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31 年齢介護期間職業認知症高齢者との続柄年齢性別病名介護度介護サービスの利用状況同居の有無170歳代4年無職妻60歳代男性アルツハイマー病要介護5

ホームヘー 1回/ デイサー 1回/ 入浴サー 2回/ 往診医師 2回/ ートテイ 2回/

同居 260歳代19無職嫁(長男100歳代女性脳血管性認知要介護3デイサー 3回/ ートテイ 1回/別居 (徒歩1分) 370歳代9ヶ無職 (洋裁:1日1-2時間)70歳代男性マー要介護2デイサー 4回/ 福祉用具同居 480歳代5ヶ無職80歳代女性マー要支援2デイサー 1回/同居 550歳代9ヶ無職嫁(長男80歳代男性ー小体型認知要介護3

ホームヘー 2回/週 デイサー 2回/ 入浴サー 1回/ ートテイ 1回/

別居 (徒歩5分) 650歳代5年無職長女90歳代女性マー要介護3デイサー 2回/ ートテイ 1回/3泊4 福祉用具同居 780歳代2年10自営(洋品店)80歳代女性マー要介護3訪問看護 1回/ デイサー 3回/同居 860歳代1年8自営(鉄工業)70歳代男性ー小体型認知要介護5

デイサー 6回/ 入浴サー 1回/ ートテイ 過去1回 3泊4 往診医師 2回/

同居 940歳代2年10無職長男70歳代女性マー要介護2デイサー 2回/同居 1060歳代11年無職三女90歳代女性マー要介護5デイサー 5回/ 入浴サー 1回/ ートテイ 1回/月 6泊7同居 1150歳代10年9事務職(ート次女80歳代女性マー要介護3デイサー 4回/ ートテイ 1回/2ヶ月 6泊7同居

家族表3 研究参加者概要(予備研究Ⅱ) 認知症高齢者

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2. 在宅で生活する認知症高齢者家族のソ-シャルサポ-トの内容(表 4)

認 知 症 高 齢 者 家 族 の 語 り か ら ,【 】 で 示 す Gottlieb,Benjamin H . (2005) ら (Gottlieb,B.,2005)のソ-シャルサポ-トの 5 分類と新たに抽出された 1 分類の合計 6 分類にソ-シャルサポ-トが分けられた.また,《 》で示す 23 の大カテゴリ-,〈 〉 で示す 62 の中カテゴリ-,‘ ’で示す 188 の小カテゴリ-が抽出された.

1)【情緒的サポ-ト】

【情緒的サポ-ト】は,《話を聴いてくれる》《時間・内容を問わず相談できる》《気兼ねな く相談できる》《信頼できる専門職が身近にいてくれる》《自分と患者の健康状態を気遣っ てくれる》《患者や同居家族の健康状態が安定している》《家族間の不和を仲介してくれる》

という 7 つの大カテゴリ-から構成されていた.

(1)《話を聴いてくれる》という大カテゴリ-は,〈話を聴いてくれることが支えになる〉と いう中カテゴリ-から抽出されており,‘医師が話を聴いてくれたことが心の支えになった’

‘看護師が話を聴いてくれたことが心の支えになった’ ‘夫が話を聴いてくれたことが心 の支えになった’ ‘近所の人が話を聴いてくれたことが心の支えになった’ ‘友人が話 を聴いてくれたことが心の支えになった’という 5 つの小カテゴリ-から構成されていた.

これらは,家族にとって身近な人が話を聴いてくれることが,家族の精神的な支えにな っていることを表していた.

(2)《時間・内容を問わず相談できる》という大カテゴリ-は,①〈緊急時に相談できる相 手がいる〉②〈緊急ではなくとも何でも相談できる相手がいる〉という 2 の中カテゴリ-から抽出された.

〈緊急時に相談できる相手がいる〉という中カテゴリ-は,‘緊急時には医師に連絡すれ ばすぐにきてくれる’‘緊急時に動揺している自分を落ち着かせてくれる’‘ケアマネ-ジャ -に発熱時のケアを相談し頼った’ ‘ショ-トステイ中も 24 時間電話で対応してくれる’

という小カテゴリ-から構成されていた.〈緊急ではなくとも何でも相談できる相手がいる〉

という中カテゴリ-は,‘いつでも相談に対応してくれるという医師とのつながりがあるこ とが安心できる’‘患者の体調を知っている看護師に何でも相談できる’‘複数の相談でき る相手がいる’という小カテゴリ-から構成されていた.

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これらは,相談する時間や内容を問わず,いつでも相談できるということが,家族の精 神的な支えになっていることを表していた.

