護費用に充てることができていますか

19 認知症高齢者の健康状態についてわかりやすくあなたに説明してくれる人は誰ですか 20 認知症という病気のことを知ることができる情報をあなたに提供してくれる人は誰ですか 21 介護に活かすことができる情報をあなたに提供してくれる人は誰ですか

22 あなたの介護負担感を軽減させるような助言をしてくれる人は誰ですか

23 認知症介護を行っている者が集える家族会などの存在をあなたに教えてくれる人は誰ですか

24 家族の関係性がよくなるような情報をあなたに提供してくれる専門家(看護師・医師・ケアマネージャー・介護士など)は誰ですか

25 あなたはデイサービスやショートステイを利用することで自分のストレス発散のための自由な時間を確保できていますか 26 あなたはときには友人と会って気晴らしができていますか

27 あなたはときには別居している家族に会って気晴らしができていますか 28 あなたはショートステイを利用することで良質な睡眠がとれていますか

29 あなたはショートステイを利用することで自分の心に余裕が生まれていると感じますか

30 あなたには介護者という役割が与えられていると思いますか 31 介護しているあなたを褒めてくれる人は誰ですか 32 介護しているあなたを応援してくれる人は誰ですか 33 介護しているあなたに感謝してくれる人は誰ですか

34 あなたには介護に関する信念(両親は子どもが介護すべきなど)がありますか

35 認知症高齢者の症状に合わせた介護方法をあなたと一緒に考えてくれる人は誰ですか 36 認知症高齢者の症状が進行したとき、介護サービスを調整してくれる専門職

(看護師・医師・ケアマネージャー・介護士など)は誰ですか

37 あなた自身の休息の時間を確保できるように介護サービスを調整してくれる人は誰ですか 38 あなた自身の趣味を継続できるように介護サービスを調整してくれる人は誰ですか 39 家族の疲労に合わせて介護サービスを調整してくれる人は誰ですか

40 あなたに介護が偏りすぎているとき、家族内で助け合うよう助言してくれる人は誰ですか

下位概念とそのアイテム

在 宅 で 生 活 す る 認 知 症 高 齢 者 家 族 の ソ シ ル サ ポ ト

情緒的サポート(7項目)

道具的サポート(11項目)

情報的サポート(6項目)

コンパニオンシップサポート(5項目)

承認(5項目)

調整的サポート(6項目)

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2.「試作版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度」の精錬化:

「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度」の作成

この尺度について,内容的妥当性および表面的妥当性を検討する第一段階として,地域 看護学・高齢者看護学の教員,大学院生に質問項目の評価を依頼し,ソ-シャルサポ-トの 質問項目として適切か,質問項目のわかりやすさ,回答項目のわかりやすさを訪ねた.そ の結果をもとに,項目を改良し,「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺 度-アイテム Version2」(40 項目)を作成した.

1)内容的妥当性の検討

内容的妥当性とは,尺度の項目が測定しようとしている概念の内容を偏りなく反映して いるかに関する概念であり,準備した項目群が,測定したいと思っている測定内容や定義 と合致しているか,またそれらを網羅的にとらえているかという点に注意しなければなら ない(鎌倉,2007).

内容妥当性を検討する方法としては,その内容について熟知した専門家あるいは作成し ようとする質問紙の測定内容についてある程度知識のある 3~4 名に依頼し,作成した項目 の各々がその定義に合致しているか否か,また質問項目が分野全体を正しいバランスで適 切に代表しているかどうかを判断してもらう方法が提唱されている(鎌倉,2007).

(1)対象

「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度-アイテム Version1」の内 容的妥当性の検討は,以下のいずれかの条件にあてはまる専門職および研究者に,口頭お よび文書(資料 8,9)を用い協力を依頼した.

・高齢者看護学,地域看護学の教育や研究に携わっているもの(教員及び大学院生)

・認知症看護の実践に携わり,臨床経験が 3 年以上あるもの (2)実施期間

2011 年 3 月とした.

(3)方法

内容妥当性の検討は,志自岐(1999)を参考に実施する.対象者には,「試作版在宅認知症 高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度」を構成する 5 つの概念(情緒的サポ-ト,道具的サポ-ト,情報的サポ-ト,コンパニオンシップサポ-ト,承認,調整的サポ-ト)について,各定 義を最初に提示した(資料 9).

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その後,各項目を読み,最も当てはまると思われる概念に分類してもらった.その際,

振り分けられる概念がないと思う場合には,「該当なし」と回答してもらった.その後.別 紙にて,「試作版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度」の構成概念として理解し にくい項目や不適切と考えられる項目,不足している項目があれば,自由記述してもらっ た.

2)表面妥当性の検討

表面妥当性とは,測定しようとしているものを測定しているように見えるかどうかとい った見かけ上の妥当性である(上里,2003).ここでは,内容妥当性の検討に基づき,アイ テムを修正し作成した「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度-アイテ ム Version2」を用い,表面妥当性の検討を行い「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度-アイテム Version3」を作成した.

(1)対象

以下の選定条件を満たす者に行う.

①在宅で生活し認知症高齢者を主に介護している家族

②認知症高齢者の血縁の主介護者家族(同居の有無は問わない) (2)実施期間

2012 年 3 月とした.

(3)方法

表面妥当性の検討に関する手順は以下の通りであった.

①「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺度-アイテム Version1」に内 容妥当性の検討を加えた質問紙「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-ト尺 度-アイテム Version2」を作成した.

②選定条件を満たし,同意が得られた者に「予備調査版在宅認知症高齢者家族のソ-シャル サポ-ト尺度-アイテム Version2」を配布した(資料 10,11).

③対象者には,一通り回答してもらい,回答所要時間,回答しやすさ,理解しやすさ,回 答への負担感,感想や私的事項について別紙で解答してもらった.

④ 回答終了後,解答用紙は各自で厳封し,投函してもらった.