(3)《気兼ねなく相談できる》という大カテゴリ-は,〈気兼ねなく相談できることが精神 的支えになる〉という中カテゴリ-から抽出された.これは,‘ケアマネ-ジャ-に介護上の 疑問や不安を解決してもらった’‘地域包括支援センタ-職員には何でも相談できる’‘医師 に介護が疲れたことも話せて精神的に救われた’‘ケアマネ-ジャ-には何でも話せて親しみ やすい’‘デイサ-ビス職員は何でも話せるので精神的支えになっている’‘医師・ヘルパ-の友人・民生委員の友人は何でも相談できる’‘友人は何でも話せるので精神的支えになっ ている’‘看護師には家族に相談できないようなことを相談できる’ ‘いつでも相談でき る場所がある’‘家族会で話ができ,またほかの介護家族の体験も聞ける’‘病気のことを 相談できる場所がある’ ‘近所の人に認知症であることを伝えて精神的に楽になった’‘看 護師が自分の立場も理解してくれている’‘かかりつけ病院の看護師・隣人・友人・マンシ ョンの管理人などが,患者の病状や自分がおかれている立場を理解してくれている’‘自分 の立場を理解してくれている気の許す友人がいる’という小カテゴリ-から構成されていた.

これらは,遠慮や敬遠をしなくともよい相手に相談ができることが家族の精神的支えにな っていることを表していた.

(4)《信頼できる専門職が身近にいてくれる》という大カテゴリ-は,①〈信頼できる看護 師がいてくれる〉②〈信頼できる医師がいてくれる〉③〈信頼できるケアマネ-ジャ-がい てくれる〉という 3 つの中カテゴリ-から抽出された.

〈信頼できる看護師がいてくれる〉は,‘看護師を信頼している’という小カテゴリ-か ら構成されていた.〈信頼できる医師がいてくれる〉は,‘かかりつけ医師が認知症の行動・

心理症状を理解してくれた’‘医師がきちんと患者を診てくれるので信頼できる’という小 カテゴリ-から構成されていた.〈信頼できるケアマネ-ジャ-がいてくれる〉は,‘ケアマネ -ジャ-を頼りにしている’‘ケアマネ-ジャ-が現在の介護の土台を作ってくれた’という小 カテゴリ-から構成されていた.

これらは,信頼できる専門職が身近にいてくれることが,家族にとって精神的な支えに なっていることを表していた.

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(5)《自分と患者の健康状態を気遣ってくれる》という大カテゴリ-は,①〈専門職が患者 だけでなく介護している家族の健康も気にかけてくれる〉②〈家族が自分・患者を見舞い に来て気遣ってくれる〉③〈家族が自分を気遣ってくれる〉④〈隣人が自分と患者を言葉 で気遣ってくれる〉⑤〈友人が自分と患者を言葉で気遣ってくれる〉⑥〈家事や介護を交 替できることを自分に伝えてくれる〉という 6 つの中カテゴリ-から抽出された.

〈専門職が患者だけでなく介護している家族の健康も気にかけてくれる〉は,‘訪問看 護師が家族の健康まで気にかけてくれることが精神的支えになる’‘ケアマネ-ジャ-が緊急 時に気にかけてくれる’‘看護師が家族に関心をもってくれることで安心して日々の介護を することができる’という小カテゴリ-から構成されていた.〈家族が自分・患者を見舞い に来て気遣ってくれる〉は,‘兄弟が自分を気遣ってくれ見舞いにきてくれる’‘子どもが 自分・患者を気遣って見舞いにきてくれる’‘患者の兄弟が患者を気遣って見舞いにきてく れる’という小カテゴリ-から構成されていた.〈家族が自分を気遣ってくれる〉は,‘孫が 自分を気遣って電話をかけてきてくれる’‘姉が自分を気遣ってとても心配してくれる’‘夫 が介護をしている自分に感謝をしてくれ,家事を手伝おうと思ってくれている’という小 カテゴリ-から構成されていた.〈隣人が自分と患者を言葉で気遣ってくれる〉は,‘隣人が 家事を手伝ってくれるとき自分と患者の体調を気遣ってくれる’‘マンションの管理人が介 護者の体調を気遣って声をかけてくれる’という小カテゴリ-から構成されていた.〈友人 が自分と患者を言葉で気遣ってくれる〉は,‘友人が介護をしている私の健康を気遣ってく れる’という小カテゴリ-から構成されていた.〈家事や介護を交替できることを自分に伝 えてくれる〉は,‘隣人・息子は,患者の体調に変化があったときには助けを求めれば応え てくれることが安心につながる’ という小カテゴリ-から構成されていた.

これらは,患者だけでなく家族自身も気遣われているという実感があることが,家族の 精神的支えになっていることを表していた.

(6)《患者や同居家族の健康状態が安定している》という大カテゴリ-は,〈患者や同居家族 の健康状態が安定している〉から抽出され,‘患者の健康状態が安定していることが自分の 心の安定を保つことができる’‘デイサ-ビス職員から患者の良い情報を提供されることが 心の支えになる’‘患者以外の家族が健康でいてくれる’という小カテゴリ-から構成され